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2013年9月27日 (金)

2013年のイントナルモーリ

 赤い部屋の中にいた。見渡す限り赤く、あとはぼんやりした暗闇とぼんやりした照明があるだけだった。

 おれはもちろんPAで、なぜかワークキャップを被った壺ジャジーラがステージの下手側にいるのだが、ここにはレーザーなんて無いのだ。

 いや、ある。楽屋の奥の奥の方、レーザー光線があるのを知っている。
 
 そして突如として巨大な機械装置に乗った中田君が現れた。
 その機械装置は巨大も巨大。そのゴツゴツ角張って黒光りする筐体にはパラアウトがキャノンで27チャンネルも付いていた。フォンアウトは4つ。これはエフェクトセンドらしい。
 
 でもおれの手元にあるマッキーは、16チャンネルしかない。
 
「さあ、どうするんですか?」
 
 中田君は入りの段階からめちゃくちゃ怒っている。なぜだ。
この謎の装置のアウトに加え、さらにボーカルマイクも立てろと言う。それにビショビショにリバーブをかけろと言う。

なんとか、巨大機械は12チャンネルまでインプットし、メインのボーカルマイクで1チャンネル、エフェクトリターンでもう1チャンネル、あとはギターアンプにつないで誤魔化した。

ライブははじまった。しかし、巨大な機械はウンともスンとも言わない。

卓の故障か?と思ったが信号が送られてこないのでプレイヤーである中田君の演奏なのか、それはわからなかった。

「中田君!信号来てないけど、、、!」

中田君は返事をしない。

「中田君!」

おれはそっとステージの中田君に駆け寄って、キャノンケーブルの刺さり具合を確認しようとした、すると中田君が大きな声を出した。

「NGさん!あなたに!!」

おれはビックリして立ち止まった。

「あなたにこの機械が使えるんですか?!?!
さわらないでください!中島さん!!!!」

「いや、使えないと思う。悪かったよ」

おれは引き下がった。

中田くんはものすごい剣幕で怒った後、突如として大笑いしはじめた。

「ははははははは!!!!NGさん!!!」

「あなたにこれが扱えるんですか?!?!あなたに?!
あはははははははははははははははははは」

 
 

 








という夢を見た。

 目が覚めたらもう時間労働に出かける時間だった。

 喉が痛い。少し風邪気味らしい。大事をとって薬を飲んで家を出た。

 
 
 あの、夢に出てきた中田君が搬入して操っていた機械。あれは、イントナルモーリに違いない。
未来派のルイジ・ルッソロが作った「騒音発生装置」として有名な代物だ。なぜ、それに中田君が乗っていたのか。そしてパラアウトが27チャンネルも付いていたのか。謎だ。
 
 でも石野卓球なんかも自分のリズムマシンを改造してパラアウト付けたりしてるから中田君が改造したのかもしれない。

 おれは夢から覚めて、中田君が好きだったことに気づいた。
 実は先日、とあることから中田君を怒らせてしまって、それからずっと気になっていたのだろう。

だからってイントナルモーリに乗って現れるとは。中田君、やるなあ。

思えば中田くんのソロライブを初めてちゃんと観たのもあの赤い箱だった。
おれは音響で秘技「富山リヴァーブ」を中田くんにかけたのだった。
おれが 「富山リヴァーブ」をかけるのは本家富山リヴァービスト木村と、中田くんしかいない。

もう中田くんには会えないのだろうか。

ごめんよ中田くん。

もう一度中田くんに会いたい。

中田くん、この記事を読んでたら連絡をくれー


(なんだ?この記事)


 変な夢だったな、これを膨らませれば音響SFというジャンルの小説ができるかも。

ありそうでなかった空想科学的な音響を駆使する小説である。

まあ、中島らもとかが既に書いてそうではある。

その後おれは時間労働。今日でツアー前最後のバイトだ。仕込みすぐに終わりそうだったのに途中アラカルトの注文が相次いで、時間かかってしまった。NGはディナーのレシピがわかってないので足手まといなのだ。
不甲斐ない。
ワタリガニのクレープ包みが目の前を行ったり来たりしてた。

 
 帰り、武蔵境でstattoに寄り、独露のフライヤーを手渡す。
秋田にツアー行くので、秋田出身のJETヒロシに行ってきますの挨拶をした。

ライブで藤原愛さんが来てた。愛さん、今日もお美しかった。どんどん美人になられてるような気がいたします。

畏れ多い。 


 ツアー前なので、ガットギターをメンテしてもらいに東久留米のかかりつけのお医者さんに。色々調子悪いと思ってたらただの接点不良だった。ありゃりゃ。
 ギターメンテナンスに行くと言うよりは、ほとんどここのクラフトマンさんと四方山話しに行っている気がする。

(ここのクラフトマンにスペイン産の方のガットギターをブラックジャック的に直してもらったり、zampanoで使ってるリゾネイターギターを改造してもらったりしてる。)

アコースティックギターピエゾ界の話をいろいろ。

NGが驢馬のライブで主に使っているepiphone classic SSTは、ピエゾ界でも珍しい
「逆ピエゾ」らしい。

NGは電気界に弱いのでよくわからないが、
普通のピエゾは音を鳴らすと電圧がかかるのだが、
この逆ピエゾは逆で、ピエゾに常に圧がかかっている状態で、音を鳴らすと逆に弱まる???らしい。それを音にするんだって。

常に電圧がかかっている状態だからプリアンプの電池の消耗も激しく、さらにピエゾの仕込んであるブリッジ周りに磁界が発生して周囲の音も割と拾うんだって。

意味の八割を理解できてないが、言われてみると「そうかも!」と思えるような、そんな妙な音のするギターではある。

特に磁界の話が気に入った。磁界出てるんだってよー、おまえー。やるなあ。

(この辺りの感覚が高校生の頃から1ミリも進歩していないことが今わかってしまった)

だれか電気界に詳しい人教えてください。

そしてこれから驢馬練習だよ。

小出パイセンに逆ピエゾの話聞いてみよう。



明日は横須賀、

明後日からツアー。驢馬とzampanoと狂気で秋田。

その次の日は青森は弘前です。

行ってきます。

img_448806_11455989_0.jpg
1913年のイントナルモーリ(騒音発生装置)



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コメント

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投稿: maglia inter centenario | 2013年10月11日 (金) 22時33分

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