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2014年9月17日 (水)

ハレとケについて ジョニーへの手紙2014年9月17日

親愛なるジョニーさんへ

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zampanoの羆嵐(くまあらし)ツアーでは大変お世話になりました。ありがとうございました。

先ほど東京について、馨子とユウキさんとは別れ、ツアー帰りですがそのまま福井とふたりでThe Damn Right’sという新しいバンドのリハーサルをやるという強行なスケジュールを終えたところです。
The Damn Right’sはザ・ダムンライツと読むんですが、驢馬の壺くんがアコギと歌。おれはピアノ。福井がドラムというメンバーに、バイオリンと、シンセ兼ベースと、ダンサーの三人の女性を加えた新しいバンドです。
ユーラシア大陸のカントリーミュージックみたいな、滅びた部族のポップチューンのような、すてきな音楽をやっていると自負しています(ソングライティングは壺くんです)。
きっとジョニーさんも気に入ると思います。音源ができたら連絡します。

 ダムンライツの曲を演奏しながら目の前に星がチカチカしてました。ちょっとツアー中に無理をしすぎたかもしれません。

夜叉鬼祭で観たあの星空の星を一つずつ消灯していくような、
朝方に現れた幽玄で広大な雲の海が次第に薄れて散って、消えていくような、そんな想いがしました。
素晴らしかった体験の後の余韻に自分で幕を下ろすのは少し辛いし、自分の感動にわざととどめを刺すようで嫌ですね、

でも、かなり無茶苦茶とは言え、おれたちもやはり日常を生きているし、
音楽家のすべきことはいたずらにサステインペダルを踏むことではなくて、次の魅力的な余韻のために勇気を持って新しいアタック音を鳴らすことだと思っています。

だから無茶だとわかっていましたが、わざと予定を入れました。
でも秋田にいると東京の自分が無駄に生き急いでるように思えてなりませんが、、、

パンゲアもブルースヒロもとても楽しい場所でした。
パンゲアは最初すこしおっかなかったのですが、冷静に考えたらジョニーさんから紹介していただいた四階もステップスバーも最初はかなり怖かったので(笑)、結局打ち解けて慣れました。
身から出たサービスのシュウさんとカタケンさんには大変お世話になりました。紹介いただいてありがとうございます。

ブルースヒロは老舗のブルースバーといったような落ち着いた内装で、おれはブルースバーで育ったのでかなりリラックスして演奏できました。山形でずっと演奏したかったのでできて嬉しかったです。ちょうど山形のじいちゃんの亡くなった一周忌で、一曲だけおれが歌う曲を演奏しました。
酒田のことやバンドのこと、いろいろ聞けました。打ち上げでキツい地元の訛が理解できることは初めてだったので、それもとっても嬉しかったです。
乞食晩餐会のシンイチさんとクッタカさんによろしくお伝えください。 



米子さんにも大変お世話になりました。たくさんの色の布と装飾に囲まれた素敵なお店で、アウェイなのにホームみたいな気持ちになって。ライブから帰る場所があるだけで安心できました。一流のもてなしをいただいて感謝しています。




夜叉鬼と米子の伝説の話を聞きました。おれには夜叉鬼祭は偉大な山賊の祭りにしか見えなかったし、新たなやり方で昔話のような祭りと世界を作り上げた皆さんに感動しています。


いろいろあったけど、ジョニーさんと秋田の仲間たちと火を囲んで時間を供にできたことも忘れられない思い出になりました。
山奥の民族の長老たちと話しているような、夜叉か鬼か神々と話しているような思いでした。
星が輝きすぎていたし、インディアンが輪を囲んで話し合うときの厳粛でリラックスした空気を味わいました。神聖な部族会議におれたちを招いてくれて光栄の限りです。

なんか誉めすぎて気持ち悪い感じになりそうなんでもう止めます。


 ここに書いたことはジョニーさんが祭りの合間をぬって会いに来てくれて「NGくん、《貧民街》を教えてよ」とトランプを持ってきてくれたことが嬉しくて。ジョニーさんがかなりヘビーにおれのブログを読んでくれてるんだなと思いました。
おれの改良版《貧民街》はちょっといまいちでしたね。やはり《貧民街》は一切ドローせずに持ち札五枚のみで戦う下町喧嘩ルールがいちばんおもしろいと思います。

 来月は南の方へ行くので、しばらく東北に行けるかはわかりませんが、今新しいアルバムを作っているので完成したらまた行けると思います。また必ず会いに行きます。
それまでお元気で。

2014年9月17日
NGより

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