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2011年4月18日 (月)

OBA「NGばるばろい!!」第四話"犬死にファンクのスーサイドマン!"

(前回までのあらすじ) NGバルバロイは人々の心に希望の灯をともすため、同一時間平面上に四体同時登場し、対地震汎用音楽奥義「空震災」を完成させる。「空震災」の力で人々の希望を取り戻したものの、時空警察の卑劣な罠で四体のNGのうち、三体は惨殺されてしまった。最後に残ったNGの仮想現実人格であるリー君を連れて時空警察から逃れたマミ。しかしマミもまた虚ろな仮想現実人格であったため光の中に消えてしまう。「今夜7時、下北沢three、驢馬」という謎のキーワードだけを残して…。果たして仮想現実人格リーはNGバルバロイになれるのか?!驢馬とは一体!?

 

 リーは下北沢駅南口に降り立った。人々でごったがえしているが、下北沢にいつも溢れる若者特有の恥ずかしい活気というものは希薄であった。それもその筈、時空警察の警官たちがそこらをうろうろしているのだ。リー変装のためのサングラスをかけた。なんとしてもthreeまでは無事に辿り着かなくてはならない。尾行もされてはならない。
 リーが警戒しているとそこに奇妙なおじさんがやってきて話しかけてきた。
「これだよ。」
 ……いったいなんだこのおじさんは?リーは訝しい目でおじさんを見る。日雇い労働者のようにも、暇をもて余した金持ちのようにもみえる不思議な風体のおじさんだった。
 
「…時空警察のやつらが駅前にいた弾き語りのやつらも、ビレッジバンガードでぶらぶらしてた男女も、みんなしょっぴいて行きやがった。弾き語りの音楽やビレッジバンガードにある本は思想・歴史時間軸的に有害なんだってさ。
笑っちまうよな!あんなもん毒にも薬にもなりやしねえのに!ただのナンパな薄っぺらいファッションを取り締まっても真の芸術行動はなくならないのによ!」

 謎のおじさんは今、時空警察の検閲尋問コードに引っかかるような罵詈雑言を吐いている。このままではそこらを巡回している警官に職質されてしまうだろう。しかしこのおじさんは下北沢の時空警察と芸術抵抗運動に詳しいようだった。もう少し情報が必要だ。リーはおじさんを人目の少ない裏通りに連れて歩いた。
「オジサン、ユックリシャベッテ。日本語ムジュカシイ」

「おやおや、兄ちゃん日本人みたいなつらしてるけど外国の方かい?
 じゃあ教えてやろう!時空警察のやつらはな!ローリーも逮捕しちまったんだよ!ローリーてわかるか?!すかんちのローリーだよ。
おれみたいな小心者は下北沢の弾き語りたちが逮捕連行されて行くのを黙って見ていたが、ローリーは違った。彼は駅前にマーシャルのキャビを20台積み上げて延々とソロを弾いたんだ!時空警察にたいする芸術報復活動として!!奴の英雄的行動には脱帽だ。
 だがローリーも時空警察には敵わなかった…結局ローリーも捕まった。それ以来街の芸術活動もすっかり地下にもぐっちまって…
 実はローリーが抗議活動で弾いたギターは私が創ったんだ。うちの庭に生えてるハカランダの木でな。わたしは次なるレジスタンスのギタリストを探しているんだ。そいつのためならトレスでもマンドリンでもハーディガーディでも創ろう。わたしのハカランダで。
なぜなら私のソウルとは……」

「……ソウイウモノデス」
 そこまで聞いていたリーにはこの話が暗号化された合言葉だということに気づいた。
 マミの遺してくれた言葉は魂のスタンスを表明するとともに仲間との連絡手段でもあったのだ。まるでアフリカの部族のトーキングドラムのように。
 リーの言葉を聞いておじさんはニヤッと笑った。
「着いてこい。」
 
 南口商店街を経て、茶沢通りを道なりに直進。代沢三叉路を過ぎ、そのまま三軒茶屋方面に進み、右側にピンクの看板で「酒」が目印。そのビルの地下に、BASEMENT BARの隣にTHREEがあった。
 
 重たい轟音が響き、音楽が聴こえる。「今日はパラダイスの企画なんだ。」とおじさんは言った。「こっちだ、控え室に来い」
控え室の前には長髪の男がたっている。
「ご苦労だった、ハカランダおじさん。」
そして男はリーの方に向き直り、
「わたしのソウルとは…」
例の合言葉だ。
「ソウイウモノデス」
「君がNGくんか、マミから話は聴いている。」
 長髪の男は穏やかな口調で語りだした。
「私の名前はMagic The Suicide MAN。死の世界を歩くものだ。ちょうどマミが投影された映画の光とこの三次元現実界を行き来するように、私は死の世界とこの現世を行き来するものだ。」
リーは長髪の男スーサイドマンが何を言っているのかよくわからなかった。マミの知り合いだということは何となくわかったが。
 
「日本語ムジュカシイ、デモ、リー、マミサンノタメニタタカウ。ワタシノオカアサンハカマキリデス」
 
 スーサイドマンは怪訝な顔をしてハカランダと呼ばれたおじさんに尋ねる。
「どういうことだ?彼はNG君じゃないのか?」
「おれにもわからんよ、マミの最後の連絡では下北沢の駅にNGバルバロイを迎えにこいとだけ言われた。南口に迎えに行くとマミはおらず、この男がキョロキョロしてやがる。だがこいつは合言葉を知っていた。この聖なる言葉を知っている者は壺・ジャジーラ・カラマーゾフに謁見したものだけだ。マミはいないがこいつを連れてくるしか無かったんだ。時空警察もうろついてやがったし…」

二人は何ごとか話している。リーはたどたどしく口をひらいた。

「ボクノ名前ハ、リー。NG、ジャナイ。NG、死ンダ。三人ノNGシンダ。マミサンハキエタ。光ノ中二キエタ。マミサンアエトイッタ。スーサイドマン、ツボ・ジャジーラ。スーサイドマンガ、リーヲNG二スルテガカリモッテル、トイイノコシテキエタ…。マミサン、死ンダ、ノカ?」
 話ながらリーはとても悲しい気持ちになった。
スーサイドマンはどうしたものか決めかねた顔をしている。
「君がマミの友人だということはわかった。
マミは死んだわけではない。この世界での姿を喪っただけだ。
そしてNG君、いや、リー君。君の多次元同位体も死んだわけではない。私は黄泉の世界、中つ国を行き来したがNG君の魂は死の世界にはまだ来ていなかった。
逆に言えば、私は君がNGになる手懸かりを持ってはいないんだ…」
スーサイドマンはすまなそうな顔をしたが、決意したようだった。
「入りたまえ。リー君。
同志マミの名において君を信頼しよう。
NG君は犬死にしていない。リー君、君もまた犬死にさせるわけにはいかないんだ。
 君を壺・ジャジーラ・カラマーゾフに会わせようではないか」

→to be continued…

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OBA「NGばるばろい!!」第3話!!「わたしのソウルとは。」

(前回までのあらすじ)時空警察の陰謀渦巻く中、阿佐ヶ谷にて同一時間平面上に4体同時登場したNG。みごと対震災汎用音楽作戦「空震災」を完成させ、人々のこころに希望の光を灯した。が、すんでのところで時空警察が阿佐ヶ谷ロフトAに踏み入り、三体のNGは時空警察に殺害されてしまう。なんたることだ!!辛くもこの世に残った最後のNGのペルソナ、映画「LOVE!LOVE!!LOVE?」の登場人物である"リー君"はこれまたヴァーチャルリアリティ上の彼女である"マミさん"に連れられて時空警察に包囲された会場を脱出。大久保に逃走した。もはや現実の音楽活動を担っていた三体のNGはこの世から消失し、残すは日本語さえ不自由な人格"リー君"のみである!!どうするNG?どうなるNG?!世界を時空警察の魔の手から救えるのか???そしてアラスカに向かった赤旗先生と奈良の運命は一体どうなったんだ?!!伏線回収する気あるのか???というかあらすじだけで物語を乗り切ろうとする姿勢が丸見えだ!!!大人気オリジナルブログアニメ第三話!

 

 午前3時。暗闇の大久保、職安通りをひた走る男女の姿があった。

 男の名前は「リー」。かつてはNGバルバロイと呼ばれ人々に熱狂をもって迎えられた男と生き写しの姿をしている。それもそのはず。彼はNGバルバロイの第4の仮想現実人格なのである。しかし彼の記憶にはNGバルバロイとしての記憶は無い。NGバルバロイの三つの現実人格は時空警察の襲撃によって命を奪われ消失した。

 「もしかして…」

 リーとともに走る女は短い逃避行の間ずっと考えていた恐ろしい仮説を認めざるをえなかった。

 「もしかして…リー君の記憶は三人のNGがこの時間平面から消失することによってバグを被ったのかもしれない!…そうよね、スクリーンの中からリー君の手を引いて無理やり飛び出してきたんだもの。こうやって三次元上を一緒に走ることだって奇跡にちかいのに…。これ以上高望みしたら罰あたりってもんだわ。」

 リーとともに走る女の名前はマミ。彼女もまたリーと同じく映画「LOVE!LOVE!!LOVE?」の仮想現実から飛び出してきた登場人物である。

 二次元界のキャラクターでありながら彼女は三次元現実界とのコネクションを持っていた。二次元映画界でも時空警察の繰り広げる自粛検閲の弾圧は多岐にわたっていた。彼女は映画のデジタル映像情報上で時空警察に対し視覚閾域化抵抗運動を繰り広げ、三次元現実界の抵抗運動のリーダーと連帯し時空警察に反旗を翻す女性闘士・エージェントだったのである!!

 大久保の薄暗い路地を駆け回り、時空警察をまいたことを確認したマミは古いアパートの一室に逃げ込み、リーもまた部屋に入ったことを確認すると急いで鍵をかけた。

 はあ…はあ…はあ。

 荒く息をつく二人。リーには何が何だかサッパリわからない。

 数時間前、突如としてリーがスクリーンから引っ張り出されたとき、そこは映画上映のイベント会場だった。時空警察が自分とそっくりな3人の男を銃で撃ちまくり、会場は阿鼻叫喚と化していた。一瞬の隙をついてマミさんはリーの手を引き、会場から逃げ出すことができたが…

 ここは一体どこなんだ??マミさんと住み慣れたあのカマキリの卵のある穏やかな一軒家でないことは確かだ。

 「リー君、リー君。混乱してるみたいね…。でももう大丈夫よ。ここは3次元界にあるわたしのアジト。この場所を知ってるものはいないわ」

 マミさんがリーに語りかけた。

 「リー君、何か飲む?大丈夫だから落ちついて。」

「…ぺゴパヨ」

 「リー君、日本語!」

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 マミはとっさに出た自分の口癖に思わず笑ってしまった。今のはマミがリーと暮らしていた日常での口癖だったのだ。

 「フフフ。ごめんねリー君。食べ物は…無いの。リー君の好きなマッコリなら戸棚の奥にあったと思うけど…。」

「日本語、ムジュカシイ…」

 わたしの教えた日本語も覚えていない。恐らくリーの記憶は損失しているのだ…とマミは考えた。

 ・・・NGバルバロイとしての記憶だけじゃない。わたしと過ごしたあの幸せな毎日も…リー君は覚えていない。

 だがマミはリーのペルソナ記憶域に損失が生じる恐れがある危険を承知したうえでリーを映画時間軸から連れ出したのだ。現実界のNGが死んだ。ならば仮想現実界のNGである「リー」を無理やりに現実界に引き出せば、リーはNGとしての記憶や特殊能力を「受肉」し、現実界に再びNGバルバロイとしての希望の存在を生み出せるかもしれない。その万分の一の可能性にマミは賭けたのだ。

 この現実界でのリー君を手助けできたなら…。しかしマミにはもう時間がなかった。

 茶碗に注がれたマッコリを飲みほしたとき、マミの身体が突然光りだした!!

 光に包まれ崩壊してゆくマミの像。

「マミサン!マミサン!ドシタノ!!??マミサン!」

 リーは慌ててマミの身体に触れようとするが、手はマミがいるはずの場所で空を掻くばかり。マミにはもう触れることができない。

「マミサン!」

 

「リー君!もう時間がないの!聴いて!!

 わたしたちのような存在、つまり映画上二次元体は三次元空間上で長時間肉体と意識のコネクトを維持できないわ。なぜなら、わたし"マミ"の三次元空間状態である女優本人は現在この時間軸を生きているし、わたしの行っている「二次元界と三次元界をつなぐレジスタンス」は彼女の意識閾域化で行われているものなの!時空警察を欺くためよ。だから現実界の彼女は何も知らない。おそらく現実での彼女が眠りから覚めたのね。通常の人間が意識を保ちながら同一時間平面上で同位存在することは不可能なの。わたしは、彼女が眠りからさめるまでのあいだの「夢」のようなものってこと。

 でも、でもね、リー君。あなたの三次元体存在である"NG"はこの時間平面で失われてしまった。だから最後の賭けとして"NG"の二次元存在であるリー君。あなたをこの時間平面に連れてきたの。

 マミであるわたしも、リー君であるあなたも、この三次元現実界においては夢とか、幻とか精霊と呼ばれるような状態よ。でも三次元現実界から"NG"が消失してしまった今このときならば、"精霊"であるリー君!あなたが"受肉"して第四の"NGバルバロイ"が復活するかもしれない!時空警察を倒すためにはあなたが必要なのよ!!」

 

「マミサン!マミサン!」

 リーは泣きそうな顔で叫んだ。マミが語る間にもマミの身体はみるみる光に包まれ消え去りつつある。

「マミサン!!リー、日本語ムジュカシイ!!!

 デモ、マミサンの日本語モットホシイ!!!!!!!」

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 記憶の損傷を被ったリーにはマミの言っていることが半分も分からなかった。が長年マミと連れ添ってきたリーにはマミが消えゆくこと、そしてリーにマミの期待がかかっていることは理解できた。

 

「リー君!わたしのリー君!日本語難しいかもしれないけど、これだけは覚えておいて!

 今夜、そう今夜7時。下北沢で会合がある。そこにある男たちがいるわ。彼らこそわたしのレジスタンス組織「驢馬(ろば)」のメンバー。彼らに会って!!

 スーサイドマンという長髪の男がいるはず。死の世界を行き来する能力を持つ彼なら、あなたの失われた記憶や、死んでしまったNGバルバロイの秘儀を復活させることができるかもしれない!!

 そしてスーサイドマンはあなたを壺・ジャジーラ・カラマーゾフに会わせてくれるはず!!彼こそが我がレジスタンスの革命的指導者よ!!

 リー君!いやNGバルバロイ!あなたが壺ジャジーラと手を組むことで、時空警察を倒すことができるかも知れない!!それがわたしの賭ける希望!忘れないで!!

 スーサイドマンと会った時の合言葉は…「わたしのソウルとは…」」

 

「マミサン!!!!!」

 

「……「そういうものです」……」

 

「マミサーーーーーン!!!!!!!!」

 

 マミは光の粒子となって消えた。リーは泣いた。夜明けまで泣いた。マミだけがリーの《生きる理由すべてだったのだ。だがマミはもういない。この国で日本語がわからず狼狽しても、もうマミの顔を見て安心することなどできないのだ。リーはマミの意志を継ぐことを決意した。マミの言ったことの意味は半分も分からなかったが、愛は言語を超え、魂で語りかけてきたのだった。

 

「ワタシノソウルトハ…

  ……

   …ソウイウモノデス」

 

 消えたマミのために祈り、立ち上がった。日差しの差し込む部屋にはライブのフライヤーが一枚あった。リーには難しい日本語だが、マミの言ったことを思い出し思い出ししつつ、なんとか読む。

 

「今夜………下北沢three…、7時。

 ロ…バ? 

 驢馬

 ワカッタヨ、マミサン。

 リー。タタカウ。

  マミサンノエガオガ、ミタイカラ。」

 

 

 

★4/18(月)Paradise presents「詩への錠剤」@下北沢three

  • 出演: Paradise  / 驢馬 / ハグレヤギ
  • open / start 18:00 / 18:30 
    adv / door ¥2000 (+1D)
    住所:〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-18-1 カラバッシュビルB1F
    TEL:03-5486-8804(16:00〜)
    FAX:03-5204-9120
    E-mail:
    3@toos.co.jp
    shimokitazawa THREE (LIVE & CLUB)
    下北沢駅南口から南口商店街を経て、茶沢通りを道なりに直進。代沢三叉路を過ぎ、
    そのまま三軒茶屋方面に進んで下さい。右側にピンクの看板で「酒」が目印。
    そのビルの地下になります。BASEMENT BARとTHREEは同ビルの同フロアーです。

(次回予告!!:抵抗組織「驢馬」の指導者、壺ジャジーラ・カラマーゾフと、死の世界を歩く男「スーサイドマン」に会うため、下北沢threeに向かったリー君。果たしてリー君の運命は??NGバルバロイとして復活できるのか!?次回、遂に壺&スーサイドマン登場!お見逃しなく!!)

 

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2011年3月18日 (金)

OBA「NGばるばろい!!」第2話 今夜24時、NGが同一時間平面に4回登場!!

(前回までのあらすじ) 屈することなく三月のライブを全決行することを決意したNG。しかしNGが決意しようとしまいとライブのオファーは既に来ているのでライブやるかやらないかは主催者およびお店が決めることであって、NGが決意しようとしまいとライブは決行されていくのだ。おれたちミュージシャンはスケジュールに従って演奏するのみだ。そういうもんなんだ。とマコイチは語った。ところがマコイチ/思い出野郎Aチームの曲、「ワンミュージック」の人気。予言めいた歌詞に嫉妬したNGは「おまえの曲を空心菜でカヴァーするからな!!」とジャイアニズムを発揮。ミュージックカツアゲである。おれがジャイアンならばマコイチはのび太?ではスネオは誰だろう?齋藤かな?しずかちゃんはたぶん長岡じゃないかな。でワンミュージックをゲンロウタに歌わせようとしたが、思い出野郎のCDが見つからない。しかもあのCDは快速東京のてつまる君のだ(DJでかけたとき返すの忘れてたのだ)。なぜ見つからないのか?それはNGの部屋が地震でCD・本の山がめっためたに崩壊してその後適当に片付けたからである!このままではゲンロウタはワンミュージックの歌詞を覚えていないままライブに臨むことになるのか??そしていまだ時空警察はNGを追い続けるのであった……!!!!

OPENING THEME
「Voice from Far East, Japan. by utabeatnik - Tokyo Remix by NG Barbaroi」

 

  

街灯の消えた真っ暗な路地を走るNG。

 前回は必殺奥義「NGバルバローイ!!」で時空警察の追手を倒したが、またうまく倒せるとは限らない。だいいちこの話の世界設定がイマイチあやふやで、現実の出来事なのか非現実なのかもはやNGにもようわからないのだ。

必殺奥義「NGバルバローイ!!」では体力の3分の1を消費してしまうので、NGは即座に回復魔法「リスペクトタイム」を使って体力回復に努めなければならないのだが…

「ま、まずい… また…高円寺で終電を逃した……」

NGは意識を失った。

 

意識を取り戻すと、そこは夥しい音響機材とパッチケーブルに囲まれた部屋であった。

NG「ここは…?」

 

???「気がついたかね?NGよ」

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NG「同志、a.k.b.AKAHATE★GAGALINN!!!

 

AKB「おまえはあろうことか路上でリスペクトタイムに入り、意識を失ったので、わたしのファンカデリアスペースミューテーションワープでおまえをこの西東京共産党スタジオに移動させたのだ。もう安心してよい」

 

NG「AKAHATE先生。感謝します。わたしはまたしても路上でリスペクトタイムに入るなんて失態を…恥じるべきことです」

 

AKB「女の子みたいな大切な時間というわけか。恥知らずもそこまでいくと何も思わんな。だが貴様のサイボーグ体はボロボロじゃ。一体どういうわけなんじゃ??」

 

 NGは、キャラや口調が定まっていないAKAHATE先生に語った。時空警察のこと。NGが多次元同位体として3/18の24時から阿佐ヶ谷に現れることで大規模な時空震を起こす恐れがあると疑われていること。それでも自分は戦わねばならないことを。

 

AKB「ふむ。今回の大規模時空震をNGを原因とみて時空警察が貴様を指名手配しているのは知っておったわい。確かにこのBLOG時間軸からNGが突如消失してから一カ月。ワシも観測を続けていたが多次元TWITTER界にいたNGは、突然またこの時間軸に現れた。奴らも疑いたくなるわけじゃいて。ふぉいふぉいふぉい…」

  

NG「時空震は私のせいではありません!!!」

 

AKB「しかし預言書にあるとおり、貴様はこの時間軸に現れた。このままいけば今夜4つの時間軸のNGが集合し同時存在することは確実なようじゃな。」

 

NG「多次元同位体集合はパラドックスを生みません!私の場合は!人々に勇気を与えるのみです!!!」

 

AKB「何という自分勝手な理屈。まあよい。こちらも色々調べはついておる。安心せいて。

    通信が繋がっておるぞ。オーイ!ナラどん!!」

 

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NALA「ほいほいさー!!準備はできてるZE」

 

NG「まさか…!!NALAが生きていたのか???おまえは第一次モンスター戦争のときに戦死したはずでは…!!!!」

 

AKB「ふぉいふぉいふぉい。AKAHATEの技術をナメルでないぞ。共産党スタジオではNGのサイボーグ化成功に引き続き、奈良のクローン量産化も進めていたのだ。ふぉいふぉふぃふぉい」

 

NALA「そんなことはいいから本題に入るぜ、NG、AKAHATE先生よー。今回の大規模時空震は米国時空警察が起こしたという情報を掴んだんだ。」

  

NG「なんだってまたそりゃどんなガセだ???」

 

NALA[イイから聴けってばよー。おれの掴んだ情報によるとやつらはアラスカにオーロラ観測所を持っている。オーロラ観測所は超音波を上空に向けてオーロラを観測するんだが、その超音波を海岸線やタイムパラドックス現象に向けて放射することで大規模時空震を起こすことができるんだ。どうやらやつらは“18”の関係する日付に超音波を使って時空震を起こしているようだ。だからNG。わかるな?どういう意味だか。」

 

NG「今日は18日・・・」

 

AKB「そしてNGの多次元同位登場によってタイムパラドックスが起きやすいというわけじゃ」

 

NALA[そのとおりだ。つまり時空警察のやつらはNGを犯人に仕立てあげて、多次元時間軸のNGが登場したところで超音波を浴びせかけ、大規模時空震災を起こそうとしているんだ。」

 

NG「しかし多次元時間軸NGの同時登場は人々の心に火を灯す希望!やめるわけにはいかない!どんなに時空警察が阻止しようと!!!!

 ………クッ!!!!!!」

 NGは痛みのあまり腕を抑えた。時空警察との戦いで身体じゅう生傷だらけである。

 こんな状態で戦えるのか、おれは…?

 

AKB「ふぉいふぉい…おまえのサイボーグ体はもう限界じゃて。NG!これを聴くんじゃ!!!」

ASD by championsoundofnature

AKB「これは我がスタジオで創られた最上級の不謹慎ディスコ曲!その名もASDじゃ!無意味な音楽だけが貴様の傷ついた心と身体を癒すだろう!」

 

NG「AKAHATE先生!!私は戦います!人々の心の平安を取り戻すまで音楽を奏で続け、ます!!」

 

AKB「んー。まあ。そういう話、ワシはあまり興味ないんじゃが、君がやりたいなら好きにするといいよ。

とにかくワシとNALAはアラスカのオーロラ観測基地にいって超音波発声を阻止してくる!!パーフェクトジオング!!!音武!!!」

 

NG「AKAHATE先生の最終形態!私は阿佐ヶ谷に向かいます!健闘を!!!」

AKB「うむ!互いに生きていたら阿佐ヶ谷で会おう!!グッドラックじゃ!」 

 

ENDING THEME 
「HIMODE in the HOUSE /UMOTY remixed by NG★Barbaroi 」
(この物語はフィクションです。実在の人物・地名・現象とは関係ありませんが、NGは現実でも音楽で戦い続けます。OBAとはオリジナル・ブログ・アニメの略です)

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2011年3月17日 (木)

OBA「NGばるばろい!!」第1話 ライブ全決行!!

 皆さんいかがお過ごしでしょうか。NGです。東日本大震災以来、東京でも色んなレベルで混乱は起きていますが、わたしとしては今こそ音楽をやるべき時だというオピニオンを掲げて予定のライブは全決行いたします。

★3/18(金)深夜「未確認映画祭」@阿佐ヶ谷LoftA

 私が役者として出演し、主題歌のレコーディングを手伝った映画「Love! Love!! Love?」。そして私の音楽がサウンドトラックとして使われた映画「OYOBARE」が、3/18(金)深夜(正確には19日零時半から)上映されます。空心菜は耐心菜用決戦兵器型音楽「空震災」に変形合体してソウルミュージックを映画の合間に演奏。つまりNGはこのイベントに4回登場します。NGが同一時間平面上に4回も現れたらパラドックスが生じて時空震が起きてしまうかもしれない!大変だ!空震災!!!!

 是非見に来てね!!

あと3/26(土)に荻窪で絵本朗読のバックで演奏、29(火)に新バンド驢馬で渋谷ライブなどあるのですが、もう書く時間が無い!!敵に追われながら一瞬のすきを見てこのブログを更新しているのだ!!あっ!もう敵がそこまで来てる!!

謎の敵「ふっふっふふっふ。NG!貴様にはブログを更新させないぞ!同一時間平面に4回も登場するなんて我が時空警察が許さん!!」

 

NG「貴様!時空警察の犬め!わたしは貴様らのような卑劣な地震には負けない!!同一時間平面に多重登場して音楽を奏で、人々の心を救う!!それが私、NGバルバロイの使命だからだ!!」

 

謎の敵「ふっふふっふふ。貴様のような偽善者に絵本の朗読の伴奏などさせんぞ・・・!3月はライブしすぎだ!!貴様、停電しろ!自粛しろ!不謹慎め!自粛ネガティブビ――――ム!!!!!」

 

NG「ふん!そんなチンケな攻撃はMr.不謹慎たる私には効くものか!!

必殺!!!N!G!!

バルバローーーーーーーーーーーーーーーーーーーィ!!!!!!」

謎の敵「うわああああああああああああああああああ未来を変える気かあああああ時空警察バンザ―――――ィ」

ドカーン。

 東京は停電したり停電しなかったりで非常時なんだか何なんだか意味不明の状態が続いておりますが、こんな状態に負けない強いバルバロイでありたいと思います。というか負けるわけねーだろ!地震ぶっ殺す!

(OBAとはオリジナルブログアニメの略です)

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