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2016年3月30日 (水)

winter kept us warm, covering

 "音楽が鳴っている。廃墟の町で、冷えきった川底で、それから死んだ世界で、どこかの狭間、眼にみえない場所で、それは鳴る、というか響くことがあるだろう。"

以前作った即興と音響のブルースの音源'Winter kept us warm, covering'が、milkというサイトからリリースされた。

http://markinloserking.wix.com/milk#!blank-1/n9w75

自分の作った音を、まだ聴ける、そして聴いてもらえることはとても嬉しい、が、それよりも嬉しいことは、ライナーノーツをじゃじゃまる氏が書き直してくれたことだ。このライナーノーツをまた読めるということが、自分にとって最も嬉しいことだった。

じゃじゃまる氏は世界的なピンボールプレイヤー。大切な友人の一人だ。彼は福島出身で、来月福島に帰ると言う。おれは来週ツアーで福島に行くから、会えないかと訊いたらその日はピッツバーグでピンボール世界大会があるから無理だという。
会えないのは寂しいが、誇り高い気分だ。

仙台と福島でこの音楽をライブで鳴らしてくるよ。

"あるいは、過去と現在の隙き間で鳴っている。誰かが孤独であるとき、耳鳴りのように響くものもあるだろう。"

https://vimeo.com/160783143

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2016年3月29日 (火)

旅立つまえに

 山形は酒田のデタラメスグルの兄貴と旅をする夢を見た。鳥海山の東側に存在しない海岸があって、そこを行けば四川の峡谷の街に辿り着くという。
天候は台風。海岸沿いの道路は絶壁の峠道で殴り込む風雨にスグル兄貴の練馬ナンバーは今にも横転しそうだった。
 
「NGくん、車では無理だ。自転車で行こう」
 
「え?!チャリですか?そっちのが危ないんじゃ…?」

「任せて!」

そう言うとスグルの兄貴はどこからともなく自転車を調達してきて、「デタラメだ~」と叫びながら、海に突進していってしまった。
 

         ★


 起きたらスガワラユウキが部屋で寝ていた。昨晩ツアーに向けておれの物販作りの手伝いをしてもらったのだ。秋田出身のスガワラユウキには、先日のおれのツアーのこと、全部伝えた。彼は地元なので、秋田ツアーの登場人物を大体知っている。秋田の味噌と秋田の出汁醤油で作った料理をご馳走した。
ひとり旅というものは、体験した出来事を伝えようにも共有するのは難しい。不可能だと言っていいし、それをわざわざしなくてもいいのかもしれない。ただ、誰かにちょっと聞いてほしかったのだった。

 朝は「夜更けの人々」からお裾分けしてもらったアスパラガスを料理した。送った本人はおれの仲間なのだが、彼は香川にいる。仲間たちはなんとなく別々に行動する流れになっているが、また集まったときに体験が合わさって化学反応ができたらいいな。いい旅をしたい。

今週末、4/1に仙台Hideawayでソロ、4/2に仙台K's StudioでOMJQ、4/3福島のBlack Comet Club でソロでライブをやってくる。

CDも作った。いい旅のために集中して毎日を過ごしている。

どくろ だ

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2016年3月23日 (水)

Crying Old Bird

NGソロ東北ツアー、デタラメ道中2016
秋田と酒田を終えて帰ってきました。

正直、何から書いたらいいかわからないくらい、色んなことがありました。

そして自分のなかには感謝しかないです。ありがとう。

こんな文章じゃ誰も納得しねーよなー


自分は人間がこれほどまでにダメでいいのかと思うくらい自分がダメだったんだけど、来てくれた人、応援してくれた人たちが奮い立たせてくれて、とにかく音楽を届けようと思いました。


最後の夜、鎧のヒデカズさんと二人でできたのは山に棲む夜叉鬼の神様がもたらしてくれた奇跡だったのかもしれません。

本当に感謝しています。いまはそれだけ。

しののめのために書いた曲、Crying Old Birdを

Crying Old Bird


マスター、あいつは何処に行ったの?
いつもこのカウンターで飲んでいたのに
誰も行方を知らない 新しい季節が来たら
そのうち忘れられてしまう


気まぐれ野良犬が何処に行っても
わたしこの街にいるよ
渡り鳥はいつか帰ってくるけど
たぶんそんな律儀なやつじゃない


夢の中では 何もなかったように
あの時を繰り返している
目が覚めるほどに乾いてしまうけど
そんなきぶん屋だから一杯飲みたい


Crying Old Bird
本当はやめよう
ただ黙ってるだけでいい
マスターは笑ってるけど
酔っぱらっても忘れたりはしないから


左の胸に入れ墨
ヤバいしのぎはこりごり
そんなこと言って出てったのに
新しいタトゥーが増えてるけど


この街は何もなかったように
毎日を繰り返してる
夢を見ること難しいけど
わたし気分屋だからもう一杯飲みたい


Crying Old Bird
本当は知らない
あいつが何を考えていたのか
マスターは笑ってるけど
多分何か知ってるんだと思う


Crying Old Bird
本当はやめよう
ただ黙ってるだけでいい
マスターは笑ってるけど
酔っぱらっても忘れたりはしないから

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