カテゴリー「live report」の記事

2015年8月11日 (火)

ライブレポートを書きたいわたし

 自分自身のミュージシャンとしての毎日と計画を見直している昨今のNGですがどうした?

思ったんだけど、たくさんライブやってるじゃない?もう少しblogに書いてもいいと思うんだよね。大体おれを支えてきたのはずっと書き続けてきたこのblogと読んでくれている人たちなんだから…と突然思った。で、おれはこのblog何年書いてるのかな?と思って遡ってみると
2007年3月の記事が出てきてウギャッ?!!!となった。

http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/index.html

 そしてここに書かれている8年前の日常からさして変わったとは思えない…と気づいて2度ウギャッ?!!!となった。
伊福部昭音楽祭に行ったり、なぜか身体のトレーニングをしたり、あとウィリアムさんとなにかやっているわたしがいた。

おれは変わりたい!だから今日からライブの後はレポートをつける!と決心した。

方法はこうだ。まずライブの感想を140文字限定のTwitterにあげるんだ。
それをこちらのフォームにペーストしたらそこから文章を膨らませればいい。
なんてシステマティック!しかも文章の展開の仕方も見てとれてマニアックユーザーにも楽しめるに違いなかった。おれのアイデアは良かったことしかないのが欠点であるな。
とにかくやってみよ


8/9立川A.A.company 丸山康太、エレキギター(レスポール黒)とSP505による独奏だった。インプロヴィゼーション。ギターは恐らくオープンD系のチューニング。途中からミニマルなシンセキックを4分音符でずっと。変なやつ。終始ピースフル。


8/9立川A.A.company、Stellar Remnants。PC/MPCの男性とエレキベース/microKORGの女性のユニット。インストゥルメンタルのノンストップミックスでlow end theory的なグリッチホップを聴かせる。ボディムービング

昨晩の続。8/9立川A.A.company。BRIDGEという2MC1DJのヒップホップクルー。ネイティブのアフロアメリカンのラッパーと初めて対バンした。子音のアタック音がぶっとく真っ黒いバスケットボールがバウンスしている感じ。シカゴブルズが好きらしい

zampanoのセットリスト

1 大きなほ乳類の巡礼
2 ルル
3 Bird
4 Butterfly
5 ボーイ・ミーツ・ブガルー(feat.丸山康太)
6 VONGFONG
7 メリーゴーランドにさよならを (feat. 丸山康太) 



 とりあえず、ペーストしてみて、まるでここからなんの文章にも膨らませたくない自分と出会った。
そういうことあるだろ?ない?なら君はきっと幸せな文章的に恵まれた生活を送っているか、まったく文章を書かないかどちらかだ。多くの人はまったく文章を書かない。だが、Twitterやネットの駄文より短い文章、例えば役所で書くような自分の本籍や住所だって、広い目で見たら文章だ。

29歳 男性 無職

ほら。ここにはすでにミニマルな意味での文章の宇宙が詰め込まれている。

と、ここまで書いたら文章の大家であり、飲み過ぎフレンドでもある音楽ライターの印南さんからメールが届いた。
なにか緊急を要する雰囲気だったからこれから勇気を持って返信したいと思う。

 印南さんは「プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術」という本の著者であらせられる。
この本をNGが読んで思ったのは
「朝文章を書くのが最高」なんじゃないか?ということだ。

だから続きは明日の朝に書くことにした。



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2015年7月19日 (日)

夢のある悪夢

驢馬フェスありがとうございました。

 観ていてナチスドイツの退廃芸術展のような気持ちであった。

(退廃芸術展とはナチスドイツが非アーリア的で退廃的と見なして強制押収した芸術作品を見せしめに晒した展覧会。
 押収対象となった作品は抽象的な表現だったり、デザインで有名なバウハウスだったり、作家ではシャガール、ピカソ、ゴッホ、マチスだったりの作品が「退廃的」という烙印をおされて見せしめになった。)

 全体主義者じゃなくても新しい表現、まだ価値の定まっていないモノを受け入れるのは苦痛を伴うし不安になる。
逆を言えば「新しいもの」を無条件にアホ的に喜ぶのも思考停止だ。
 だから「革新的な表現」に対して一方的に新しさを賞揚するより、むしろ「退廃的だ」という方向からもメスを入れて表現を味わうのはいいアイディアだと思うんだ。より深く考える上でね。

 それを退廃的だとしただけでなく展覧会までやってしまうところがナチスの凄みだ。ギャグなのか?と思ってしまう。大マジメだったんだろうけど。
なんとなく気になる新しい表現を集めて「退廃的だ!」と言い切って見世物にしたわけでしょ(無茶な解釈かもしれんが)。嫌っているのか好きなのかわけわからない。人間てそういう二面性とか、むしろ嫌いなものを集めたいという変な暗い欲望があるよね。それを政府を使って大々的にキャンペーンでやっちゃうところろがスゲーッ!!!て思う。悪夢だが。夢のある悪夢。

 驢馬フェスにはそんな悪趣味で集まってもらったわけではモチロン無い。
でもリハーサルに集まってくれた出演者のバリバリと発散されるオーラを感じて「これは凄い!怖い面子だ!」と思った。いい意味で。だから驢馬の選んだ最高にいい意味での「悪趣味」。去年の驢馬フェスにもあったあのムード。そういう意味での「退廃」。そして夢のある悪夢であった。

 イベントははやぴーのDJからはじまった。アゲーな感じで良い感じに退廃的だ。21世紀のDJかくあるべしといったディスコテークな選曲。すしざんまいの相方もきてくれてふたりでやってくれた。転換中にフロアでダンスが起こってるのをみて嬉しかった。楽屋ではダンサーもメイクしながら踊っていたし。やったな!と思った。

 THE NOVA FABULAはクラリネットもいて「ジプシー」を謳っているというこの退廃的なボヘミアンどもめ!驢馬も最初期は「チンピラジプシーソウル」とか言ってた。ガットギターがいるだけだったが。ジプシーをぶっ飛ばして浦野くんのギターが何よりも凄かった。ギターヒーロー然としてカッコいいのだ。そこがむしろジプシーぽく無いのだがカッコいいギターヒーローの前ではどうでもよかった。そう言えばジミ・ヘンドリックスも最後はバンドオブジプシーズを名乗っていたが、フライングVだしそういうことか!といま気づいた。

 丸山康太はターンテーブルでレコードのノイズとリズムを出してその上でギター弾いたり歌っていた。よく言えばRLバーンサイドがクリスチャン・マークレーして遊んでいるような前衛ぽい退廃的なムードだった。というかあいつの家に遊びに行ってレコード聴いたりギター弾いたりしてるのを観てるようだった。(そういう意味ではJANDEKを思わせた。)
 大昔あいつがピンクグループに入る前にトマトというバンドをやっていて無茶苦茶にかっこよかったんだが、そのときノイズっぽいリズムのサンプルの上でギターを弾いていたことを思い出した。ライブ終わったあとに「ボブログ三世みたいでかっこよかったよ。あれなんのサンプリングなの?」と聞いたら「ボブログ三世。」と言われて唖然としたことがある。天才は厄介だ。あのときの丸山の演奏を思い出した。おれにとって彼は昔からブルースとリズムを深く探求している謎のギタリストのひとり。

 Quはアンサンブルが緻密になっていて攻撃的だった。もともと緻密な構成の楽曲だけどもさらに。Quの音楽は数学に例えると掛け算というか、ユークリッド幾何学でデザインされてる音楽だなーという感じ。そこはこの後出てくる滞空時間のアジアの音楽と聞き比べたいポイントでもある。
Quの音楽はマスロックの数学的部分を丁寧に演奏している。あまりに計算に没頭しているようでそこがある意味退廃的だ。ビートの掛け算に没頭する姿勢はヒップホップだとも思う。すごく良い部分だが、実際に人はそこまで厳密にリズムの幾何学で音楽を聴いていなくてぼんやりしている。ぼんやりしたよくわからない曖昧な領域に訴えかける有効な手段はなんと言っても歌だろう。
Quは以前よりも歌の領域が増えていたように感じた。古庭さんは前から歌っていたが、GINEくんのビートボクシングが格段に歌っていてキャッチーだった。そこがすごくよかった。


 VOIDのダンス。VOIDを観ているときに「退廃芸術展だな」と思いついた。そういう意味で一番驢馬フェスに合っていると感じた。踊る音楽の選曲も渋くて古典的なバーレスクミュージックぽいスウィングものからイーブンキックも盛り込んであった。衣装もセクシーかつ男性的でデカダンなムード。VOIDが川島芳子と李香蘭だとしたら、驢馬はナチスの将校と馬賊のゲリラが融合した血走り眼のハードコアテロリストという感じでいきたい。

 驢馬が終わったあとDJ T.A.G.SのDJが始まった。放心状態でちゃんとは聴けなかったがレコードの針ノイズと音飛びでブチブチ飛ばしたのを擦ったり再生ストップさせたりしていてイルマティックな男だよ。

 滞空時間とダスティン・ウォングさんのギグは最高だった。いわば退廃の極み。広義の退廃とは真逆の意味にある、生命感あふれて瑞々しくフレッシュで革新的で凝り固まった頭が規制して禁止するような「退廃」。つまりクリエイティブなんだ。川村亘平斎さんの声は異常に眼を醒まされるというか、夢をみていながらビックリする予言を聴かされている感覚に近い。それで目を覚ましても言葉の意味がわからないといった感覚だ。グループ全体では知覚するのが困難なほどのうねるグルーヴが支配している。
「現在のポップミュージックはアフロアメリカンのリズムがベーシックになっている。アフリカ由来の音楽ではなくてアジアの音楽を基礎に作ったポップミュージックがあったら」という魅惑的なアイデアの「もしも」を川村さんは作り出しているようだ(Wさんからの受け売りだが)。ロックの音に馴れた我々のような音楽ファンにもAYAさんとダスティンさんのベースとギターがあることで聴きやすかった。AYAさんは驢馬と縁の深いチムニィでも弾いている。ダスティンさんのギターはフリーキートーンからかわいいメロディーまでオチャメでとてもよかった。ウィリアムさんの歌は非常にデスかつロウ!で驢馬フェスにぴったりだった。


 驢馬フェスは素晴らしい振れ幅をもって終幕した。ちょっとマニアック過ぎたかなという反省点もあるけれど、探求心と野心を持った素晴らしい音楽家たちを招くことができて幸せに思った。出演していただけて本当にありがとうございました。

応援してくれていた人、興味をもって聴きにきてくれた人たちに感謝します。ありがとうございました。







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2014年8月20日 (水)

L.A.から来たスチームパンク/グラインダー火花の午前零時

 今日の日替わりのスパゲティはほうれん草とベーコンのガーリックオイルのパスタだった。
おれは遅入りで、店に着くといつもよりスタッフが少ない。ひとり忌引きで実家に帰ってしまったんだと。だから店はぐちゃぐちゃになりかけていた。
 ひさびさにキッチンの仕込みを手伝った。クレームブリュレ???なんてレシピがうろ覚えだ。でもおれしか作れる奴がいなかった。だいたいおれはそんなもん食べたことがない。
 チンバリのエスプレッソマシーンが唸りをあげて蒸気を吹き上げている。おれの大嫌いだったカフェラッテもいつしかハートマークが描けるくらいになったのだが、慣れ親しんだエスプレッソマシーンは老朽化で引退。代わりにやってきたのは階段の下で埃を被っていたセミオートのチンバリだった。
 こいつは華やかなりし時代の忘れ形見。なんとうちの系列店が米国のロス・アンジェルスとかいう都市に進出していたときのモノで引き揚げるときに日本に連れ帰られたという。「引き揚げ」という表現、おれは好きだな。
 そしてアメリカ人はエスプレッソマシーンの〆方を知らなかったらしい。そいつを封印から解いたとき、たぶん10年以上前の珈琲豆がボロッと落ちてきてびっくりした。
L.A.から来たエスプレッソマシーンは保温機能が少しイカレているらしく、水温が上昇し続けて蒸気を吐き散らしている。たまにスチーマーをつけて正しい噴出口から蒸気を吐き出してやらないといけない。だから店内には時折白い水蒸気がもうもうと立ちこめていた。いつか爆発するんじゃないか。スチームパンクなマシーンなんだ。全体、変な店なんだよ。
ディナーは今度はホールが誰もいないと言うからライブハウスの入り時間を遅らせてもらって序盤だけ手伝っていた。この夜はおれがかつて働いていたFOURTH FLOORという箱の常連さんたちが一同に会するイベントだったから、一刻もはやく行きたかったのに。
 遅れて渋谷に着いた。マークシティの近くのNO STYLEという店で、普段はクラブのようだった。おれが一番観たかったHALBACHの三浦モトムさんのソロライブは終わってしまっていた。モトムさんはグラインダー(わかる?チェーンソーみたいな奴だよ)で鉄を切っていたらしい。クソ観たかった。
 短波ラジオの直江さんの演奏には間に合った。一番使い慣れていないラジオだったらしいが、素晴らしい演奏。最後にラジオのエフェクトと轟音ノイズの海の波濤の合間に何かが聞こえてきた。
擬音と文章で再現を試みるとこんな感じだ。
NCM_1097_1.JPG

(ラジオノイズ)ビギビギビギギギギ「……………果てしない (ない ない ない ない ない (ディレイがかかっています))………」
バヤラバリバリビギギサガギギギ
「……あの…雲のかなたへ (たへ たへ たへ たへ たへ )…」
ズギュゴゴゴゴゴバリバリバリ!!!!
「………………私を連れて行って (って って って って)……」
ギュオンギュオンギュオンギュオンギュオンギュオン!!!
ババババパバ!!
「その手を…離さないでね…(でね でね でね でね)……………」
バギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギ!!!!!

何かと思ったらSPEEDの「White Love」カバー演奏だったらしい。
この空間で「スピードのホワイトラブ」という単語をルー・リードのニット帽で言われると新しい麻薬の賛歌のようにしか聞こえないのだった。歌詞にもかなり悟りを感じるなあ。

NCM_1100_1.JPG
もぐらか迷子さんというもぐらの着ぐるみを着た男性の可愛い自作曲の演奏も素晴らしかった。馨子によるとあれはもぐらじゃなくて猪だという。おれはつくづく変わったところでしかバイトをしてないと思う。

 FOURTH FLOORの奇人博覧会の大トリはなぜだかzampanoだった。もう終電はない。帰って寝たいギグはおしまいという曲をやる。
モトムさんにせがんでzampano feat.三浦モトムでvaginaを演奏。zampanoにモトムさんのグラインダーから飛び散る火花が加わってものすごい轟音に呼応した馨子が奇声をあげていた。やればできる子ですね。おれは火花を後ろから浴びて、お客さんから観たときにギターから火花がでているように見えないか試した。どう見えたのかは知らない。
ライブが終わった後、鉄の焦げ付いたきな臭い匂い、まるで花火の後みたいだった。クラブなんだかライブハウスなんだかよくわからない地下室は煙が立ちこめてその煙がエアコンに冷やされ地面の方に滞留している。


もうすぐ夏が終わるのだ。





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2014年5月18日 (日)

ハイボールは暖かい暗闇に包まれてヒツジさんの夢を見るか

 目を閉じて目を開けたらもう朝だった。
ツアー中はたいてい眠りが異常に深くて入眠時の浅い眠りの記憶がいっさい無い。ロールプレイングゲームで宿屋に泊まった次の瞬間朝になってパーティーのHPが回復している、みたいな感じだ。
 
 仙台では青葉祭りが行われていて人手が多かった。福島のライブの入り時間が遅かったので、荷物を駅のロッカーに預けて仙台で祭りをみることにした。
旅先で祭りに出くわすことじたい「男はつらいよ」的には◎である。ここで地元のお嬢さんと出合い頭におっといけねえこいつはごめんよ!的な運命のボーイミーツガール的展開を期待するNGに馨子は干からびた犬の糞を見るような残念そうな視線を送っていた。

 祭りを見がてら、仙台の外れにある古道具の店を目指す。東京に住むマタギ好きの女性に教えてもらった、ヨーロッパやインドやネパール、タイなどの古道具を仕入れて売るお店。加工してアクセサリーも作っている。大量の何かの鍵、試験管、時計の部品、動物の骨、玉虫の翅、ねじ式錠、古びた喇叭、三輪車とか。
魔力豊富そうなアイテムがたくさん売っていた。


 福島に向かう。これも高速バスで。今回はバスの旅だ。
BLACK COMET CLUBはヒツジさんという大柄のダンディーなマスターが経営するハイボールバーだ。馨子はマスターのことを梟みたいだと言う。森の賢者といった感じ。
マスターヒツジさんとは去年の福島ツアーで対バンして出会った。そのとき話してから絶対にBLACK COMET CLUBに行きたいと思っていて今日が実現した。
内装はシンプルなバー。ジャックを思い出したけどジャックほど暗黒じゃない。淡い茶色のイメージだ。壁に様々な絵が架かっていて、バーカウンターには動物の骨や楽器が慎ましく並んでいた。ヒツジさんの銅版画も壁に架かっていた。絵を愛してる人なんだ。

リハーサルを終えて念願のハイボールを一杯いただいた。なんとも不思議なレシピのハイボールだった。とても旨かった。

ライブは3ステージ。1stはカバー。2ndはオリジナル。3rdはリクエスト(?)

1st stage
1 ドンニャ・マリキータ
2 ヘイヘイブギー
3 月光価千金
4 Part Time Lover
5 fujiyama mama
6 お富さん
7 お久しぶりね
8 just the two of us

2nd
1 RISE
2 ルル
3 Howl
4 ドミノ(新曲)
5 ブルーはどこにでも(新曲)
6 Jack Swing
7 Bird

3rd
1 ジャングルブギー
2 別れのブルース
3 vagina
4 てぃんさぐぬ花
5 恋の季節
6 星影の小径
7 メリーゴーランドにさよならを

 終わったらもう日付が変わってしまいそうな時間になっていた。そしておれはその間ずっとウィスキーを飲み続けてやっていた。あまりに美味しくて。酔っ払いをずっと聴いていただけてうれしかった。ありがとう。

 一足先に馨子は深夜一時の高速バスで東京に帰った。見送った後、ヒツジさんに付き合ってもらって三時くらいまで飲んでしまった。福島の音楽のこと、SFのこと、レコーディングのこと、いろいろ話した。
おれはもう一歩踏み込んだ話をしたかったんだが、それには時間が遅すぎ、2人ともいささか飲み過ぎていた。おれは最近はまっているモリアーティとダーティービーチズの音楽について話した。
ヒツジさんから最後にオールドフィツジェラルドのハイボールをご馳走してもらった。不思議な味だった。

 このバーにおれの大切な友人や仲間たちと一緒に来たい。
でもなかなかそうもいかなそうだ。驢馬で演奏するにはすこし狭いし、ウィスキー狂いの友人は仕事を持ってしまって東京をなかなか離れられないだろう。だいたい一軒のバーに行くためだけに色んなモノを放り投げて来れない人の世が憎い。おれはただここに来たいが為に今回のツアーを組んでもらったようなモノだけど。
来れない、でもそれでいいのかもしれない。各都市を行脚していくうちに大切な場所が一つずつ増えていく。それは地方都市の現実の一角だから、その体験をなにかでシェアしようにも質量が有りすぎてできないし意味がないのだ。最良の方法はきっと飲みながら誰かに話すことなんじゃないかと思う。
おれは誰かに話すときに、きっとタリスカー(言っちゃった)とフィツジェラルドのハイボールの秘密を漏らしてしまうだろう。それでもヒツジさんの営む不思議な闇を湛えたバーのあの空気を伝えることはできないのだ。ただただzampanoが一晩だけでもあのバーの闇の一部になれたことを嬉しく思う。

相方が帰ってしまった後、おれ独りで味わうには贅沢すぎる時間だった。







p.s.
もしかしたら秋に女性のピアニストとzampanoでBLACK COMET CLUBに行けるかもしれない。行けたらいいなあ。



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ロックンローラーは虚空を蹴りながら家鴨の尻尾の夢を見るのか

 高速バスは仙台に着いた。
ここから電車で北仙台に移動。
降りると空は晴れているのに雨が降っている。狐の嫁入りというやつか。馨子が怪訝な顔でおれを見ていた。
 北仙台にあるユースホステルにチェックインする。zampanoは2人ともユースの会員になってるから、ユースがある土地では格安の会員料金で泊まれるんだ。時期はずれなのか泊まり客は我々以外にいないみたいだった。おれは二段ベッドが二台ある男部屋を独占できた。

すぐにライブハウスにリハーサルに行った。北仙台駅の近くにあるPENNYLANEという店はライブハウスというよりは酒の飲めるダイナー風の店に派手な照明のステージがあるといった具合だった。
対バンのTacchy ( たっちー)さんは恐ろしくギターの上手いインストゥルメンタリストであった。
夜更けの常連であり、前回の仙台ツアーでも観ていただいたTさんご夫妻と、仙台のリビングレジェンドロケンローラーDUCK TETSUYAさんがお弟子さんと気仙沼の女性を連れてやってきてくれた。
ライブはツーステージ。おれはDUCKさんの前で恐れ多くも、最近練習している踵落としを披露した。DUCKさん喜んでくれた。

 今回初めてzampanoの物販にTシャツやトートバッグが並んだのだが、あるお客さんの女性がトートバッグを息子さんに贈るために買って行かれた。馨子がメッセージを書いていた。なんて書いていたかは知らない。被災地で行われた有名芸能人たちのボランティア活動の嘘や欺瞞にまみれた実態について聞かされた。
「わたしは疲れちゃうけど、子どもには楽しみを与えたいから」という意味のことを言っていた。
でもzampanoトートバッグに描かれているのはNGにズブロッカをストローで一気飲みさせる馨子の絵なんだけど。小学生向きじゃないかもだけど。
おれたちはつくほどの嘘さえ持ち合わせていなかった。

ライブ後、DUCKさんがエキシビジョンで演奏してくれた。
おれの想像よりも遙かに高い位置まで足が上がっていて、びっくりした。真の戦士だ。
その後お好み焼きをごちそうになりながら仙台でのことをいろいろ聞いた。DUCKさんは明日はキャバクラで3ステージやるのだという。その次は山形の祭り、他にも温泉宿などでも定期的に演奏しているらしい。すごいなあ。仙台のありとあらゆる場所でやられている。ロックンロールボスだ。
宿までお弟子さんの車で送ってもらった。お弟子さんは三番弟子だという。NGみたいなパチモンでもDUCKさんの弟子になれるだろうか。そうすると四番目の弟子なのだろうか。でもなかなか会えないから教えを授けていただけない。おれはDUCKさんのステージングの一挙手一投足(まさに足を)を目に焼き付け、男気あふれかつ謙虚を忘れない言葉を心に刻み込んだ。
何から何までお世話になってしまって大変ありがたかった。次来る時までにもっと技を磨き、仙台にまで名を轟かせていたい。

旅は続く。




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2014年2月28日 (金)

ストレートスタンド

 おれは今スマートフォンとかいうクソ電話で自慰をするようにこの文章を書いている。
ある偉大な作曲家ギタリストはスマートフォンをいじくる人々を観て「蒲鉾板をさすっているのか?」と言った。

 21日の深夜、というか午前四時頃だから22日の朝だが、Paradiseの真のボーカリスト・呼詩は最前列で驢馬の演奏を聴いていた。珍しいことだ。彼は俯き加減で斜め下を見つめ手をゆっくり動かしていた。
その動きはスマートフォンでもいじっているように見えた。でも呼詩くんはスマホなんて呪われた電話は持たないだろう。おれの見間違いだ。聖なる真の声がライブ中に蒲鉾板をさすっているわけがない。電話だって所持しているか怪しいものだよ。
 
 呼詩は俯き加減で手に持った火の付いている煙草をゆっくりと動かしていた。煙がたゆたう。何か文字を描いてるような動きだった。呪われた蒲鉾板をさすってテキストファイルを生成しているおれとは雲泥の違いだ。詩人は煙や水で文字を書くことができる。おれはクソ電話をさすって存在しない空虚データをたくさんたくさん。何MBもの、何ギガバイト、何テラバイトもの空虚を生成してゆく。どちらが言葉なのかは明白だ。今すぐそのクソ電話をさするのをやめた方がいい。真の詩が読みたいなら。


驢馬の暴力的な演奏が終わって、静かに静かにParadiseのライブが始まった。

驢馬とParadiseみたいなジョーカーを二枚使って遊ぶトランプもあるんだよ。意外と何度もそのゲームをやってるんだけどな

呼詩氏はすぐにステージに上がらない。Paradiseの三人の演奏が続いた。楽屋では呼詩氏と少し話すことができた。

「石橋を渡ることも出来ねえよ、叩いて壊して転げ落ちてしまう」

「演奏の半分以上もステージにいないヴォーカルってどんなもんだよ、なあ」
 
もっとたくさんの不思議な面白い話を聞いたけど、呪われたwebに発表するのはこの二つに留めておく。
 
一つ目の言葉は驢馬が今CDを出して帆を張り出航しようとしている姿を彼なりに讃えてくれたのだと思う。確かに「あの夜」の頃、我々は総ての橋を破壊した。戦場の最前線だったのだ。
だが、今もそうだろうか。Paradiseは新しいアルバムを作って、同時に「あの夜」の頃のバンド「mokixx」のレコーディングを再発売させた。端から見ていてもその行為は過去を慈しんでいるだけには見えない。未来のにかける橋を渡るために過去を起爆剤にして、過去に訣別するために出したように見える。(結局、爆破という表現をつかってしまった)
あの夜を供に過ごした我々のための橋は必ず架けられている。でもなんでも壊してきた我々だから、別に橋がなくて塹壕掘りながらゲリラ行軍でも行きたいところには行く。

確かに呼詩は半分以上ステージに現れない。でも彼は不在をもってして存在する、究極の歌唄いだ。

呼詩がいない間、少し曲がったストレートスタンドが黙しながら突っ立っている。ストレートスタンドは呼詩に似ている。我々はいくつものストレートスタンドを壊してきた。そうだね、何度も見たし何度もやったよ。おれの横でもグルーポチェケレというバンドの丸山というヴォーカリストが折っていた。
 
Paradiseは呼詩が登場して不完全な三角形が、パーフェクトな四度になりそれが次第に壊れて不完全を取り戻す様が、大変美しい。
おれはだからいつもParadiseに呼詩が登場するシーンを見逃すまいとしてるんだけど、この日はバーカウンターで酒を飲んでたらばっちり見逃してしまった。何をやってるんだ。
 
 Paradiseはベースの瀬尾さんが入って完成したと思う。パーフェクトな調和じゃなくて。瀬尾さんがいることで何かアンバランスになった。完璧に危険な男が揃いすぎてるバンドだったから、中性的な瀬尾さんがいたほうがいい。儚さが際だって見える。ステージが尊いものだと再認識させられる。このParadiseというパーティーの旅路や物語が見える。いいパーティーだ。きっと。

次の日の打ち上げで瀬尾さんが、京都に行ったとき呼詩君と供に銅版画家を訪ねた話をしてくれた。Paradiseを取り巻くエピソードはいつだって中世の隔離された夢遊病患者の言い伝えみたいだ。

その夢遊病患者も直立している。少し曲がって、ふらふらしているけれど。ライブハウスに完全に真っ直ぐなストレートスタンドは無い。そこに乱暴で懸命に唄うヴォーカリストがいる限りは。

20140222011027952.png


最後に。

Paradiseが「映像的」なのではない。

今や音楽は、どんなメディアの中でも窒息死しそうになっているから、「映画」だったり「プロモーションビデオ」というメディアの中では、音楽が比較的自由に優雅に振る舞っているように見えるのだ。

Paradiseはアーティスト家畜が家畜を再生産する動物農場にあって、極めて異例の優雅な野生動物として自由に呼吸している。

だからParadiseが映像的なのではなくて、真に優雅な生き物や自由なものが絶滅しつつあるだけだ。

君がParadiseを聴くとき、目の前の風景は総てが映像的になる。

どんな最悪な世界がそこにあったとしても。

どんなカメラよりも優秀な君の目と想像力に気づけ。

優秀な家畜になるのはやめろ。

Paradiseという生き物に感動して見物してる場合じゃないんだ。

檻を抜け出して呼吸をはじめるんだ。



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2013年10月 5日 (土)

フィルムには何も残っていなかった

青森、弘前。


Mag-Netは映画館みたいな広い会場だった。


マッドネススタッフみちゃんが驢馬にはこういうでかい会場が似合うと言ってくれた。


おれたちは広い天井に響きわたるよう全精力で演奏したのだった。


弾いても弾いても天井は高くて、音は吸い込まれていった。


最後の新曲「八月の残党」で、驢馬の音がようやく会場の隅々まで行き渡ったような気がした。

 
この日のこと、録音も撮影した写真もデータがない。
 

なぜだか写真のフィルムには何も写っておらず、おれのレコーダーは直前に壊れてしまったのだった。


だからライブのこと、何も残っていない。
 
 
そんな日もあるのだ。


お客さんとおれたちだけは覚えてるからいいか。


ライブじゃない、オフショットはたくさんあるのだけどね、


弘前、また行きます。



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2013年10月 3日 (木)

おれたちの旅は

おれたちの旅は


朝、東京を出発した。


途中、大きな渋滞につかまって大幅に時間をロスした。


高速の運転。狂気のギターボーカル、バネがハイスピードボーイになった。


イベントはもう開始してる。出番ギリギリに秋田に到着した。


10時間くらいかかったのだ。


タクシードライバーのロバート・デニーロをパンキッシュにしたような、めちゃくちゃイカツい男が現れた。
 

秋田のイベンター菅原さんだった。


握手。ビビるくらいかっこよかった。


秋田livespace四階。入り口にafocのポスターが貼ってあった。ここで来年ライブやるらしい。


O澤さんが盛岡の仕事のついでに観に来てくれる。ありがたいです。


狂気が始まった。運転し通しの直後のライブ。バネ、カッコよかった。
 
 
驢馬のライブ。放出。
 
 
タトゥーの入ったパンクスが沢山集まってくる。対バンNO REALIZEの方々とファンの人だった。気合い入った人ばかり。
 
 
NO REALIZE、かっこよかった。本当にめちゃ気合い入ってた。すげえ
 

zampanoの前にフードで出てたカレーをご馳走になる。旨かった。

 
zampanoが始まる。一曲目の前にコロナを飲み干す。
 
 
アンコールがきた。コロナも来た。飲み干す。

 
もう一度アンコールがきた。もう一本コロナ。福井と壱くんにドラム手伝ってもらう。壺くんが暴れてた。


街灯365。
 

その後の記憶があんまり無い。
(うそ。覚えてるけど。本当は。)


本当にお世話になりました。ありがとうございました。


最後、店を出るときのDJがすごくよかった。Dont test da Mastarのイントロがずっとループしてておれは上機嫌で踊りまくっていたのだった。


まだ旅は続く



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2013年7月 4日 (木)

突如として中間報告 独露Ⅶ

5日間ライブのレポートをしてるうちにどんどん現在進行形でライブが終わっていって、時間軸が意味不明だが、書けることから書いていく。

7月3日、水曜日。独露七回目。

昨夜だった。このブログでは全然告知できてなかった。反省

以下はタイムテーブル。


7/3(水) NG企画「独露」第七回@吉祥 寺fourthfloor

出演者 NG / 片岡フグリ/ ムスキ•アルバボ•リー / 石指拓朗

open19:00/start19:30
adv¥1500/door ¥2000

吉祥寺fourthfloor
http://fourthfloor.jp/
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-5 炭屋 ビル4F 0422-46-2106

1700入り
1700~NGリハーサル
1730~石指拓朗リハーサル
1800~片岡フグリリハーサル

1900open
1930start

1930~片岡フグリ
2010~石指拓朗
2050~ムスキ•アルバボ•リー
2120~NG


片岡フグリのギターの音がどんどんよくなっている。鳴りまくっていて美しい。
独露におけるアコースティックギターのマイキングはちょっと特殊な取り方で、あまり大きな音はだせないのだが、フグリの鳴り方、フグリ自体の音楽と相俟ってとても心地よかった。前にも書いたが夏が似合う音楽。


 石指さん。ナイスラグだった。歌詞もユーモラスで、ギターも超絶。オールドスクーラー。かつて石指さんと驢馬がUFOで対バンしたときに石指さんはコンデンサーマイクをライブハウスに持ち込んでいて、それが現在独露のアコースティックマイキングのヒントになっている。
石指さんに「ニューポートフォークフェスみたいなマイクの立て方しますね。マイキングでテンション上がったのは初めてだ」と言われた。
古いスタイルを愛している同志、ずっと独露に呼びたかった。本当にナイスラグ!


ムスキ・アルバボ・リー。
ムスキさん、片岡フグリが呼んでくれた。以前フグリ企画にNGが出演予定だったとき対バンできなかったので、NGは恥ずかしながら今回初見。
ものすごいモノを観てしまった。

真っ赤な出で立ち。

スパニッシュとラテン、ロックスタイルの混交したガットギター。

倍音唱法とファルセットを織り交ぜたボーカリゼーション。そして圧倒的な声量。いろんな球種を投げるが、ひとつひとつの歌の正確さ。

曲は説明できない!おもしろかった。クラシックの小品のような曲や、中央アジアの民謡のような曲、軍歌のような曲。

古典を基にハイブリッドしてて新しかった。

本人はグレングールドやデッド・ケネディーズが好きだという。(フライやーに書いてあった。)確かに。


NGはどうだったろう?
NGはダメだった。自分でダメだったと書くのは悔しいがダメなモノはダメだ。

自分というものの磨き方が足りんな

こんなんじゃ世界大会でれないよ!


いつもの恒例アンケート、優勝はムスキ・アルバボ・リーであった。

これで三敗目だ。このままじゃ独露選抜メンバーに選ばれないかもしれない!!!

独露選抜てなんだ?!?!

混乱気味のNGでした。



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2013年5月21日 (火)

ホッピーなかさん

※この記事は一回削除したのですが、ネット警察根津幹雄によって削除を突き止められ、「なぜ消したんだ!検閲だ!!!反動!反革命的!!!」と言われたので再録します。




21日、火曜日。
zampanoのライブ。

Paradise、ボロキチ、THE FOOLS、salsa、狂気と対バンだった。

 後輩のオガ(ボトルズハウスdr)がzampanoのスタッフとして手伝いに来てくれた。彼とはかつてモンスター幼稚園で共演した仲。モンスター幼稚園の最後のドラマーだった。
ずっと一萬Pというバンドをやっていたが、抜けて、ボトルズハウスに入ったらしい。
至る所刺青だらけになってイカツい風貌になってしまったが、中身は純真なオガのままだ。

「ナカさん!!!今日はzampanoのスタッフとして呼んでいただいてありがとうございます!しっかり勤めさせていただきます!!コレ差し入れです!!!」

 と言って缶ビールを差し入れてくれた。やめろ、オガ。おれがヤンキーの先輩みたいじゃないか。
 
実は正直言ってあんまり手伝ってもらうことなかったが、馨子がリハに来れなくて話し相手がいなくて暇だったのでオガと一緒にディスクユニオンに行ってCD観てたりしてた。
オガには内緒だよ。

「ナカさん!何探してるんですか?!?!?!」

「うーん、zampanoでSEかけようと思って。映画のサントラとかみてみようかな??」

「サーセン!!!店員さんッ!!!映画のサントラコーナーは!ドコっすか!!!!!」

「ほら、オガ、ここにあるよー」

「ナカさん!映画のコーナー観るなんてやっぱ、違うっスね!!!」

「だろ?ほらオガ、これは「オー!ブラザー」のサントラでTボーンバーネットが監修してるんだぜ」

「すっげ!全然わかんねッス!!ナカさんやっぱすげえ!!」

「だろー?とりあえずモリコーネ見つけたからこれ買って帰るか。」

こんなオガがぼくは大好きだ。

普段接している年下は福井君みたいに私をゾンザイに扱うやつが多い。

「おい、NG。は??何言ってんの???
ジジイかよ。終わってんな。」

とか酷いことを言って、心の底ではNGを必要としてても、心がねじくれたせいか認めない輩が多い。

オガのように「ナカさん!マジすげッス!!!」とまっすぐな心でNGを尊敬すべきだと思う。


 オガがあまりにも「ナカさん!」と呼ぶので、モンスター幼稚園時代、赤旗先生におれは「ホッピーなかさん」と呼ばれていた。「ホッピーなかさん」は居酒屋でホッピーを飲み、ナカ(焼酎)を無限にお代わりするモンスターらしい。

ヤメロ。

ライブ始まる前あたりにデッドタイムのみなさんが来た。福井、みちゃん、土屋くん。土屋くんに
「あ、ブラックニッカの人だ」
と言われた。みちゃんが付けたこれまた要らんあだ名だ。

ヤメテ。

最初はParadiseだった。あの夜以来にParadiseと再会。呼詩くんと少し仲良くなれたようで嬉しい。
せおさんに「今日はおまえをOKからNGに戻してやる!」と言われた。
世話焼きな人だな。

Paradiseは本当にカッコイイ。

おれはと言うと自分の出番前に既に泥酔していた。
驢馬が完全にシラフで演奏するからかなんなのか、自分のソロや、zampanoのライブの時は出番前から飲み過ぎてよくない。
THREEだと、ジンライムをホンモノのライムで作ってくれたりする。凄く嬉しい。嬉しくて呑んでしまう。

とにかく狂気が凄かった。ババア。が永遠に脳をリピートしている。

ライブ以外にも色々あったが、あまりよく覚えていない。

福井君によるとNGが女の子に
「おれが驢馬で一番優しい男NGだ」

とかなんとか言っていたらしい。アホか。

福井くんは
「何言ってんの?NG、ジジイかよ」
と思って、即座にその会話に関わるのをヤメたらしいが、この場合は福井くんの思考および判断が絶対的に正しい。

とにかくNGが自分語りを始めたら、ものの二秒で「アホ」が露呈するので、みなさま、即座に無視および待避ください。





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