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2014年3月12日 (水)

時が止まった幻のともだち

3月5日、水曜日。
 zampanoのライブ@二万電圧。
1 vagina
2 おだんごブギー
3 on the corner
4 Jack Swing
5 夜更けの太陽
6 メリーゴーランド
 
 この日からNGの缶バッヂを物販買ってくれた人にプレゼント。驢馬のCDを置いておいたらなぜかそっちが売れた。
月曜日のzampanoのライブでも驢馬が売れた。zampanoのライブなのに(笑)。

 NG缶バッヂはNGと地球と金剛界曼陀羅を組み合わせたデザイン。地球はわかりにくいけど。ワンマンの日にNGグッズ買ってくれた人にあげます。
HOMMヨよかったなあ!

ムスキ・アルバボ・リーさんが観に来ておった。ムスキさんとおおいに飲んだ。NG、ムスキさんとならば相撲がとれそうだ。相手として不足はない。向こうのが強そう。そんな相手を見つけることができて三国一の幸せものだなあー!

ムスキさんはアメリカツアーらしい。すげえな
 
ムスキ・アルバボ・リーとブチ上がって飲み過ぎて、どうやって帰ったか覚えてない。二万ではいつも飲み過ぎてごめんなさい。
 
飲み過ぎてる向こうでは馨子が黒マスクのイシさんに「一緒にバンドやろうぜ!」と口説かれてた。そのバンド、実現したらすげえなー!
 

 
6日、木曜日。
 時間労働のあと、ボーカルレコーディング。バシッと終わる。イケメンである。
 深夜からライブハウスを借りてワンマンのゲネプロ。中音、外音の作りから綿密にやる。当日の撮影監督も同席。照明もリハーサル。マジメか!!!
馨子も写真撮りに来た。アーティストになると言ったら勘当されたらしい。がんばれ馨子!
アスパラガスをもらう。


7日、金曜日。
ボーカルレコーディングの残り。コーラス録音など。こちらもバシッと終わらせられる。イケメン過ぎる!!
 おまわりさんとボンボリの企画を観に二万へ。毎日二万にきてるNGであった。
おまわりの途中で暴れすぎて58で殴られた。
 
Iさんに呼ばれて新宿の思い出横町へ。スペイン料理屋だったらしいが、料理をほとんど食べなかったのでわかっていなかった。もったいナス
Wというレコード会社のNさんを紹介していただく。Nさんはキューバ音楽を多く手がけていた人で、Nさんの担当したアルバムはNGはほとんど聴いていたので本当に嬉しかった。革命前と革命後のキューバ音楽について語り合う。そしてまた飲み過ぎた。
 おかしい!何かがおかしい。夢かと思った。

 
8日、土曜日。
 時間労働の最中に携帯を見たら(見るなよ)、昨晩のNさんから連絡があった。おい、夢じゃねえよ。
バイト中だが、「レコード会社の人から連絡があったので早退させてください」と言う。嘘ではないぞ!

早退してライブに向かった。今日はちゃぶ久でジャズライブ。
驢馬のレコーディングにも参加した川合啓介がサックス。
ゲストでボーカル馨子、パーカッションに福井。
昨日も一緒に飲んでいたIさんが観に来てくれた。
お客さん超満員。
オリジナル曲「リハビリテーション」がよかったようでよかった。
後はラウンジ・リザーズ的なハーレムノクターンとか。つまり「ジャズ」という表記にかなり問題があるのだが、大丈夫だ!!おれたちに間違いはない!!
お客さんで来てくれてフリージャズバンドOMJQのメンバーが久々に全員集結した。この面子かなりむちゃくちゃな奴らだけど、楽しいフリージャズ?バンドなのだ。
だからみんなで飲んで楽しい。また飲み過ぎた。

 
9日、日曜日。
 やっと休み。でも音源のミックス作業があった。夕方までにラフな段階まで終わらせてメンバーにファイル便で送り、昔からの友人と会いに自転車を漕いだ。
 
 東久留米市へ。かつて高校を卒業したばかりの頃、ここの市役所の前であてどなくたむろしていた頃があった。
あの頃、何をやっていたのだっけ?
ロックンロールについて話し合っていたな。
当時、「今のロックにはロールの部分がないから嫌だ!」とか言ってたんだ。ロールっていうのは多分スウィングみたいな要素で、今でもおれのロックにロールがあるのかはわからない。

 久々に高校時代の友だちと会った。こいつは大学を卒業してから何もしてないでフラフラしてるんだよ。でも、だからこそ就職した友達とは違って、世を外れたことをしてるおれにもたまに会ってくれるんだけど。

 会ってるとたまに時間が止まっているような感覚に陥る。まるで高校出たあたりから何もかも変わっていないような、そんな感覚。夜のぼやけた暗闇とか、煙草の灰が落ちていくまでの時間とか、手元にあるものはそんなものしかなくて。あの頃はそんなに酒が好きなわけでもなかった。ファッションでは飲んでいたけど、酔っ払う感じが好きになれなかったのだと思う。いつも覚醒していたかったんだ。そんなガキみたいな狭い世界観で生きていたら、何十時間もバキバキに覚醒していられるようになってしまった。美術の奴隷になって絵の具の溶剤を吸入しすぎたり、原始宗教的な体験に凝りすぎて無闇な儀式を行ったせいだと思う。五年かかってそれさえアホらしいと気づいて、音楽に戻った。やるべきことに気づいたらそれはそれであっと言う間に時が経ってもう五年。
アホ面で遠回りして、ここに帰ってきてしまった。

10年経ったのにおれとこいつは同じ場所で同じような会話をしてる。ヤバいよな。

 この地元の友だちに会ってると、実はこいつは存在していなくて、おれの幻覚か妄想とか想像で作り上げた幻と会話していて、実はおれは一人なんじゃないかと錯覚してしまうけれど、驢馬のワンマンギグの前売り券を確かに売りつけたから。多分実在していると思う。

 保険の販売員のねえさんと来てくれと言った。このねえさんはよくライブを見に来てくれるんだけど、
NGとこいつが高校の頃に教育実習で教えに来てたねえさんなんだよ。
政治経済を専攻していて、当時ゲバラにかぶれて真っ赤っかだった高校生のNG(想像するだけで最悪だろ)が授業妨害しても笑ってめげなかった女だ。
だけどねえさんは先生にならずに保険会社で働き、外回りの勤務中にサボっておれの友人に会ってるみたいだった。多分ねえさんも時間が止まった幻が好きなんだろ。

 昨晩のジャズライブでもらったギャラでイトーヨーカドーでバスケットボールを買った。
川沿いの荒れ果てたバスケットコートに行って友だちと二人でバスケをした。
中学の頃は、喧嘩とラフプレーのファールばかりのバスケ部にいて、おれはマジメなセンターだったんだよ。ゴール下が戦場だった。

1on1をしたけどあんまりおもしろくなかった。いやおもしろいんだけどさ、バスケはチームの方がおもしろいからな。
 
驢馬をやってるとバスケの試合をやってるみたいなんだよ。スター的なポイントガードがゲームをかき乱していて。ものすごいトリッキーなパワーフォワードとか、スリーポイントが巧いプレイヤーとか、坊主の一年生がファールしたり。
おれは相変わらずセンターで、ルーズボールを奪いに突っ込んだり、リバウンドをとるためにスクリーンアウトしたりしてるよ。

時が止まった幻の友だちは、そうか、と言った。

 東久留米市のゴールのリングは螺旋状にくねった金属で、こんなんじゃ入るはずのシュートも入らねえよと怒った。
横にはジュニアバスケの高さのリングがあったがリングがあるけれどネットはなかった。
おれたちは図体は大人になってしまったが、頭脳は小学生並なので小学生用のリングにシュートした。
 
 ネットが無いとシュートが入っても何の音もしない。

川沿いの、街灯の届かない暗闇でシュートしたから
入ったのかどうか、わからなかった。
 





 
 



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