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2015年3月21日 (土)

春宵対談Ⅲ‼ 笹口騒音ハーモニカ×zampano 後篇

前篇の続きです


★憑依系なりたい系男子、熱いのはキライ

馨子:わたしもお客さんたちがあまりにもこっちを見てると「うわあ…見なくていいよ」と思います(笑)。だから見えない方がいいというのはよくわかります。

笹口:馨子さんはどっちかというと憑依系ですよね。イタコじゃないですけど。憑依系ってめちゃめちゃ憧れるんですよー。ぼくは憑依系なりたい系」ですからね。

 

NG:憑依系なりたい系男子。だから「さわね」とか出てくるんだろうね。

笹口:あれはただのおふざけですけど。

NG:出たよ!この男すぐそうやって煙に巻くんだよ!

 馨子はコヨーテや犬系の憑依だったり、最近では大型哺乳類である鯨の憑依をやってもらったりしています。動物の憑依が得意。ケモノ系憑依。

笹口:ケモノ系いいですね。ビョークもケモノ系なんですよ。歌ってるときの顔が獣になるというか。
ぼく、男が熱いのあんまり好きじゃないんですよ。男が叫んでいるのが。

馨子:NGだ。NG熱いんですよ。「うおー!」とか言ってうるさい

NG:えっ(汗)。

笹口:そうなんですか(笑)。
とにかくストレートなのが嫌いなんです。ストレートに熱いのが嫌いで、ひねくれて歌を歌っているのに熱くてもしょうがないじゃないですか。だから冷めてやりたいんですけど、でも憧れは女性にある。というジレンマがある。

 馨子さんは最近の歌手で好きな人はいますか?

馨子:カルメン・ミランダっていうラテンの人がいるんですけど頭に籠のっけてちょっとミュージカルチックに歌っちゃう人で。ラテンの人。

あとはMILLS BROTHERSという人たちのコーラスワークがとにかくすごくて。口でトランペットとか楽器やったりスキャットがめちゃめちゃキレがよくて速い。みたいな。

(多分笹口君は最近のミュージシャンで…という意味で訊いてたんだと思うがどっちも1930年代の人だけど…まいっか。)

笹口:どっちかというと職人芸が好きなんですね。馨子さん職人ですもんねー。声専門じゃないですか。歌詞はどっちが書いてるの?

馨子:NGがほぼ書いてます。

笹口:へー、メロディーも?じゃあ本当に職業歌手と職業作曲家みたいな関係なんだ。

NG:せやな。(照)
 笹口くんは誰かに曲をあげたりしないの?
女性ボーカルによる笹口騒音ハーモニカカバー集もいろんな人がやっていたよね。その中の誰かに曲をあげたりとか。

笹口:そうですね、あんまりないですね。

NG:じゃあzampanoがカツアゲしよう
脅迫するから書いてよ!

笹口:ぼくの曲なんでもフリーですけど…。あんまりなあ…
よくも悪くも自分しかないっていうか。
自分のみの音楽ですね(笑)
 

★女子高生が放課後ナニしたー♪

笹口:やっぱ今はなんかねー。若くて可愛くて青春!みたいな人がすぐ売れますからね?!?!
そういうのぶち壊してくださいよ!!!!

馨子:わかりました!

NG:いやいや。笹口くん自分でやってよ!
おれたち若くて可愛くて青春!みたいな感じでやってくから

笹口:あ……ごめん。
ごめんとか言っちゃった。
違う違う。十代とかさー。

NG:馨子だってこないだまで十代だったんだよ。若い女性ボーカルと一緒に活動すればバーン!とヒットするかな?という下心もあるにはあったけど、全然そうはいかなかったんだ。これがまた。

笹口:あれあれ?そうだったの?!?!
失礼しました!!
だってなんか玄人じゃないですか。
ぼくが言ってるのは「女子高生~♪」「わたし~♪」「青春~♪」「放課後~♪ナニした~~♪」っていうのですよ!そういうのが売れるんですよ?!?!才能とかじゃないんですよ!!!!
若くてがんばってる感じがあればオッサンが大量に押し寄せてくる!そういうもんなんですよ!!!

NG:「さわね」でやってるじゃん。

笹口:そう。さわねは
「十代の女子ががんばってればそれでいいんでしょ?!??」みたいな。
だから技術で行こうとしてる人には悲しい時代ですよね。
あたしなんかこの顔ですからね……どうしようかという感じですよ。

NG:出たよ!卑屈になりやがった!
この男すぐ卑屈になるんだよ!

★さくらと思ひで

NG:笹口くんを初めて呼んだのは8年前。2007年に大久保HOTSHOTで太平洋不知火楽団で呼びました。「杉沢村心中~村長は二度死ぬ~」という企画で、おれは赤旗先生と司会。杉沢村というメタルバンドと、お賽銭泥棒。あとムラカミヒロキがフォーク弾き語りで空手家と共演した。という謎の企画でした。

(杉沢村の当時のミクシコミュが遺っていたのでリンク張っておきます。参考までに

http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1500601&id=17930799

笹口:8年前!やっべ!8年前はすごいでですね。

NG:そのころ太平洋がフジロックのルーキー出たんじゃなかったっけ?

笹口:フジロックはね、2008年だね。

NG:初めてお会いした企画当日、大内くんが言った言葉を覚えていて。
「こんな意味不明の内輪受けの企画に呼んでくれてありがとう!こういうのに出たかったんです!」
と言ってくれて。

笹口:どういうことそれ?ディスってるの?あの人たまに何言ってるかわからないから…。

NG:その後、笹口くんには「獣どもの宴」や、驢馬×うみのて×Paradiseでアンダーグラウンドの再会を果たした「あの夜」にも出てもらいました。

笹口:NGくんて企画打つの好きだよね。企画ってむずかしいよ。ぶっちゃけひとりでやった方が楽だし。
ぼく○○○○で○○○とか呼んだとき本当に嫌だったし。

馨子:企画のアイデアとして春をイメージできる季語だったりを取り入れたくって「春宵(しゅんしょう)」という言葉をタイトルにしました。

笹口:もう春ですねー。桜咲いてるかなー

NG:笹口くんをバキバキに追い詰めて良いライブやってもらおうぜ。

馨子:わたし笹口さんのライブ観れればいいんで。

Sasa

笹口騒音ハーモニカ

シンガーソングライター。
1984年2月29日、生まれてこのかた活動中の大御所。
¥anagawarecords社長。太平洋不知火楽団、うみのて等々でライブハウスから路上まではばひろーく活動中。ソロ、バンド活動共に様々なイベントに引っ張りだこで365日どこかでライブをしている。
数百もの大名曲をつぎつぎと生みだしており、CDRで手売りしていたアルバム7枚とベスト盤を2枚組ずつで「笹口騒音アーカイブ」として全国発売。以降も新作を発表し続けており、その才能はとどまることを知らない。

公式サイト
http://yanagawarecords.com
myspace
http://www.myspace.com/yanagawarecords
ついったー
http://twitter.com/sasasoso

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ζ3/31(火)zampano企画「春宵」
@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR 
zampano
笹口騒音ハーモニカ
sonesolo(ATLANTIS AIRPORT)
タザワ式
夜ノ魔魅-YANOMAMI-

open18:30/start19:00
前売り¥2000/当日¥2300
三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
http://www.geocities.jp/xxxheavensdoorxxx/
東京都世田谷区三軒茶屋1-33-19ケイオーハロービルB1

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