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2015年3月31日 (火)

春宵対談Ⅴ!!!!!田澤智×zampano

遂に最後となりました春宵対談!ここまで読み続けたくれたあなた、本当にありがとう。

だが、本日更新現在(午前1時23分)で日を跨いで企画当日となってしまいました(笑)。

なのでというわけでもないですが、前売り予約は本日午後五時まで受付いたします。

大トリはタザワ式のヴォーカリスト田澤智さんです!ライブも激楽しみ!ですね。

田澤智→タ

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zampano
馨子
NG

★ビションフリーゼ問題

NG: 今日はタザワ式からvocalist田澤智さんをお招きして対談したいと思います。
 実はzampanoのビデオを撮ってくれた友人が偶然タザワさんのCD持ってるらしくビックリしました。

タ: え?なんのCD?

 

NG: KAZZ:BA(カジーバ)だそうです。

 

タ: あ、よかった。まだよかった。

 

NG: 友達はBOOK・OFFで買ったらしいんですけど。やっぱりすごい人なんだなーと。田澤さんは音楽の大先輩。

タ: 長々とやってるだけですよ。

NG: そんな大先輩に出演していただけたので、今回は馨子の素朴な疑問をポンポンぶつけつつ進行していきたいと思います!

タ: どんと来い!

馨子: いえーい!

NG: どんと来いっていってるからどんといっちゃえ!!

馨子: 田澤さんちのわんこはなぜビションフリーゼなんですか?

NG: ???

タ: それなのよ。そこよ!ものごとって思い続ければ叶うのよ!!!

NG: 何の話をしてるの?ビションフリーゼって何?
 
ビル・フリゼールじゃなくて???

馨子: ビションフリーゼ。犬の種類だよ。そんなことも知らないの?

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↑ビションフリーゼ

フランス原産の犬。「ビション」はマルチーズ、「フリーゼ」は巻き毛という意味。特徴は純白の巻き毛。愛玩犬にもかかわらず特殊な遺伝的疾患もなく、きわめて健康的な体質と健全な心をもつ稀な犬種でもある。その起源は古く、14世紀にはその存在が認められている。体重は3kg ~10kgで個体差が大きい

 

Billfrisell_2

↑ビル・フリゼール
ビル・フリゼール(1951年生まれ)は70年代末から活動する米国のギタリスト/コンポーザー。ニューヨークはダウンタウンの先鋭的ジャズ・シーンから 頭角を現わし、アルバム・デビューしたのは1983年。ECMに3作品を残したのち1989年以降はノンサッチからコンスタントに作品発表、リーダー・ア ルバムは20作を数えます。なかにはナッシュヴィルのカントリー/ブルーグラス系ミュージシャンとの共演作があり、またエルヴィス・コステロとのコラボレーションなどもあって、90 年代半ば以降その存在は広くポップ畑にまで知られるようになりました。そして、かつてバスター・キートンの無声映画のために作った音楽をアルバムにしたこ ともある彼ですが、『ファインディング・フォレスター』や『ミリオン・ダラー・ホテル』といった映画のサントラにも参画しています。

タ: いや、今キてるよ。ビションフリーゼ。

馨子: イエーイ!

タ: がんばって願うと叶うもので。そのころ我が家は犬が欲しかったのね、そしたら知り合いの知り合いの知り合いくらいの人がビションフリーゼの赤ちゃんが7匹産まれたから誰か差し上げますっていう話を聞いて。えー!!ほしいって。
すぐ連絡して菓子折りもって行ってきた。それがうちのビションフリーゼ。だから欲しいと思ってたら願いは叶う。

NG: なんて馨子の好きそうな話なんだ。

馨子: うわーい!どれくらいの期間で願いが叶ったんですか?

タ: うーん。一年はかかってないよ。いろいろペットショップ廻ったり、探したりしていて。それでもそこでは巡り会わなかったんだよね。
 余談ですが、うちのこをほんとにでかいビションカットにしてたことがあって。

その頃おれもボブ・ディランみたいなパーマかけてた。

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↑ディランカット

Photo
↑ビションカット

散歩してたら通った人に「一緒だ」って笑われたくらい。ぼくの名前は「さと」で犬は「ミル」。

サト・ディランとミル・ディランは全然風に吹かれたまま答えは見つからないまま。

NG: すごい。落としてくれた(笑)。さすが先輩です。

馨子: サト・ディランとミル・ディランの旅は終わりません。


★グルーヴ問題

NG: 田澤さんは歌ってるときと、曲書いてるとき、どういう風に書いてるんですか?歌い手のsingに特化してる部分とソングライターの部分と両方あるわけじゃないですか。

タ: うーん、まず人の書いた曲は歌いづらいっていうのがあるよね。ずっとやってるとさ。そりゃそうなんだよ。
自分で作ったりする方が好きというか…

NG: 最初はギターヴォーカルだったんですか?

タ: ううん。おれがギター弾いて歌うようになったのってびっくりするような年齢からだよ。

 

NG: ああ、じゃあずっとピンヴォーカルとして活動されていたんですね。

タ: ギター弾いてはいたけど。

NG: 今のスタイルの田澤さんしか観ていないから意外でした。ギターと歌がすごく密接に噛み合ってできていますよね。

タ: 歌うためのギターだから。それはギターを弾くのを職業としてる方から褒められる。嬉しいよ。

NG: 作曲するときは歌だけから作るんですか?ギターも弾きながらですか?

タ: 若いころのことは忘れたけど…ここ最近の作曲はリズムからなんだよね。

NG: リズムから作るんですね!!

タ: ギター一本でも、こういうグルーヴで、こういうビートでっていうのがまずあって。そこから作っていく。

NG: リフ的なものだったり。ブラッシングのリズムだったり。

タ: そう。いきなりメロディーからっていうのはあんまりない。なんかグルーヴしてないと嫌なの。だからアコースティックでやっても割とファンキーめが多いと思う。

馨子: 田澤さんの歌ってグル―ヴっていう感じがあるんですけど、どうやってグルーヴって出すんですか?

タ: それはファンキーな音楽とかブラックミュージックが好きだからじゃないかな?

馨子: 特にこうやってやろうとかは考えてないんですか?最初っからグルーヴで?

タ: いやいや。そういうのを研究して。言葉やメロディーの乗り方、特にジャズだったりソウルだったりが歌謡曲とかロックの持ってるリズムと全然違うことを若いころから分析して。「なんだ、おれの体の中で出てくるより一拍前から歌いだしてるじゃん!」とか。そういうのってあるのよ。

NG: すごくわかりやすいですね。

タ: そうするとただの8ビートのなかでも16ビートのノリが出てきて。ゆっくりだとしてもすごく踊れる。とか。あるんだよね。
ジャズのフェイクとかもほとんどそう。

NG: あー。小節とかの頭からっていうよりも。

タ: タメて歌ってるように聞こえてたけどこれ半拍前じゃん!はやく入ってるとか。それに気づいたとき、おもしれー!けどむずかしいーー!!って。

馨子: いつ気づいたんですか?

タ: いつだろう?二十代後半からかな?リズムにすごいうるさい先輩がいて「そういうことなんだ」って思ったり。○○○○からデビューしたときのバンドが○○ケスタ・デ○・○○関係の人たちがいたからそこでグルーヴすっげえって思い知らされた。
最初のころはさ、ラテン系だからカウベル叩くんだけど頭にたたく一番基本のリズムができないの。今はできるけど、当時はおれできなくて。その人たちのリズムがうねりまくってて。わからなくなっちゃって。「おれいちばん簡単なことできてないからおれ一番ダメじゃん」って。おもしろいよ。


★血まみれ問題とゴロワーズ問題

馨子: 田澤さんは歌うときに歌詞のことを考えながら歌うんですか?

タ: 自分の歌うときに?自分の歌うときに歌詞のこと考えてるかなあ?
 まあでも考えてるのかなあ?うーん。考えてると思う。うん。
 どっちかというと歌って言うか曲っていうか、メロディーよりも詞だと思ってんのよ。すっげえいいメロディーでも変な詞ついてたら全然ツマンナイし。でも全然悪いメロディーでも良い詞がついてたら「良い歌」になっちゃうような気がすんのね。なんか。メロディーメイカーの人には申し訳ないけど。
結局、歌って詞か?っていうのは強く思っていて。

NG: うーん。

タ: だから詞のことは考えてるかなあ。

馨子: 詞を書くときは何を参考にしてますか?今まで自分の蓄積したものではあるとは思うんですけど。

タ: いや、でも、これもまた「ノリ」

馨子: ノリなんですか?!

NG: グルーヴにより重きを置いていると。


タ: 言葉を読むときよりもそのメロディーにあってる言葉。
 なんか井上陽水さんとか、あの人ときどきすごくテキトウな詞がある。でもメロディーと一緒に聴くとそれが合ってたりして。なんかこのメロディーにこの言葉っていうかそこでノリが出るっていうのは意識して、そっからちゃんと考え出す。

馨子: グルーヴありき。

タ: うん・・・言葉が最初じゃないなあ。絶対そうだな。それは。
それでなんとなく大方考えて、そのあと紙面で読んでもわかるように納得できるように一所懸命努力して書いていくというか。

NG: 自分は完全に言葉から曲を考えるんですが、メロディーやリズムと言葉が合致したときにうまれる美しさという意味では田澤さんの仰ること分かります。
むしろどんなヒドイ言葉、悪い物語でも良いメロディーを見つけられれば聴いてもらえるんじゃないかと思って。ある意味メロディーによってこの世でケガレている言葉が浄化されるというか。禊のような。

馨子の声って言葉の意味を想起させないっていう批判をよくされるんです。だからそこを逆手にとって、違う意味が与えられるんじゃないかと。
例えば「血まみれ」っていう言葉があって、馨子が歌うとなんとなく凄惨な血まみれじゃないんですよ多分。

タ: その通り。なんか悪い血まみれじゃないんだよ。なんか。おれが歌ったら本当に血まみれになっちゃう。あるある。おれもそれ聴いてて思う。

NG: 歌ってる本人が全然感情移入していないというか。「へー。血まみれか。」っていうだけ。だからヒドイものごとでも馨子が歌うと昔ばなしになっちゃうというか。



タ: アレだろ?みんなで海にいく歌だろ?キャプテンモルガン飲みすぎて。

NG: 馨子はキャプテン・モルガン飲んでないですからね。


タ: 絶対飲んでないでしょ。なんか良いんだよね。あれでキャプテンモルガンって何だろう?飲んでみようっていう若いガキが出てくるかもしんないじゃん。「ゴロワーズ」みたいに。

NG: だいたいおれがそういう精神性のガキで(笑)。二十歳くらいのときは一所懸命ゴロワーズを吸ってました。アレ、臭いですよね。本当に。

タ: おれも(笑)。そういうキーワードって絶対入れてった方がいいよ。



★新橋サラリーマン問題

馨子: なんで自分が批判されるのか少しわかりました。現実的な問題だったり、「癒し」を求めて歌を聴いてるお客さんにはすごい言われるんですよ、自分が少し乖離しているから。お客さんから「(感情が)こもってない」って…

NG: ああ、zampanoじゃなくて、バーで歌ってるバイトの方ね。

タ: バーで歌ってるんだ。いいねえ。いいよ。それはそれで。

馨子: 昭和歌謡でも演歌でも。好きなんで歌うんですけど「うまく歌えてるんだけどなんか違うわ。おれの方がうまく歌える」とか言われる。

NG: エモーションの問題で?

タ: 人生背負った人が歌うからってこと?

馨子: だと思うんですけど…。そのかわりその人が現実的に求める癒しじゃなくて空想の世界で求めるようなものとか歌は良いって言われんですよね。浅川マキとか。

NG: ああ、ファンタジーの方がいいのね。

タ: そこ浅川マキ歌ってもいいの?すごいね(笑)。
 その人たちが歌に何を求めてるかだよなー。

NG: 新橋のサラリーマンたちが。

馨子: 新橋のサラリーマンは本当にいろいろいるから!!
 ノリがいいのが好きな人もいれば。懐かしいのが好きな人もいるし。

NG: 娘が新橋のサラリーマンについて語るようになったとは。成長したのう(涙)。いいんだか悪いんだか(笑)

馨子: 成長してます!

タ: そいつら女の子に何か言いたいだけなんだよ(笑)。

 

★パンク文化とカフェ文化問題

タ: 普段zampanoはカフェとかバー以外のライブハウスではどこで活動してるの?

NG: 二万電圧とか武蔵境statto。ガレージかハードコア系が多いですね、なぜかパンク好きな人に人気があるんです。よくツアーで行ってる秋田もハードコアな人が多いです。

馨子: 田澤さんはライブハウスが多いんですか?

タ: ライブハウス。でもカフェとかでライブやるってここ数年の流れでカフェ文化ができてからだよね。そうなってからはカフェやバーでもやってる。
 Heaven's Doorってああいうライブハウスっぽいところでやるのは久しぶりだからちょっとドキドキしてるんだけど。

NG: 本当にやりたい放題やってほしい。ガキにはできないことをやってほしい。

タ: それしかできないから(笑)。

NG: すごく楽しみです。

馨子: ミル・ディランとも会えるの楽しみにしてます!

(3/22荻窪カフェにて)

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田澤 智 タザワサトシ
 
栃木県佐野市出身

10代の頃、パンク、ニューウェーブに影響を受け
ロックバンドのボーカルとして活動を始める。
その頃から渋谷屋根裏、新宿LOFT等のライブハウスに出演。

’90年、バンド”KAZZIBA”にボーカルとして迎え入れられ
ソニーよりデビュー。アルバム2枚を発表後に解散。

’95年からライブ活動を休止。

その後、CM制作の世界へ、CMソング、ナレーションを主に数々の作品に携わり、
それは今も続いている。 現在はナレーターとして大沢事務所に所属。

2005年になりライブを再開、当初はアコースティックなセットで行っていたが
それが徐々にバンド形態に移って行き”タザワ式”が誕生。

ジャズとブルースとファンクとロック、ビートのきいたフォーク、それとソウルを少し…それがテーマ。

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春宵対談シリーズ

春宵対談Ⅰ!片岡フグリ×zampano http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/zampano-e645.html

 

春宵対談Ⅱ!Fuck-E×馨子×NG 秋田遠征後反省会 http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/fuck-eng-655c.html

 

春宵対談Ⅲ! 笹口騒音ハーモニカ×zampano 前篇 http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/zampano-d01b.html

 

春宵対談Ⅲ‼ 笹口騒音ハーモニカ×zampano 後篇 http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-36a3.html

 

春宵対談Ⅳ‼‼ BONO(ATLANTIS AIRPORT)×NG  http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/bonong-6c31.html

 

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ζ3/31(火)zampano企画「春宵」
@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR 
zampano
笹口騒音ハーモニカ
sonesolo(ATLANTIS AIRPORT)
タザワ式
夜ノ魔魅-YANOMAMI-

open18:30/start19:00
前売り¥2000/当日¥2300
三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
http://www.geocities.jp/xxxheavensdoorxxx/
東京都世田谷区三軒茶屋1-33-19ケイオーハロービルB1

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★Caution!★

メールフォームからの前売り予約は本日3/31午後五時まで受付いたします。(予約50人達したため、ミックスCD-Rは在庫切れいたしました。)

まだ間に合う!ご予約どうぞ!

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