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2013年12月11日 (水)

獣どもの宴 vol.5 やばいYATSURA

いわくつきのNG企画「獣どもの宴」第五回が来る12/20(金)に開催されます。

★12/20(金)@武蔵境statto
NG企画「獣どもの宴 vol.5 ~ヤバいYATSURA~」
出演
驢馬 / 墓場戯太郎ORCHESTRA / zampano / Gentle&Sequence / 人力馬車

open18:30/start19:00
adv¥1500/door¥1800

武蔵境STATTO
http://www5.hp-ez.com/hp/statto/page1
〒180-0022 東京都武蔵野市境1-12-2 B1
TEL/FAX 0422-36-0248
INFO/ musashisakaistatto@gmail.com
manbuooo1126@yahoo.co.jp
__________________________________


企画獣どもの宴」とは、いったい何なのか???というみなさんの疑問にお答えするためにマトメ&リンクの記事で紹介しようと思います。

○獣どもの宴

「獣どもの宴」第一回が開催されたのは2004年の3月。

 当時高校生だったNGは、自分の初めてのライブハウス企画として「獣どもの宴」発案しました。場所は武蔵境statto。
 
 そのときに企画の相談に乗ってくれたのが武蔵境stattoのハタケヤマさん。(以来9年近い付き合いなのです)

 第一回のラインナップは

ジャッカルの目(NGが企画のために組んだリーダーバンド)、

お賽銭泥棒(NGの高校の後輩のバンド。メンバーチェンジせずに今もなお活動中!)

覇闇灯人(孤高のシンガーソングライター)、

ヒサギ(友人中藤がやってたバンド)、

Rude Star(鶴間和樹とKZKの2ピースバンド当時下北沢屋根裏、GARAGEなどで活動)、

ライ麦畑でつかまえて(NGが高校時代に組んでいたセックス・ドラッグ・ロックンロールの三位一体のバンド)、

灰色猿(NG、根津幹雄、KZKによるロックンロールバンド)

という、ほぼ地元の卒業記念というか、NGが三回も出るイベントでした。

 このころのコンセプトは「獣による獣のための獣のイベント 」というものだったような気がします。
 

以来、間を空けながらも自主企画として、まさに「獣どもの宴」と言わんばかりの酒池肉林的ライブバンド祭りを続けていきます。

a flood of circle、徳久William、Pink Group、太平洋不知火楽団なども出演。

 とはいえ他の出演陣は、当時NG立ちが地元で立ち上げた気分になっていたレコードレーベル(のふりをした謎の組織)「金肉レコード」の所属アーティストたちによるライブイベントでした。

 前回である第四回から「獣どもの宴」の企画カラーに変化が生じます。

ちなみに前回(四回目)の獣どものラインナップはこちら。



○(2009年)2.20fri 獣どもの宴 vol.4 ~強敵(とも)たちの血の果てに ~

Barbar∮Head Quintet(NGのジャズブルースロック??バンド。思い出野郎のマコイチがトランペットだった)

nuance(友人宮浦のバンド)

太平洋不知火楽団

お賽銭泥棒

the うんこ (武蔵境の誇るリアルブルーズグループ)

http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/220fri-vol4-c94.html?optimized=0

 前回行われたのは実に四年前になります。月日が経つのは早い!!!

 前回の獣どもの前に「獣どもの対談」と称して企画について話し合いました。

 獣どもの歴代の出演バンドについては歴史家の根津幹雄の言に詳しいです。


 
○獣どもの対談1 NG×根津幹夫a.k.a.ミッキー
http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/aka-159d.html

 2009年を迎え、獣どもの宴はかつての地元バンドイベントの色を潜めていきます。

 そんな中NGは奇怪なコンセプトを打ち出す。それが「ホーミーレペゼン感覚」でした。

(対談より)
「根津幹雄:つまり何をもって「獣どもの宴」と呼ぶの か。NGがやる企画、NGの企画っていうのがあ るんだけど。 でも1~3回目をみて出ているのは主に金肉レコードと言われている人たちなわけだ。
そいつらが今回は全く出演していない。 そういったところであえてやる「獣どもの宴」は一体本当に「獣どもの宴」なのか? これはもしかたら「洞窟ロック」なのではな いのか!? 」

NG:まあ、現在おれたちのバンド友人関係の多くが殆ど活動できてないわけじゃない。 そんな中で長く良いものを続けて行きたいと思っていて・・・ で今回の一番大きい意味としてはね、「ホーミーレペゼン感覚」。

根津:ホーミーレペゼン感覚?(笑)全然わからないので説明してください。

NG:地元の良いバンドを固めようと思ったわけ。中央線の三鷹~立川ら辺でさ。 良いもの作ってるバンドとがっちり握手しようと。

根津:なるほどね、暴走族的な感じだ。

NG:そう。でも「地元を固めてそれを盛り上げ てのし上がっていこう、全国制覇しよう」とい うドラゴンボール的、少年ジャンプ的な感じで はなくて。 地元で地味に良いもの作ってる商店街が挨拶 しあおうというユニオン、ギルド的な意味で。
 で地元の人が知ってる実は美味しいお店を こっそり教えちゃう、それがおれの言う「ホーミーレペゼン感覚」。


 対談中のNGが思いつきのようなその場凌ぎのような形で言い放ったコンセプト「ホーミーレペゼン感覚」。
 
このコンセプトを出したNGの胸中には散り散りになりつつある自分の地元コミュニティーを再編したいという想いがあったように覚えています。

 このコンセプトを携えてNGは彼の地元最大のホーミーオブホーミー、ゴッドファーザーカルグラのリュー・ジシャンを訪ねます。リューは後に悪魔★CREW、DJSS AKAHATE GAGALINの赤旗先生として活躍する男。

 彼は第三回に「村上隆(ムラカミリュウ)」という前衛芸術運動グループで出演しました。

○ 獣どもの対談2 リュージシャン×NG
http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/ng-1af3.html

 リュージシャンa.k.a.赤旗ガガーリンまたの名をアラファト・バクーニンは、彼自身のユニット「村上隆(ムラカミリュウ 」について学術的な側面から語ります。
 「村上隆(ムラカミリュウ)」 はリーダーであるリュージシャンと、映像作家ムラカミヒロキに、ゲストギター横須賀(お賽銭泥棒)とゲスト民族NG(ディジュリドゥーと鈴)によるグループ。行方のないインプロビゼーション演奏を繰り広げました。

「リュー:いや、学術的価値でいえば最高にイカした芸術だったんだよ!
この時期には最高にヒップだとされていた。2006年当時は「村上隆」的な名前を使い たいから練習とは言ったもののスタジオに入って笑ってるだけという活動が、凄くヒップ。かつ凄く頽廃的なさ。頽廃的な音楽活動がおれたちのおかげで花開いたんだよ!」

「リュー:だから「a flood of circle」とかもおれに足向けて寝れないとおもうん だよ(笑)。
彼らの今の成功は、「村上隆」みたいな最高で最低な活動はなかなかできねえ なってんで、逆に普通に行ったわけ。
「おれたち、普通のバンドとして頑張っ ちゃう?」っていうヒントになったんだよ。彼らにとっては。」
 

 そして、リューはNGの言うホーミー・レペゼン感覚というコンセプトに対して、暗示的な苦言を呈します。

「 リュー:カンブリア宮殿ですか。まあ君の専売特許だからな。 でも君のいう「ホーミーレペゼン感覚」をやるならね、もう最高に ChillでIllってる奴をガンガン呼べるスタッフがいないとすぐに水が淀ん じゃうと思うね。デリヴァリーが足りない。

NG:?デリヴァリー?が足りない???

リュー:つまり「ホーミーレペゼン感覚」に対して、常に飽くことなき新鮮な 水を供給しうる「デリヴァリーシステム」を搭載することで無限に拡がる 東京沃野の供給ラインを確保しなければならない。理想論ではあるけれ ど、常に循環している流体的なネットワークモデルを確立すべきだ! 」

 
 NGは流体的なネットワークであるデリバリーシステムを確立できたのでしょうか?そしてそのシステムは今回に反映されているのか?


 三人目の対談は宮浦杏一という男。彼は獣どもの宴を終えた後、演奏活動を停止。現在は世界を旅するピンボウラーとして活動しています。

 NGは杏一に自分の描く企画のホスピタリティイメージについて話しました。

○ 獣どもの対談3 宮浦杏一×NG
http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/ng-5841.html

「 NG:おれの企画に来てくれるのは、グチャグチャしてるのが大好きなヴェテラン のファンと、あと今回には、新しい初めての人がかなり来てくれるんじゃないか と思うのね。そういう初めての人には今までのグチャグチャしてる部分とは関係 なく普通にスッキリ楽チンに楽しんでもらいたい。
 ところで今日おれは鶴間和樹という男のライブを観にいくんだ。彼は以前に経営の勉強をしてて、おれにしてくれた話の中にお客さんの少ないお店がどうやって経営拡大すればいいかという話があって。

 非常に売れてないお店がありますと。でも常連が3人だけいます。常連とは仲良くなりすぎてて、もうあんまり儲からなくてどうしようもならない。お客さんを新規開拓していかなければならない。そういう時にもちろん外にアピールすべきなんだけど、今まで来てくれた常連のお客さんを120パーセントくらいの力で サービスするのが、結果的に経営拡大に繋がるんだって。

杏一:それ、なんでなの?

NG:・・・なんでだろう?ツッチャンは預言者みたいな眼してるから納得しちゃったんだ。
って言われておれも考えて。
今までの人にサービスしようと。で、これまで来てくれていたファン対するサービスの内容を考えると、気持ちよくしたりいい気 分にするだけがサービスじゃないだろうと。おれがいろんなこと言ってるのを聞 いて、疑念を持ったり、むかついてもらったり、こんな長文のインタビューを読 んでもらって目を疲れさせたり、そういう一種の「可愛がり稽古」だよね。時津風スタイル。ファンはおれが大量の情報量で意味不明なことを言って圧倒するの を求めてるんだよ。そしてムカつきたい。おれに対して。きっとミッキーや リュージシャンの批判は「おれのムカつかせが足りない」というメッセージだっ たと思うんだよ。逆に(笑)。  」

 今までの人を120パーセント喜ばせる。あれから4年経って、かつてのお客さんたちは果たして来てくれるのか?

しかし今回もNGはお客さんたちに可愛がり稽古を行うに違いません。

 
改めて問う、「獣」とは、いったい何なのか?

「 杏一:おれはこの対談に臨むにあたって家の近くにある 動物園に行ってきたんだ。三鷹のすぐ傍に小さな動物 園がある。小さい動物園だから、ライオンとかいないわけ。虎とか、熊とかもいない。ゾウはいるんだけ ど、ゾウはちょっと、獣じゃねえ。で、おれはアライグマで手を打ったんだ。アンズちゃん的にはアライグマと、ハリネズミ。こいつらはちょっと「獣」だねっ て。」

この対談から四年後。今や当時を知る出演者はGentle&Sequenceの根津幹雄位のものです。

 現在進行形の獣どもの宴は一体どういうものになるのか?

次回はNGと根津幹雄による最新対談をお届けしたいと思います。

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