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2013年5月21日 (火)

ホッピーなかさん

※この記事は一回削除したのですが、ネット警察根津幹雄によって削除を突き止められ、「なぜ消したんだ!検閲だ!!!反動!反革命的!!!」と言われたので再録します。




21日、火曜日。
zampanoのライブ。

Paradise、ボロキチ、THE FOOLS、salsa、狂気と対バンだった。

 後輩のオガ(ボトルズハウスdr)がzampanoのスタッフとして手伝いに来てくれた。彼とはかつてモンスター幼稚園で共演した仲。モンスター幼稚園の最後のドラマーだった。
ずっと一萬Pというバンドをやっていたが、抜けて、ボトルズハウスに入ったらしい。
至る所刺青だらけになってイカツい風貌になってしまったが、中身は純真なオガのままだ。

「ナカさん!!!今日はzampanoのスタッフとして呼んでいただいてありがとうございます!しっかり勤めさせていただきます!!コレ差し入れです!!!」

 と言って缶ビールを差し入れてくれた。やめろ、オガ。おれがヤンキーの先輩みたいじゃないか。
 
実は正直言ってあんまり手伝ってもらうことなかったが、馨子がリハに来れなくて話し相手がいなくて暇だったのでオガと一緒にディスクユニオンに行ってCD観てたりしてた。
オガには内緒だよ。

「ナカさん!何探してるんですか?!?!?!」

「うーん、zampanoでSEかけようと思って。映画のサントラとかみてみようかな??」

「サーセン!!!店員さんッ!!!映画のサントラコーナーは!ドコっすか!!!!!」

「ほら、オガ、ここにあるよー」

「ナカさん!映画のコーナー観るなんてやっぱ、違うっスね!!!」

「だろ?ほらオガ、これは「オー!ブラザー」のサントラでTボーンバーネットが監修してるんだぜ」

「すっげ!全然わかんねッス!!ナカさんやっぱすげえ!!」

「だろー?とりあえずモリコーネ見つけたからこれ買って帰るか。」

こんなオガがぼくは大好きだ。

普段接している年下は福井君みたいに私をゾンザイに扱うやつが多い。

「おい、NG。は??何言ってんの???
ジジイかよ。終わってんな。」

とか酷いことを言って、心の底ではNGを必要としてても、心がねじくれたせいか認めない輩が多い。

オガのように「ナカさん!マジすげッス!!!」とまっすぐな心でNGを尊敬すべきだと思う。


 オガがあまりにも「ナカさん!」と呼ぶので、モンスター幼稚園時代、赤旗先生におれは「ホッピーなかさん」と呼ばれていた。「ホッピーなかさん」は居酒屋でホッピーを飲み、ナカ(焼酎)を無限にお代わりするモンスターらしい。

ヤメロ。

ライブ始まる前あたりにデッドタイムのみなさんが来た。福井、みちゃん、土屋くん。土屋くんに
「あ、ブラックニッカの人だ」
と言われた。みちゃんが付けたこれまた要らんあだ名だ。

ヤメテ。

最初はParadiseだった。あの夜以来にParadiseと再会。呼詩くんと少し仲良くなれたようで嬉しい。
せおさんに「今日はおまえをOKからNGに戻してやる!」と言われた。
世話焼きな人だな。

Paradiseは本当にカッコイイ。

おれはと言うと自分の出番前に既に泥酔していた。
驢馬が完全にシラフで演奏するからかなんなのか、自分のソロや、zampanoのライブの時は出番前から飲み過ぎてよくない。
THREEだと、ジンライムをホンモノのライムで作ってくれたりする。凄く嬉しい。嬉しくて呑んでしまう。

とにかく狂気が凄かった。ババア。が永遠に脳をリピートしている。

ライブ以外にも色々あったが、あまりよく覚えていない。

福井君によるとNGが女の子に
「おれが驢馬で一番優しい男NGだ」

とかなんとか言っていたらしい。アホか。

福井くんは
「何言ってんの?NG、ジジイかよ」
と思って、即座にその会話に関わるのをヤメたらしいが、この場合は福井くんの思考および判断が絶対的に正しい。

とにかくNGが自分語りを始めたら、ものの二秒で「アホ」が露呈するので、みなさま、即座に無視および待避ください。





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今日も幸せハッピー(*^_^*) どゆことー

今日も幸せハッピー(*^_^*)

NG子です(^-^;(*_*;(^-^;)(*_*;(^-^;)(*_*;(^-^;)(*_*;(^-^;)(*_*

ノリでネカマになってみました

キャハ


受けルー!!


もう書くネタがないよ。


明日はライブです。


狂気さんに呼ばれてー

salsaさんとかー

FOOLSさんとかー

ボロキチさんとかー

一緒にやるのー


先輩にー

こんな先輩方とやります☆

って言ったらーー


「たぶん犯されるよ」

って言われたから不安です(+_;)


どゆことー?!(゚◇゚)ガーン



犯されないようにNG子は新しい衣装でキメ☆てきます。

マフィアはマフィアでも戦中上海とか満州の感じー??

上海行って奴隷とか女とか買いまくってた悪羅悪羅系男子をイメージしてみました(。・ω・。)


このアバズレが!!

そういう上海系ギャル男が好きなんだろ!

アバズレオンザミッナーイ!!


都会の闇に眠るオアシス

アバズレオンナー!

ネオンサインが煌めき

アバズレオンナー!

黙ってないtonight

おれのマツゲのうえにチョリソー

乗せたおまえはマジでビッチ

ズベター!

ふざけんな

アバズレオンザミッナーイ!!!!


じゃあまた明日下北沢threeで!


ジャン!ケン!ポン!!


うふふふふふ






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2013年5月18日 (土)

そして平和が訪れた

さて先週は1000アクセス超える人気?ブログだった当研究所も

今週に入ってみるみる読者が減り、もとの40アクセスくらいの、毎年インターハイ予選落ちていうか、部活動運営ままならず、メガネとゴリががんばるも、ミッチーがグレてテツオと毎晩バイクぶっ飛ばし、練習せず試合もできないようなかつての湘北高校バスケットボール部に戻ってしまったようだ。
 
わかってたもんね。

いいからテーピングだ!!!!
 

 やっとつかんだチャンスなんだ・・・
 
 

 
 オヤジの全盛期はいつだったんだ?
 

 オレは今なんだよ!!!!!
 

 
バスケがしたいです・・・
 

ほっほっほっほ。あきらめたら試合終了ですよ。
 
 
 

 だいぶ長い間スラムダンクを読んでいないのでセリフが合ってるかどうか僕にはわからないよ。
 
 でもミッチーはぐれてた時が一番かっこよかったよね。

「なぜおれはあんな無駄な時間を・・・」

みたいにグレてた頃を後悔してたけど、ミッチー、全然無駄じゃないから!あの頃もめちゃ輝いてたよ!

人は間違いを犯すし、間違いを犯した後に立ち上がって新しく戦い続ける人を見ると涙目で応援したくなるよな。
 
でも、おれの意見ではミッチーはグレても間違っていないし、その後もスリーポイント決め続けることも、反省したり後悔したりすることも、何一つ間違っていない。強いて言うならグレてた頃はカッコよすぎたので、髪切ってみんなに親しみやすくなったというところかな?

いったい何が言いたいんだ。

驢馬の小出君は多分、永遠にグレたミッチーとしてスリーポイント決め続けてくれると信じてる。
 
 
いったい何がいいたいんだおれよ。

おれはメガネのセンターだが翔陽の花形に憧れて柔のセンターになろうとフェイダウェイとか練習したけどああいうタイプじゃないよね。
 
強いて言うならゴリと青田が一つの人間に同居している感じで、とりあえず練習とテーピングが必要です。

あと、昔はみっちーやテツオやりょーちんの女の趣味がよくわからなかったけれど、今では彩ちゃんが一番いい女だと思うよね。
 

バスケがしたいです。先生。

おれはバッシュはロドマンの黒赤だったんだけど、引退前は花形に敬意を表してアシックスにしてたんだ。

というわけでバスケがしたいやつは

年齢
名前
希望ポジション
彩ちゃんが好きかどか

を添えて俺のメアドまで送ってください。

女子マネージャーも募集。

要チェックやで

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2013年5月16日 (木)

横浜に行ってきた。

色々あるんだよ。

うそです。
別に色々はなくて、単に休みを取って、パートナーと一緒に遊びに行ってきました。

晴れているというのに彼女は傘を持ってきていて、なぜかと言うとおれとどこかに出かけるときは必ず雨が降るからなのです。

おれは雨男なのであった。

今年に入ってから考えても、自分の企画ライブ「独露」は毎回天気が崩れている。
独露2にいたっては大雪で中止寸前まで追い込まれた。

驢馬のライブの時も割と雨が多い気がする。バンドだし、本数も多いから運命的にもそこまで雨は降らないようだけど。
たぶんおれ主催企画のときが一番降るんだろうな。
先週の二万電圧「あの夜」のライブのときももちろん、降水確率が俄然低かったのにバッチリ雨が降った。ミッキーがやってきて
「やはり雨だったな」と言われた。
 
 
もともとずっと雨男だったおれだが、
二十歳くらいの頃、ネイティブアメリカンのミュージシャンのボーヤをやってたことがある。

この話、前にもしたっけ?

zampanoの曲、Howlの元ネタの人である。

そのインディアンは、ロックミュージシャンで、アメリカのミュージックビジネスで成功していたんだけど、アルコールとドラッグと結婚によってだいぶダメージを受けていて、それで日本へはリハビリに来ていたんだ。

当時のおれは暇を持て余してたもんだから、
そのインディアンが日本に来たとき、身の回り手伝いと通訳と案内人として派遣された。

もちろん通訳としてはド素人だから、めちゃくちゃな英語と日本語で話してた。
ヤクザ映画とかで、他の地方から逃げてきた客人に若い組員をつけて、身の回りの世話させたり金魚のフンみたいにカバン持ちさせるでしょ、あんな感じ。

そのインディアンはロックミュージシャンだったので、割とまあカッコつけた発言が多く、でも本物のワイルドな生まれの人だったから(メディスンマンなのだ)、おれも会話してて楽しかった。

「ショウ、おれは日本に来たとき、ボトムの着替えはこの皮パンしか持ってきていない。男は皮パンが一本あれば旅に行ける」

とか

「ショウ、おれが日本に来たのになんで、こんな脱いだり履いたりするのが面倒な編み上げのブーツで来たかわかるか?
 おれはな、スロウダウンするために日本に来たんだ。せわしなく出かけたり、忙しく帰ってきたりするためじゃないんだ。おれがブーツを履くまでそこで黙って待ってな。」

とかだ。
さすが、本場の、しかもネイティブのロックミュージシャンの言うことは違うな、と若い頃のおれは思ったものだよ。

彼に、おれがライブの度に雨が降るんだよね、と相談したら彼はこう言った。

「ショウ、それは良いことなんだよ。
もともと音楽は雨を乞うために演奏されて、その能力がある者が音楽を演奏するメディスンマンになれた。お前には素質があるんだよ」

と言われた。

ちょっとバカバカしいくらいカッコツケで、スピリチュアルだけど、説得力があった。何しろ本物のメディスンマンが言ってるんだからスピリチュアルなのは仕方ない。


そんなわけで、じぶんのライブや企画で雨が降るのは諦めている。

おれのイベント来るときは傘もってきてください。



でも、遊びで出かけたときに雨がふるのは勘弁してほしい、

 
 
今日は昼まで全然晴れてた。

元町の洋館を観に行ってたんだ。

山手111番館に看板が出ていた。

「雷注意報が発令されました。ご注意ください」


まさかね。


一時間後、結局やはり雨が降ってきたよ。





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2013年5月15日 (水)

得体の知れない動物の鳴き声を聴きに歩く

5月14日、火曜日。
 全日時間労働。昼の職場は年始から働き始めて以来、4ヶ月になる。
 やっと、職場の人と笑顔で会話ができるようになった。

 笑うこと、笑わなくても、愛想笑いでも、なんとか働くことはできるけど、ちゃんと心から笑えると、
この人に会えて良かったな、仮そめでもこの場に居て良かったなと思える。

 そう、思えないでずっとその場に居れるほど、自分は強くはないんだな。

 
 
 夜は音響。今夜は、驢馬でスタッフやってくれてる中田くんのライブだった。

いつもは中田くんがスタッフだが、今夜はおれが中田くんのスタッフ。

 対バンはうちの箱の強力な出演者陣がブッキングされていた。中田くん、勝負の夜だった。
 

 なかなか厳しい結果だったけど、健闘。

 おれは仕事上がりに中田くんと公園で飲んだ。

暖かい季節だ。

 
 放った言葉の弓矢は帰ってきて、いつか自分に突き刺さるというインディアンの諺。 
 
 

 おれはできうる限りのアドバイスを考えたが、
それはかつておれが歩んできた道で、
それはおれを創ったが、
他の人の歩む道ではないかもしれない。
 
 考えた末にひねり出した言葉はありきたりなツマラナイもので、

それもまた、人に言う前に自分で実行するべきものばかりだった。

思いつくこと、ツマラナイことばかりだ。 

 
彼に、何か言えないかな。

 公園の中に小さな動物園があって、その中から得体のしれない動物の鳴き声が夜の公園中響きわたっていた。

ぶもーぶもーぶもー

ぬぬぬぬぬ

 

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2013年5月13日 (月)

対談ブログ

NG: 今夜はひばりが丘の「わらわら」というライブハウスからお送りしています。
 
 
幹: 6/12に渋谷の「わらわらわら」というライブハウスでワンマンやるうみのてに対抗して、ひばりが丘の「わらわら」というライブハウスで。
 
 

NG: 本日のテーマはですね、先日の「あの夜」というイベントを通して、NGのブログに沢山の一見さんがやってきました。

「あの夜」にはおれのブログを読んで来てくれたお客さんも多かったみたい。対バンの出演者もみんな読んでくれていて。

こいつはめでたい!ありがとうございました!!ということで、

「ブログに一見さんが大集合記念!さあどんなこと書こう??読者を鷲攫み!もう離さないぞスペシャル!!」

 という対談をしたいと思います。
 
 お相手はNez6was9 a.k.a.Gentle&Sequenceのミッキーこと根津幹雄さんです。

   
幹: はい。髪の毛の長い男です。 

 根津幹雄、Gentle&Sequence、Nez6was9など色々な名前を使って、ゆるふわテクノポップをやっています。
 
 
NG: ミッキーは最古の読者と言っても過言ではない!

 
 
幹: 多重人格探偵の???
 
 

NG: ………いきなりオヤジギャグだ。
 
 サイコじゃないよ(笑)、確かに我々は「多重人格探偵サイコ」の最古の世代の読者でもあるけど。
 
 ミッキーはおれのブログが開設されてから、ずっと読んでくれている最古の読者ですよね。
 

幹: 「サイコ」まだやってるよね。
 

NG: NGのブログもまだやってる。「サイコ」ほどは古くないけど。
 というわけでミッキーはNGの最古の時代から知っている生き証人の一人。
 
 

幹: それこそ、「あの夜」の話にでてきた「あのころのあの夜」の時代からブログはやってますからね。
 
 

NG: あのころはcocologじゃなくて「魔法のiらんど」でブログやってた。
 「魔法のiらんど」をやったことのないバンドマンはモグリだ!!と断言したい。みんなやってましたね。
 
 

幹: 友達とか、2、3人読んでりゃマシな状態で。一所懸命ブログを書いてた。あの頃の方ががんばって書いてたよねーー
 
 

NG: まーねー、確かに。

 
 
幹: むしろ、今、読んでくれる人がいるのに、逆になぜか書かない!なぜだろう???
 NGは今、たくさん閲覧されて調子こいて毎日更新しようとしてるけど、「NG三日坊主」という言葉もあるから、多分もって3日だね。

ところで、最近のNGのブログを読んでると、音楽とはまた別で、ミュージシャンのミュージシャン的じゃない部分を「純文学的」に書いてる(笑)。
 
 

NG: 純文学的に(笑)。メチャ恥ずかしい人じゃねえか、おれ。
 
 

幹: NGの今の純文学的(笑)なブログを読んでると、「ちょっとカッコいい」と勘違いする人もいるかもね。
 
 でもかつてのNGブログの面白さは、最近はの純文学的(笑)なのとは違う。
 
 HOMMヨのみっちゃんが「携帯ショップの話から読んどけ」と言うのも頷ける。ああいう記事がかつてのNGだね。
 
 で、なんかカッコイイぽい文章をブログに書く人がいるけどさ、そういう人が増えると、おれがバカみたいに見えちゃうからやめてほしいんだけど!!!
 

NG: (爆笑)
 ミッキーのブログにも名作があるよね。
 
 

幹: 苔人間の記事??あれはいまだにアクセスが伸び続けているよ。

 
 
NG: あれはヒット作。ヒット作はアクセスが伸びる記事で、名作とはまた違う。
 
 おれが思うミッキーの名作はやはり「ミッキーのお部屋一刀両断」ですね。
   
 今回の対談は「ブログにおいて何が名作なのか?」という、かなりどうでもいいテーマについて討論しましょうか!!!!
 
 いや、しかしこれは重要なテーマだよ。大多数の人たちにとってはどうでもいい話だけれど。 
 
 

幹: NGはブログ内連載小説をやってたりしたよね。

 
 
NG: あれはアニメ。オリジナル・ブログ・アニメ。
 
 

幹: おれも金肉レコードの頃、サイトが閉鎖する直前に掲示板で小説連載したりした。

 ああいう無駄なことに全力投球するという姿勢が素晴らしいし、そういうことできる場所でもあるよね。ブログだったりネットっていうのは。
 


NG: 実は、おれにとって影響を受けた名作ブログ記事っていうのがいくつかあるのね。知り合いの人の記事も、全然知らない人の記事も含めて。

 ひとつは竹熊健太郎先生の「たけくまメモ」。もう更新が終わってしまって、「電脳マヴォ」に移ってしまった。

 「電脳マヴォ」でも「同人王」が終わってしまって悲しい。

幹: 「同人王」は既に連載終了してる作品のリマスターでしたけどね。

NG: 今は「ファミ通のアレ(仮)」の連載を心待ちにしております。
 
 かつての竹熊さんの「たけくまメモ」、名作だらけで興味深い記事がいっぱい。
 耳毛…川内康範先生に関する記事や、手塚治虫の編集だった人のことや、大変示唆に富んだブログなんだけど。

 その中でもおれが好きなのは竹熊さんが自身のお父さんについて書いたシリーズなんだ。
 
 
 体重計に取っ手つけた話とか。熱帯のワームのような煮込みうどんの話とか。
 
 本当に面白い。これを読んで、おれは一生このブログを読んでいこうと思った。

 
 
幹: 日常に隠れてる面白話が垣間見えるようなブログね。

 

NG: 次にね、結構好きで読んでるのはこれ。さっき紹介したのとはまったくタイプが違うんだけど。
 
 ミッキー的には「純文学的(笑)」でムカつくのかもしれないけど。
 

 
幹: ムカつくとは言ってない。アンニュイな気持ちになっちゃって。なんかな。
 

 
NG: 読んでみてください。「インターネットすやすや」っていうブログがあって。
 
 これはtumblrである日タイムラインにリブログされてきて読んで。偶然出会ったんだけど。

幹: (読んだ)こういう表面には出さないけど「おれ頭いいんだぞ」的なアピールするブログ大嫌いなんだけど!!

 ふーん。自分の主張をバカな人にも伝えるためにフォーマットを変えてポップな手段でっていうやつだろ!

 
 
NG: そんなんじゃないよ!そんなにムカつかないでください。
 
 もう一個あって「インターネットもぐもぐ」というブログで、それは結構有名なブログなのね。
 
 この「すやすや」になんか感化されて、おれの最近の「純文学」的なスタイルは。ミッキーがおれのブログを嫌いになってからのスタイルね!!!!
 
 

幹: 違うよ(笑)!嫌いとは言ってない(笑)。

 
 
NG: この「インターネットすやすや」の文章の「ネット上でしか表現できない感じ」にすごく感銘を受けた。
 
 それこそミッキーの言うような「アンニュイな感じ」なのかもしれない。
 
 なんていうか、読んだ後にすこしホッとするような、虚無感があるような。ついつい更新されてないかチェックしに行ってしまうような。
 
 とにかくこのブログ、とてもテクニカルな文章でいろいろ考えさせられます。
 
 といってもまあ、おれにできるのはちょっと表面的に改行多くしてるだけだ(笑)。 
 

幹: そうなんだ。
 
 

NG: こういうネット上の情感って知らなかったのね、この人の書く文章は意図的だし、文章の書き方に必然性と説得力があるから面白い。
 
 話はちょっと違うけど、吉高由里子のTwitterがとにかく改行しまくってて面白い。

 改行って、しまくると謎のポエジーが発生する。
 
 ヤンキーとかギャルのブログとか。アイドルとか芸能人のブログも改行しすぎて謎のポエジーあるよね。
 
 携帯小説なんて、モロに改行っていうシステムを使って情感を発生させてた。

 「インターネットすやすや」を読んでから、ネット上ならではの文体に興味が湧いていろいろ読んでみたんだよ。

 そういう、インターネットについて考えるきっかけになったブログ。
 

 
幹: なるほど。
 

 
NG: 三つめはミッキーも知ってるあのブログ「プレブルース人殺しの眼」です。

 あのブログは本当にストイックなブログで、名作しかない。しかも初心者が迷いこめない。
 
 おれのやっているヒップホップユニット「悪魔クルー」の相方の赤旗先生のやってるブログなんだけど。

 まず時間軸がぐちゃぐちゃで、最新記事が1970年という時間タグで更新されたりする。そこから時間はランダムに更新されるから、どれが新しい記事なのかさっぱりわからず、最新記事を読むのが一苦労。
 そうやってがんばってたどり着いた文章もジャーゴンが多すぎて大半は理解ができない。

 それでも面白いという。

 あの中でも神保町とおれのことを書いた記事が好きですね。
 

幹: あのブログ、ほとんどはお前のことが書かれているよ!
 
 

NG: あのブログってまだネット上に残っているのかな?

  
 
幹: 作者本人がアカウントとパスワードを忘れてしまって放棄したと言ってたからまだあるんじゃん?
 
 

NG: このブログもネット上の文章ならではのすごい気持ちにさせてくれるよね!
 

 
幹: 確かに。すごい気持ちになるよね。
 
 

NG: まとめると、竹熊さんのブログからは、たとえめちゃくちゃ忙しくて、本業で面白いことをしていても、それを超える日常の生活の中の面白さを。
 
 インターネットすやすやからは、ブログならではの表現とセンチメンタルさと。
 
 プレブルース人殺しの眼からは、なんだろう…?
 
 

幹: すべてが捻じ曲げられた世界。
 

 
NG: 真実はひとつではないと。ウィリアム・バロウズのような世界がブログでも可能であると学びました。
 
 この三つがおれにとっての名作。

幹: おれにとって三つあげるとすると、

 ひとつはアガサさんというひとのやってる映画ブログ。お子さんが二人いて、映画評論家とかではなくて素人の人なんだけど。
 その人ブログ歴長くて、独身時代からやってるのね。
 
 で、おれは結構このブログの過去ログ読んだりするのね、なんで過去ログ読むかっていうと、
 つまんない映画観た時に、「くっそ!こんなツマンナイ映画見ちまった!だれか同じ映画観て同じような気持ちになってる人いねえかな???」

 そのときにだいたいこの人のブログにアクセスするようになってから読むようになった。
 
 なにが面白いかっていうと、映画ブログなんだけどすこしずつその人のことが書かれていて、状況がだんだん変わっていて、

 一人の女性が結婚して、子どもができて、主婦になっていく過程が垣間見えてしまうのが、おもしろいなあと。ちょっとしか書かれてないんだけどね。
 

 
NG: おもしろそうだね。わかるかも。その感じ。 

 
幹: なんていうか素朴なね、、普段見ることのない世界がおもしろくて。
 

  次は、昔読んでたやつだけど。
 アートスクールのヴォーカルの「狂人日記」というのがあって。
 
 あいつ暗いのが売りだから、ひたすら暗い感じ、暗い文章。

 それが良いって感じてしまうのは、「ダメな自分がすごいいやなんだけど、ダメな自分すごい好きだけど、そんな自分が許せない」みたいな。
 間違いなく自分に酔ってて。そんな矛盾をはらんだ文章が、傍から観てるとけっこうおもしろいっていう。
 
 いるじゃないですか!ミクシィ日記のリストカッターのブログを読んじゃうような、それの有名人版。
 
 

NG: 怖いけど逆に見ちゃうみたいな。

 
幹: もうひとつはね、Gentle&Sequenceとして夏に出した「DDD EP」のジャケットを描いてくれたイラストレーターの水谷くんが世界一周したときのことを書いた世界一周日記。これが抜群におもしろい。
 
 

NG: へー!!そうなんだ!!!
 

 
幹: ぜひみんなに読んでもらいたい。

 世界一周した人って「世界一周して、人生が開けた」とか。「逆に日本への思いが強くなった」とか、「日本では感じることができないこと感じられた」とか。
 
 そういうのとは全然違う。
 
 「なぜ自分は世界一周旅行に出かけたのか?嫌だ!はやく帰りたい!!」という…。
 

NG: おもしろそー!!
 
 

幹: そういうのがメインで。他にも怖い目にいっぱいあったりとか。「オナニーがしたい!」とか。どこかの国で日本の漫画「I's」の単行本が売ってたらしんだよ。

 「これでオナニーができる!」と思って買ってページを開いてみたらその国の法律で胸から下が全部真っ黒に塗りつぶされていてブチギレたりとか。

NG: (爆笑)

幹: 暑い国で、やることがなくてひたすら左足のすね毛をむしって、左足だけつるつるになる話とか。

 休んでると「観光しろ」と言われて勝手に観光プランを立てられて、それが嫌で嫌でしょうがない話とか。
 
 とにかくステレオタイプの世界一周をブチ壊してくれるブログ。めちゃくちゃ面白い。
 
 

NG: ミッキー!おれは声を大にしてみんなに言いたいんだけど!!「ステレオタイプ」じゃなくて「ステロタイプ」だから!
 ステレオタイプって誤解されてる理由は「スピーカーのステレオのように左右に同じものがある=ありきたりな物事が並んでいる」ということだと勘違いされているけど、
 ステロタイプとは「金属」の「タイプ」、つまり活版印刷のことで、「判で押したようにおなじようなこと」という例えなんだよ!!
 

幹: へー。
 
 

NG: ステレオも素晴らしいけど。活版印刷の文化に敬意を払ってステロタイプってちゃんと呼ぶべきだよ!

 もし「ステレオタイプ」という言葉だったしたら「モノラルタイプ」もあるはずでしょ!「唯一無二」みたいな意味で。
 
 

幹: 「ステロタイプ」の類語で「木版画」とか「シルクスクリーン」っていう言葉もあるかもよ。
 

 
NG: うまいなミッキー。ステロタイプみたいに全部同じじゃなくてちょっとずれてる。「おまえ浮世絵みたいなやつだな」とか(笑)。
 
 

幹: 言われたくないな(笑)。「おまえシルクスクリーンタイプだな」とか。

 
NG: 「なんか何回も見たことある気がするけど、ちょっとズレてるし、てか色変わってるけど」みたいな意味かな。
 

幹: いやあ、勉強になりました。

 結局ね、こうやってひとがツマラナイことを真剣に考えたりするのを傍から読めるっていうのはブログの面白さのひとつだよね。
 
 でも、NGのブログは今、そういう方向ではなくて、日常を切り取ってさらっと書いて情感を出したり出さなかったりという。
 
 おれはもっとNGがツマラナイことに真剣に取り組んだり、最悪にムカついたりしたことを読みたいよ。
 

NG: うん。まあいろいろ考えるんだけどさ、こういう文章が面白いかな?とかああいう風にしようかな?とか。
 
 でも読んでる人ってわりかしそんなことどうでもいいじゃないかな。ただ単に「書いてあるなら読むけど」っていうくらい気軽だと思うんだよね。
 
 だから考えて筆が進まないよりは、とりあえず思ったり感じたり自分がおもしろいと感じたままに書いていこうかなと。
 
 試行錯誤じゃなくて、とりあえずツマンナかったとしも更新して行こうと思います。
 
 

幹: あと、おれがNGに伝えたいのは。アクセス数が少し増えたくらいで喜んでちゃダメだと。
 
 おれはコメント欄をブログから消すくらいアクセスされて(炎上して)るから、燃えろよ。

 
 
NG: まだ炎上したことないからなー
 
 

幹: 燃えてナンボだよ。
 

 
NG: イエーイ
 
 

幹: おれはもうブログにほとんど文章は書かないと思う。たまに書いたら久々に書くのに緊張して変な文章になっちゃうし。

 なんか…カッコいい人のブログにしたいと…
 
 

NG: はあ?????
 

 
幹: 「言いたいことは曲の中で言ってっから。ここにグチャグチャ書かねえし。ナーミー」みたいな。
 言葉少ななカッコいいブログにしようと…
 


NG: 今まで言ってたこと全部ひっくり返したな(笑)。一回炎上すると人はこんなに憶病になるのか。
 

 
幹: 本当はやりたいんだけど!!でも書いてたらこうなっちゃった!!うわああああああーーーー!!!

 みたいなのを俺のブログとかTwitterまとめで感じ取ってもらえたら光栄です。
 
 カッコいいことしたいけど無理なんだよ!本当はライブでも喋らないで、お客さんに「死ね!」とか言いたいけど、できない!!
 
 それはまあ人柄ということで。穏便に受け取っていただいて。
 
 僕は音源もシッチャカメッチャカですが、音源もライブもTwitterもブログも全部含めて根津幹雄ですという風に思っていただけたら。
 
 よろしくお願いします。
 
 あと!おれはこれを読んでくれた君のブログ、これを読んでくれたあなたのTwitterはすでに読んでますから…(ニヤリ)
 
 

NG: 怖いよ、それ(笑)。なんの監視宣言だよ。気持ち悪いよ(笑)。

 
 
幹: ライブハウスとかで初めて話した風に振る舞ってても、あなたのこと知ってますからね。僕はインターネットに住んでるので。
 
 

NG: ミッキー、キモい(笑)。

 おれはブログをやってる割には大してインターネットには住んでないので大丈夫です。

 とりあえず意味わからなくても続けていこうということで。

 今回の対談のお相手はミッキーでした。ありがとうございました。
 

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2013年5月12日 (日)

NGのゆるふわ非日常日記/ノイジシャンと、意識と回路の拡張の修行

5/12、日曜日。
時間労働するだけの一日。
 
 すごくいい天気だ。
 
 こういう日、おれが今働いている公園近くのレストランはとても混む。
 案の定、めちゃくちゃ客が来た。
あベビーカーママたち。
あまりにもたくさんのベビーカーママが仲間か旦那を連れて大集合してくるから、ベビーカー暴走族の集会かと思った。
 この季節になるともう暑いからカフェラテは誰も頼まないようで、素晴らしい。

夕方から音響の時間労働。
今夜は、持ち込みイベントだった。
 
DJと、ノイズと、ゴスロリと、シーケンサー&ボイス&ダンスだった。

今日出たノイジシャン、めちゃくちゃ格好良かった。名前は噂では聞いたことがある。黒い電話の人だ。

 PAスタッフが出演者の音楽をああだこうだ言うのは、問題あると思うけど、
関係者に内緒で、こっそり宣言する。
おれはPAするなら、ノイジシャンかインプロヴァイザーのライブが大好き。ノイジシャンはその人の限りを尽くしたシステムを持ってきて聞いたこともないような爆音を鳴らす。
おれも箱にあるシステムの限界までがんばって、彼の暴力的なシステムを思う存分、もてる回路の限りを尽くしてスピーカーから再生する。

回路と音響の限界。

スピーカー痛みそうだけど、そこはまあいろいろ工夫して、がんばる。

インプロヴァイザーのライブは、いつ、どんな音が来るかわからない。
これもまた、入力が突然ピークを超えるか、PAとしては非常に緊張する。

感覚をギリギリまで研ぎ澄ませながら、システムを守らなければいけない。

優れたノイジシャンは、えてして優れたインプロヴァイザーでもあるから、
優れたノイジシャン/インプロヴァイザーをPAするとき、

神経と回路を膨張させてシステムの限界の爆音に挑みながら、

同時に全神経を研ぎ澄ませてミュージシャンの音を聴き、瞬間的にシステムを守らなければいけない。

すごくスリリングなエンジニアリングだ。

それは
「これが良い音」みたいな価値判断では無くて
ただただ、

システムの限界に挑み、爆音と無音を行き来しながら、全システムと神経をコントロールして、意識を研ぎ澄ませていく

というシンプルな行為がある。

なんというか、禅の修行と、電気/音響工学を併せたような世界。

 今夜の修行は凄かった。
二個くらい向こう側の音まで聞こえた気がする。

まあ、それもこれも、良いノイジシャンが出演してくれるからできることだ。
ダメなノイジシャンは本当に最悪で、垂れ流しで、先が読めるし、音も偏ってて、神経と意識が閉じていく。

素晴らしいノイジシャンは、次どんな音が来るかわからない。
可聴域を超える、スピーカーの周波数、全帯域鳴らすかのよう。
さらに聴いたことの無い音が鳴りはじめる。

素敵だ。

バイトで素敵な修行をしているNGのゆるふわ非日常でした。



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2013年5月11日 (土)

「あの夜」の話ⅳ あの夜・・・


 あの夜、おれは企画者のくせに入り時間に遅れてしまった。
転換中にかけようと思っていたCDを家に忘れたから、途中で荻窪の駅前のブックオフによってCDを買ったのだ。マイルス・デイヴィスのベスト盤というふざけたCDを買っていった。マイルスなんて絶対にベストで聴くようなものじゃないけれど、転換BGMとしては最適だったと思う。
エレクトリック期のベスト盤で「In a silent way」「Pharaoh's Dance」「SIVAD」「Black Satin」と続く。
ベスト盤にしてはなかなか良い選曲じゃないか。

In a silent wayであの夜は幕を開けた。Paradise 始まる前の In a silent wayは 我ながら良かったと思う。

 
 あの夜、二万電圧に花が届いた。
「驢馬へ。ファン一同より」
誰の粋な計らいかはわかっていた。驢馬の最初のころから応援してくれている人。
すごく嬉しかった。ありがとう。
 

 あの夜、おれと福井はギターを二本ずつ持ってきていた。もしかして機材が壊れるかもしれない。

一年前、おれはBAD ATTACKのイベントの時、盛り上がりすぎてギターをぶち壊したことがある。確かに、何があるかわからない。ギターは二本持って行った。


 あの夜、リハーサルから驢馬とParadiseはピリピリしていたが、うみのてはほんわか和やかなムードだった。彼らの持ってる良さ。ただ、笹口騒音ハーモニカは笑顔で喋っていても全く目が笑っていない。食えない男だ。
笹口くんがTwitterに上げる写メを撮っていた。
「あ、NG君も。入って入ってー」と言われたので一緒に撮ってもらった。

@sasasoso 本日のライブ@高円寺二万の主宰NGくんとおねきさん…絶対アブナイです!ライブもうすぐはじまるよ!うみのては20時過ぎから!助けにマスカムー!
http://t.co/WESUcVb18V

「ヤバいですねー、誘拐犯と少女ですねー。いいですねー」

と笑わない目で笹口くんが言った。
笹口くんは椎名誠の書く未来終末世界SF小説に出てきそうな男だ。
日本人の終末的進化形態というか。(ほめてます)
クールな男だ。

 
 あの夜、Paradiseのベースのせおさんとは「バンド同士一言もしゃべらない」と言っていた。まあ、結局しゃべってしまったけど。
せおさんはHOMMヨのTシャツをビリビリに破いて、パンク化粧をしていて、とても綺麗だった。
Paradise始まる前に、
「おまえをNGじゃなくて、OKにしてやる」と言われた。


 あの夜、おれはNGじゃなくてOKになった。


 あの夜、オープンと同時にたくさんの人が来てくれた。お客さんが来てくれるか本当に心配だったおれは胸をなで下ろした。
女性が多かった。驢馬のライブだといつも男ばっかりなのでとても新鮮だったな。


 あの夜、みちゃんが驢馬のロゴをあしらったパッチをつくってきてくれた。本当にありがとう。今、驢馬の物販で売っています。とてもカッコイイし、かわいいよ。


 あの夜、Paradiseが始まる直前にヴォーカルの呼詩くんが会場にふらりと現れた。呼詩くんが登場するだけで空気が激変する。かつてのあの夜のライブハウスはこういう魔力の高い人がたくさんいた。

Paradise。

 
 あの夜のParadiseのライブ、どんなライブだったか、説明できない。奇跡みたいなバンドだ。
呼詩くんが珍しくたくさん喋っていた。

「Paradiseをイベントに呼ぶのは、阿斗・・・じゃなくて驢馬と、したやまっていうバンドくらいだよ。そいつは認めるよ」


という意味のことを言っていた。

???

したやま??

したやま→下山


したやま、要チェックだ。

 
 あの夜、うみのての笹口くんの歌声は怒っているように聞こえた。
いつもより叫んでいるように見えた。
気のせいだろうか。
笹口くんが
「驢馬とParadiseは怖いですが、うみのては怖くないです」
みたいなことをMCで言いよったから、とりあえずブーイングしといた。
出演者にブーイングする企画者。やはりOKではなくてNGかもしれない。

うみのてのライブについても、これ以上は書かない。


あの夜、Paradiseとうみのてのライブはどうだった?
 
あの夜、観に来たあなたが誰かに教えてあげてほしい。

  
 
 あの夜、Paradiseは・・・


 あの夜、うみのては・・・


 あの夜、驢馬は・・・



 あの夜、壺くんはスパイキーヘアだった。
小出君は久々にロングジャケットだった。
福井は5厘刈。
壱君はシックに黒シャツ+スポーツ。
おれは2ブロックのオールバックで、いつもの黒のダブルのスーツ。
 

 あの夜のセットリスト、驢馬のホームページに載っている。

http://the-lova.tumblr.com/

 
 あの夜、おれたちは贈られた花束をめちゃくちゃに蹂躙して、客席に投げた。
 
 あの夜、アンコールが起きて、おれたちは街灯365と殺意をやった。
 
   
 あの夜、マルヤマとミッキーが観に来てくれた。ふたりとも、かつてのあの夜からの登場人物。
マルヤマはGrupoCHEKELEというバンドで阿斗と対バンしてて、その後ピンクグループに入った。その後はご存じの通り。
ミッキーはGrupoCHEKELEがなくなった後のモンスター幼稚園というバンドでおれと一緒に活動していた。ピンクグループと対バンしたり。

そう言えば、阿斗がピンクグループになってからは高円寺二万ボルトでモンスター幼稚園とピンクグループが対バンしたのだった。
 二万という場所もおれにとって因縁の深い場所だった。そこでかつての戦いの続きをかつてのバンドメンバーが観に来てくれた。

企画者って、挨拶やら精算やらで忙しくて、ゆっくり話ができない。

あいつらにとってあの夜はどうだったんだろう?


 今度会えたら聞いてみようと思う。


 あの夜、Paradiseの呼詩くんはすぐに帰ってしまったけれど、呼び止めて握手した。笑顔が素敵な人なんだな。
萌くんとはガッチリ握手した。萌くんの音楽活動とは、これから何か新しい関係が始まってくような気がする。


 あの夜、うみのては物販に女の子のお客さんがたくさん集まってきてて、笹口くんが激モテに見えた。だからおれは笹口くんが
「うみのてCD売ってます」
という度に
「うみのてCD売ってません。驢馬しか売ってません!!」
と邪魔した。笹口激おこぷんぷん丸。

笹口くんは別れ際に

「素晴らしい夜だった。またやりましょう。20年後に。」

と言った。

言ったな!!!

本当にやるからな。20年後、覚えとけよ!よろしくお願いします!!

 あの夜、ライブハウスで乾杯した。「乾杯するからステージの方へ」と出演者や残ってくれたお客さんに声をかけても全く集まりが悪く、統制がとれず、口々に「早くしろ!」とか「もうわかったからやめろ!」とか罵詈雑音だった。

 あの夜、ステージから、今日の出演者と、集まってくれたお客さんを見渡すと、言い方を雑にすれば、大変個性的な人の集まりで、たぶんこんな集まりがやりたかったんだな。
 
 
 あの夜、あなたはどんな夜だっただろうか。
 
 おれにとっての「あの夜」はライブが終わった後にも終わるわけはなくて、後日談がいっぱいある。馬鹿話がいっぱい。でもそれはまた、別の話だ。


 今度、もし会えたら、あなたがあの夜に思ったことを教えて欲しい。

(もちろんこのブログのコメントに書き込んでもらってもいい。)


あの夜 、「あの夜は……」

と語ってくれるようなライブ企画ができただろうか。



あの夜。






p.s.

いつも読者数が日平均30~60の我がブログだけれども、今回の一連の「あの夜」騒動で、3日間で累計2000アクセスほども読んでいただいた。
光栄な限りです。
 
おれの文章は、ひどく独りよがりで客観性にとぼしいけれど、「あの夜」のライブと併せて楽しんでいただけたでしょうか。

我がブログのヘビー読者であるみちゃんとコイワイさんにアクセス激伸のことを話したら、

「そんな一見さんには携帯ショップの記事から読ましとけ!!どんだけNGのブログ毎日チェックしてると思ってんだ?!?!」

と怒ってらっしゃったので、一見さんは、まずこの記事を必ず読むように。
 
http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/2012-b881.html


「あの夜」に関する話は、今回の記事でお終いです。

NG(OK)は、また次のライブと、新しいイベントに向けて、暗躍していきます。
というわけで、明日からまたNGのゆるふわ非日常ブログに戻るのでよろしくお願いします。
 
せっかく今回のドサクサにまぎれて、読者が増えたことだし、
がんばって毎日更新しようかな!

たぶん。
 



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2013年5月10日 (金)

「あの夜」の話ⅲ 開戦前夜の驢馬の雑談

この雑談は企画の前日5/9に荻窪の某所で行われました。

文中に「明日のライブ」という言葉が出てきますが、5/10今夜です。お気をつけください。

まだまだ予約受付中です。

5/10(金)NG企画『あの夜』

東高円寺二万電圧

出演 驢馬/うみのて/Paradise
adv¥2000 open18:30/start19:00




文中略称

壺→vocal 壺ジャジーラ・カラマーゾフ

FKE→electric guitar 福井遙介a.k.a.Fuck-E

NG→gut guitar NGバルバロイa.k.a.隠れ裏番長

小→bass 小出"スーサイド"カツヤ

壱→drums 壱


 我々が驢馬だ





★打倒破壊殺戮宣言

NG: 明日はついに企画「あの夜」です。よろしくお願いします。
 普段全然喋ったりしない、驢馬さんにNG企画に出演してもらうということで、
 おれのブログに一昨日から、うみのてっていうか笹口君のこと、昨日はParadiseのことを書いた記事を書いたのね。
 で、驢馬のことも書こうと思って。驢馬については企画前日にインタビュー雑談形式でお送りします。
 
 では、エレキギターの福井くんから、明日への意気込みを語ってもらいましょう。
 
  

FKE: Twitterで、みんなが明日の企画について殺すとか倒すとか壊すとか。 言ってますが。
 平和にちゃんと音楽ができたらいいなと思います。
 
 

NG: なんであんな「殺す」とかなったんだっけ?
 
 

壺: あの子やろ。
 
 

NG: せおさんが壊すと言っている。
 
 

壱: 何の話?
 
 

NG: 「あの夜」に向けて、おれがTwitterとブログで

 「どのバンドがどのバンドより良かった、とかそういう競争がしたいんじゃなくて。 来てくれた人が、5/10の二万電圧を思い出して、 「あの夜は……」 と語ってくれるようなライブ企画がやりたい。」

 というコメントをしたんだけど、同時刻に驢馬のヴォーカルの人が
 

「俺以外全員倒す。 5/10(金)NG企画『あの夜』 東高円寺二万電圧 出演 驢馬/ うみのて/ Paradise adv¥2000 open18:30/start19:00 東高円寺二万電圧 p.twipple.jp/9rni0」

というツイートをしていて、それに呼応したParadiseのベースのせおさんが、

 
「私以外全部壊す。RT @tzuvox: 俺以外全員倒す。 5/10(金)NG企画『あの夜』  東高円寺二万電圧  出演 驢馬/うみのて/Paradise  adv¥2000 open18:30/start19:00 東高円寺二万電圧  http://p.twipple.jp/9rni0

 
ときて、Twitter上では壺閣下とせお嬢の打倒殺害破壊宣言が飛び交っていました。

「殺るぞー わーい  RT @tzuvox: 全殺しじや“@xxxxordie: 私以外全部壊す。RT  俺以外全員倒す。 5/10(金)NG企画『あの夜』  東高円寺二万電圧  出演 驢馬/うみのて/Paradise  adv¥2000 open18:30/start19:00」

 
壺: おれは殺すとか言ってない。倒すって言っただけ。
 

NG: もとはと言えば独露5にせおさんが来てくれて、「物理的に殺り合おう」って言ってくれたんだよね。あの言葉がとても気に入って。今回のキャッチコピーとして使わせてもらっている。

 
FKE: 非常に空気がよろしくないですね(笑)
 
 

壺: そう? おれはええと思ったけど。すごいええ感じじゃない?
 
 

FKE: 良い日になればいいね。
 
 

NG: 意外にピースフルなやつだな。そうだね、良い日になればいいね。
 
 

FKE: なるだろう。

 

★続けるということ
 

NG: では驢馬の孤高の6弦ベーシスト小出・スーサイド・カツヤ先輩に今回の企画について伺いましょう。
 

小: NGくんのブログを読んで、おれもピンクグループというバンドを初めて観た時のことを思い出した。

 当時のライブハウス界隈の因縁を巡って、明日に繋がっているわけだけれども。
 
 …続けるもんだね。
 
 

NG: (笑)

 
 
壺: いや、すごいいい話やないか。

小: こんなことになるとは。
 
 

NG: 傍から観る阿斗やピンクグループってすごく変じゃなかった?
 

小: いやあ、阿斗はヤバい音源でしか聞いたことないんだけど、、、
 
 

壺: なんでそんなん持っとんの???
 

 
小: ゲンキくん(ex.アルカイダ)に聞かせてもらって。「ピカドン菩薩」とか。
 
 

壺: あー、あれか。全然ライブではやってないけどな。

 
 
NG: 阿斗とMokix思い出しても、正直何やってたか全然わかんないだよね。自分が震えた音楽の正体を知りたい。
 
 

壺: あの頃はよく一緒にやりよったきん。

 いまだにこうやって一緒にやれるっていうのはいいことだと思います。
 

NG: みんなやってるからね。ずっと続けてるからね。
 
 

壺: そやな。ホンマにそやな。 

★あの薄暗い雰囲気

  
NG: 驢馬のドラムの壱くんは、この「あの夜」の一連の昔話では最初から登場する古参メンバーの一人だけれど。
 壱くんはあの頃どうだったんですか?

 ウルガでMokixとかGrupoCHEKELEと対バンしたり。もうちょっと昔の20000ボルトで毛皮のマリーズやParadiseと対バンしたり。
 
 

壱: その頃はうちらはイロモノだったよね。イロモノ時代っていうか。
 
 

壺: そうやったな、みんなそうやった。阿斗はイロモノだった。
 
 

小: 当時の俺のバンドのメンバーもピンクグループの巻き起こしている雰囲気を観て「ニルヴァーナとかこんな感じだったのか」と言っていた。
 ニルヴァーナに例えられてた。

 
壺: まあ、でもあの時はあの時なりに本気でやっとったけど。どうなんやろ?あんまり覚えてないな。
 
 新宿URGAの中の、あの薄暗い雰囲気しか、もう覚えてない。
 
 

NG: ああいう雰囲気だよね。
 

 
壺: そういえば、今思い出したけど、あの頃、あれよな。「関西」に対して対抗意識を燃やしていた。
 
 萌くん(Paradise;dr)とかもそやろうけど。これは俺らだけじゃなくてみんなそうだった。

 
 
NG: 関西ゼロ世代だ。
 
 

壺: そこに嫌でも目を向けざるを得なかったってのはありますね。
 
 

NG: 福井は関西ゼロ世代聴いてた?
 

壺: 知らんやろ(笑)
 
 

FKE: え?こないだ知った。

壺: 関西ゼロ世代はスタジオヴォイスでも取り上げられたし、すごいセンセーショナルやったよな。
 
 

NG: あの漠然としたノーウェーブ感というのが、東京にもあって、それが阿斗、Mokix、太平洋不知火楽団に感じた興奮の一つの要素なのかもしれない。
 雑多な、暴力的なんだけどスマートな雰囲気が、東京のゼロ年代のバンドなのかな?という・・・
 
 

壺: さらに昔に東京ロッカーズってのがあって、関西ニューウェーブってのがあったわけやん。
 で、おれは関西ニューウェーブの方が好きやから。
 で、その波が来てたわけやん。リバイバルっていうか、リバイバルではないんだけど、2000年代にもう一度波が来た。
 
 それなのに東京におるっていうのが悔しかった。現に関西のバンドの方がかっこええバンドいっぱいおったきん。
 
 

壱: 当時、関西に活動の拠点を移すっていう話もあったよね。 

 
 
壺: あった(笑)。○○○○○○ズとか本気で関西でやろうとしとったきん。

 みんなすごく意識しとったな。あんまこんなの書かんでええよ。「関西ゼロ世代があった」ということくらいで。
 

NG: 勝手に編集の指示をしないでください。 
 

★あの夜のあのころ


壱: NGくんは当時は何やってたの?

NG: 僕は、赤旗先生とマルヤマやKZK、ンジチャオ君と一緒にGrupoCHEKELEというバンドをやってて。その後マルヤマがピンクグループに入った後はモンスター幼稚園というバンドになった。


 モンスター幼稚園の時はハッキリとピンクグループや太平洋不知火楽団、Paradiseを意識していて。このムーブメントに乗って一番になって天下獲ろう!とひそかに思ってた。

 結局謎のシンセサンプリングガレージパンクファンクみたいなものができて、何をやっていたんだろうね???がんばっていたよ。
 
http://www.myspace.com/mkddd

壱: 小出君は何やってたの?
 

小: その頃はバンドやってたね。サイケバンド。「けものがれ」っていう。
 

壺: ランク上のバンドやったよな。
 

小: そうかな?レッドクロスによく出させてもらっていた。その後殺し屋ベイビーに入った。 

壱: 福井くんはその頃なにやってたの?

FKE: おれその頃中学生ですね。あんま変わらないすね。カーティス・メイフィールド聴いてセッションに通い始めて…
 

壺: すごいな。
 
  

NG: 生意気なガキだな。

(福井くんのセッションの話が続く。東京人への憎しみなどを語る。)
 

NG: ここの料理旨いね。
 
 

壺: せやな。福井の話、素晴らしいオチを期待してるんだけど。

 
 
NG: 多分福井だからオチとかないでしょ。
 

 
壺: じゃあカットで。

 
 
FKE: え??おれの話は??? 
 

壺: まあ、NGはそんな気持ちで企画をやっていると。
 
 

NG: おれは今回の「あの夜」でハッキリ、オピニオンがあるイベントがやりたかったのね。
 俺の個人的主観でしかないんだけど、おれにとっての「シーン」があるとしたら「こうだ!!!!!」っていう。
 じゃあ、最後に壺くんに一言もらいましょう。

 
壺: 新曲聴いてほしいし、演奏時間が長くできるので、すごい気合いはいっとるきん、楽しんでもらうのが一番。
 おれたちはいつも通り、ギグをやるので。モチベーションが高いので、それをぶつけるギグをできると思う。
 

NG: ありがとうございました。驢馬でした!!!!!!!

「あの夜」よろしくお願いします。 
 

 



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2013年5月 9日 (木)

「あの夜」の話ⅱ 一言も口をきかなかったあの夜の続き

「あの夜」の話の続き。

 Paradiseを呼んで企画をやろうと思い立ったのは、「あの夜」の構想を思いつく前、去年の12月にthreeでひさしぶりに驢馬とParadiseが対バンしたときだったと思う。

http://ng-vanvan.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/ng-920d.html 

 打ち上げのときにParadiseの萌くんや、せおさんと一緒に飲んでいて、Paradiseと驢馬が出演するイベントがやりたいなあ、と思った。
 
 前にも書いたが、ParadiseがかつてMokixxというバンドだった頃、驢馬の壺くんと壱くんは阿斗というバンドで、おれはGrupoCHEKELEというバンドで、何回か、数は少ないけれど新宿URGAで対バンした。

 当時見ていてMokixxと阿斗は本当に恐ろしいバンドだった。

 阿斗はボーカルが右翼のテロリストのようなオーラを発散まくって、腕立て伏せしながら歌を歌っていたように覚えている。

 Mokixxはドラムのシンバルが逆に反り返るくらい飛び跳ねて踏みつけて、
その中で不敵に笑いながらゆらゆら揺れているボーカルを覚えている。
 
 おれの覚えていることはステージングの表面的な事柄だけど、音楽は本当に言いようがないすさまじさだった。
(ボキャブラリーが貧困で申し訳ないけど、なんて言ったらいいかわからないバンドだった。)
 
 絶対にここから時代の何かが変わる、と思った。阿斗とMokixの音楽。 新宿のあの夜。
 その後、MokixはメンバーチェンジしていってParadiseというバンドになった。
 阿斗はアルカイダになり、ピンクグループになった。


 そんな中、新宿motionで太平洋不知火楽団というバンドに出会った。

 太平洋を初めて観たのは偶然だった。
 最初はおれの高校の後輩のバンド、お賽銭泥棒のヒロカワと、現在はGoodbye BlueMondayというバンドをやっている山田というクソヤロウがやっていたコーポ・モネというバンドの対バンで出演したのを観たのが初めてだった。

こんな素晴らしいバンドがこの世にあるのかと思った。


 必ずParadiseやピンクグループ、太平洋不知火楽団が東京の新しい音楽シーンの中心的存在になる、
 とおれは思っていた。

 おれはそのころモンスター幼稚園というバンドをやっていて、彼らの巻き起こす渦に乗り遅れてはならない!と焦っていた。



 なんでそう思ったんだろう?

 Mokix/Paradiseや、阿斗/ピンクグループ、太平洋不知火楽団を今、聴き返すとそれほど音楽的に近い存在だとは思えない。

 でも、何故だか彼らが次世代を担う バンドだと信じて疑わなかった。

 2000年代の東京に、彼らが活躍するような音楽シーンが生まれるならば、それに参加できなければ音楽をやっている意味がないと思った。
 

 うまく説明できない。
彼らが出す音、ひとつひとつが事件だったんだ。

 おれは彼らが対バンしていたような、かつての「あの夜」に対バンの一つとして出演していたかった。

 だが、その願いは適わず、結局彼らが活躍していた頃の新宿では、おれのバンドは彼らと対バンできるほどの実力と評価を勝ち得ることができなかった。
 
 今、考えると、当時のParadise、ピンクグループ、太平洋不知火楽団と対バンできなかったというのは、ただ単に、バンドに専念して活動できなかったという情けない結果に他ならないとは思う。
 
 ここまで来るのに時間がかかってしまった。

 彼らと同じ土俵に上がるまでに自分の実力として、今に至るまで自信を持てなかった、悔しい限りだ。
でも今なら本気で打ち倒す自信がある。

 
 
 だが、しかし、もはや太平洋不知火楽団はいない。
 
 ピンクグループというバンドも、もういない。
 
 何の因果か、ピンクグループのメンバーと一緒にバンドをやることになった俺は、もはやピンクグループとは対バンできなくなってしまった。 
 
 そんな中、太平洋不知火楽団が活動休止してしまった。
 
 おれは誰と闘えばいいんだろう?
 
 
 
 
 Paradise。

 

 Paradiseはメンバーが変わりながらも今もなおParadiseの独自のサウンドを貫いて活動している。
 
 おれは心底、Paradiseと対バンしたかった。
 
 Paradiseというバンドの、あの奇跡的な危ういバランスが、あまりに儚く、美しく、憮然として、荒っぽく、魅力的でならない。
 
 彼らの今の現在進行形の演奏、メンバー、月並みな言葉で言うとめちゃくちゃカッコいい。
 
 
 何を言っても、ただ手放しで誉めているだけだけど。
 
 おれは思考回路が停止するくらいParadiseが好きだ。
 
 昔のParadiseも好きだったが、今のParadiseが、常に一番カッコいいと思う。 
 
 
 話がめちゃくちゃになってしまった。 
 
 おれは、おれが新宿で七年前に感じた、「あの夜」の感覚をもう一度再現したいと思った。

 あの夜にはもう二度と戻れないが、おれの感じたあの夜はたぶん、おれの主観の中にしかない。
 
 おれの考える「あの夜」に対バンしていた三バンドの、現在形と、今、もう一度勝負したかった。
 
 
 Mokixはもういない。
 
 太平洋不知火楽団ももういない。

 阿斗も、アルカイダも、ピンクグループももういない。

 
 
 
 
 それでもうみのてがいる。
 
 ピンクグループはタリバナサンバになり、今や驢馬というバンドになって、おれもメンバーの一人になってしまった。

 
 Paradiseは、今でもなお素晴らしい音楽を奏でて、活動を続けている。 
 
 
 
 
 おれはもう既に驢馬のメンバーの一人だけど、



 5月10日は、おれが心底対バンしたかった「あの夜」を想って、

うみのて、

Paradise、

そして驢馬と

対バンするつもりで企画を組んだ。


ここまでくるのに七年ほどかかってしまった。
 
 
 おれのやってることはすごいショボいと思われるかもしない。
 
 なぜ、Paradise、うみのて、驢馬とそこまでして勝負したいのか、もっとメジャーな奴らと戦えよ、と思われるかもしれない。
 
 
 
 そんな意見には耳を貸すつもりはない。

 おれにとって、Paradise、うみのて、驢馬が、2013年の最重要なバンドで、彼らを倒さない限り、未来は無いと思っている。
 
 
 これを読んでいるあなたに、おれのわけのわからない意地と勝負に付き合ってもらうことは、少し気が引けるけれど、
 
 
 それでも、今、2013年の日本で、
音楽に興味あるならば、
 
 見に来て欲しい。
 
 
 おれにとって、特別な「あの夜」は、
 あなたにとって、絶対に忘れられないような、音楽の経験としての「あの夜」になると確信している。
 
 もし「あの夜」があなたに音楽的感動を与えられなかったら、お代はけっこうです。

全額お返しします。 

 
 
 また、喋りすぎたな、、、
 
 

今回の企画、「こんな組み合わせ無いですね」と言ってくれる人が多かった。

でも、前回書いた通り、誰もやらなかったからおれが企画した。

本当にお客さん集まってくれるだろうか?不安だ。

おれにとってはあまりにも重要な対バン、だけど、皆にとってはそうじゃないかもしれない。当たり前の話。

それでも、打算的じゃなく、

音楽的親和性でもなく、

バンド同士の仲が良いとか悪いとかじゃなくて、

誰かにとって、ただ純粋に闘いたいという理由だけで、対バンする企画も面白いんじゃないかと思った。

今回は、おれの個人的な理由で、対バンしたい3バンドを呼んだ。

観に来てくれるあなたにはおれの個人的理由に付き合ってほしい。


おれの理由なんて知ったこっちゃないと思うが、必ず、面白いと保証する。

おれのブログを読んでるくらいのあなたは、たぶん音楽的に飢えていて、人生において何が面白いかを知っている人だ。


そんなあなたが誰かに「あの夜は……」

と語ってくれるようなイベントが作りたい。
 
今では、にこやかに話ができる、3バンドだけれど、

かつての新宿のあの夜、おれたちはお互いに一言も口をきかなかった。

5月10日、驢馬とParadiseとうみのては、一言も口をきかなかったあの夜に戻って、もう一度戦う。

物理的に殺り合うよ。



そう、だから、あの夜は未来でもあり、既に過去であるんだ。

 




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2013年5月 8日 (水)

「あの夜」の話ⅰ 運命の気圧配置

 
「あの夜」というイベントをつくった経緯を書こうと思う。
 
 「あの夜」のきっかけはおれが月一で第一水曜日にやっている企画「独露」にあった。
 
「独露」をやり始めて、おれは片岡フグリというシンガーソングライターの男と組んで、彼を毎回呼びながら、大好きなソロのミュージシャンに出演依頼を送っていった。
 片岡フグリに出演オファーを相談するようになって、最初から彼は「笹口さんを呼びましょう」と言っていた。

 おれは数年前に笹口くんを呼んでHarvestというイベントをやっていた。昔のよしみできっと出演してもらえるんじゃないかな!!
 と希望的観測を抱いていたのだが、
どっこい笹口くんは今や大変な売れっ子になっていて、スケジュールを合わせられず、なかなか出演は叶わなかった。(先日の独露5でついに叶ったわけだ)
 
 
 独露3だったか、出演依頼の返信をもらった。
 笹口くんらしい丁寧な文体でお断りの旨をいただいたメールの文末に

「NGくんは今驢馬というバンドをやっているそうですね、今度ぜひ対バンしたいですね」

という意味の言葉が添えてあった。
 
 
 正直に言うと、「かかったな!」と思った。
 
 もしかしたら笹口くんの社交辞令かもしれない。
即座に笹口くんの言葉尻をつかまえて、驢馬と対バンしたいんですね!
だったらおれが組みます!と即決意した。
 
 おれは笹口くんと対バンしたかった。笹口くんの曲をフィーチャーしているバンド「うみのて」なら文句なしだ。
 誰かどこかのライブハウスのブッカーが、うみのてと驢馬を対バンするイベントを組むだろうか?どこかのイベンターが組むだろうか??
 
 もしかして誰かがやるかもしれない。でもそれは起こらなそうな気がした。
 驢馬と、うみのては、端から見ててもなんていうか全然接点がなさそうだ。(本当はそんなことないんだけど)

 それにどっちのお客さんも戸惑いそう。
 だから、何となく直感だけど、驢馬とうみのての対バンは自分でやらない限りは近い将来起こり得ない気がした。
 

それに待っているのが嫌だった。


笹口くんは尊敬しているミュージシャンの一人で、そんな彼にどうしても驢馬を観てもらいたかったし対バンしたかった。無理矢理引き合わせたかった。
今、邂逅しておきたかった。

 ミュージシャンとミュージシャンというのは遊星のように独自に重力をもっていて…わかりづらい例えだな、

 ミュージシャン同士というのは、たとえば海流や気圧みたいなもので、それ自身が温度と風を巻き起こしている存在だ。

 だからあまりに強大な圧力をもっている流れや気圧同士が近づくと、それぞれの流れだったり運命が変わってしまうように思う。
 
 笹口くんと交わることで、おれ自身のもっている風を爆裂な嵐にしたい。

もちろん、おれと笹口くんだけじゃなくて、うみのてと、驢馬というメンバーの運命が巻き込まれて、見たことも想像もできなかった運命の流れにしたいと考えている。

 とても奢った考え方だと思う。
おれ自身の持っている流れは気まぐれな小さい乱気流かもしれない。
 それを人の力を借りて、人のことも巻き込んでめちゃくちゃな嵐をつくろうとしているのだ。
 
 ムシの良いはなし、むちゃくちゃ自分勝手だ。

それでも、「あの夜」に何かが起こりそうなら、みんなおれのアイディアに乗って、賭けてくれるんじゃないか?

自分勝手にそう思っている。

 
 そんな理由で漠然と企画を組むことにした。


        ⊆


 そう言えば、かつてタリバナサンバというバンドのライブを観に行ったとき、客席で笹口くんに偶然会ったことを覚えている。

笹口くんに「あれー?何してるんですか??」と言われ、
「何ってタリバナサンバ観に来たんですよ」とおれは答えた。

ライブハウスの爆音でその後会話は途切れたが、笹口くんはタリバナサンバを無表情で凝視していた。

 数年前の邂逅。


        ⊅

 
 この文章は思い切り主観で書かれている。
ちげえよ、思いこみだよ、脚色しすぎたよ、盛りすぎたよ、と思うかもしれない。
 

 ただ企画者としてのおれは、
笹口くんとうみのてが名を上げて有名になってきたから呼んでるんじゃないと言いたかった。

もっとわけらわからん理由でイチャモンつけて呼んでいる。


笹口くんには強い因縁を感じてて、
その因縁の正体を確かめたくて呼んだんだ。」

 
おれが勝手に感じている因縁の運命の輪には、驢馬、そしてParadiseというバンドも関わっている。

Paradise。
 
明日は、おれにとっての「あの夜」である、新宿のあの夜、
Mokixxと阿斗の話を少し書こうと思う。


        ∴
 


10日、お客さんはどんな思いで観に来てくれるだろうか?

先日、深夜のJAMフェスで驢馬のライブ直前に「あの夜」のフライヤーを来てくれたお客さん一人一人に配った。

今回の企画、「すごい面子ですね!」と言ってもらえることが多い。企画者としては嬉しい限り。

フライヤーを大事に持って帰ってくれる子もいた。

それぞれのバンドのファンだったら、好きなバンドがほかのバンドを圧倒する瞬間が観たいのかもしれない。

でもそういうことじゃないんじゃないか?
 
音楽が好きでバンドを観たくて、ライブハウスに通ってきてくれるようなお客さんは、どのバンドのファンだから、という理由じゃなくて、

「この夜はヤバそうだ」

っていう直感で選んで観に来てくれるんじゃないだろうか。
 
どのバンドがどのバンドより良かった、とかそういう競争がしたいんじゃなくて。
 
来てくれた人が、5/10の二万電圧を思い出して、

「あの夜は……」

と語ってくれるようなライブ企画がやりたい。
 
「あの夜」は未来でもあり、もうすでに過去であるんだ。




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2013年5月 6日 (月)

地獄のLIVE&KISS

5月5日、日曜日。
 昼はレストランで時間労働。ゴールデンウィークだから混む混む。心が無になる。
 
 夕方17時に下北沢に移動。DaisyBarでzampanoのライブ。イベンターのニシジョウさんに急遽誘われた日で出番は一番目だった。
 
 ニシジョウさんは驢馬を通して知り合えたのだが、一去年におれとOの共同企画で蔵前KURAWOODで行ったJack&KURAWOOD 7years GIGというライブのときお世話になりました。
 今回もおれがzampanoというユニットをやっているという情報を聞きつけて呼んでくれた。
 
 この日のイベントはブラックミュージック系のバンドが多め。なんていうか、大学のジャズ研にいたときを思い出した。

zampanoのセットリストはこちら。

1 ルル
2 HeatWave (カヴァー)
3 Bird
 フライヤーアンケートコーナー
4 vagina (新曲)
5 JackSwing 
6 RISE 
 
 最近ずっとソロでやっていたフライヤー&アンケートコーナーをzampanoでも導入しました。

ドン・マルティネスの伊作さんa.k.a.やっちゃ王が真剣にアンケート書いてくれて嬉しかったな。
 
 でもいかんせんお客さんが少なかったからあまり集計とれませんでした。次回もやるでよ

ちなみにアンケート&フライヤーコーナーはfourthfloorに出演している屍淫さんのパクリです。ぜひみなさん、屍淫さんのライブにも足を運んでみては。
http://blog.livedoor.jp/sin4148/


 ドン・マルティネス最後まで観たかったが驢馬のリハーサルのため新宿へ移動。

22時からスタジオ入る。聞けば4時間パックだという。いいけど!三時間よりパック料金のが安かったんだって!
深夜ライブ前に4時間リハーサルするのが驢馬スタイル。驢馬のバンドサウンドに秘訣があるとしたらそれくらいです。
 
26時、新宿JAMへ。着くとthreeの企画でよく共演させてもらっているSUNNのライブだった。違う箱でも対バンできるとなんか嬉しいですね。

驢馬の前はWINDOWSというおれの大嫌いな原田タクマのバンド。とりあえずライブ前に5/10の驢馬スリーマンライブの前売りチケットをWINDOWSに売りつけた。

ここでダフ屋情報!

間近に迫ったNG企画スリーマンライブ、驢馬・うみのて・Paradiseが出演する「あの夜」の前売りチケットがNGおよび驢馬のメンバーから買えます。欲しい人は今すぐNGもしくは驢馬のメンバーに会ったときに握手!!!!

ダフ屋情報でした!
 
 
WINDOWSのドラムの彼は即座に買ってくれた。良い奴だ。驢馬のステッカーあげた。
 
原田タクマは前売り券持ってると無くすから、と言って「取り置きしてくれ」と言われた。こいつめ! 
とりあえず原田タクマからは倍の金額とろうと思った。
  
WINDOWS、原田タクマは嫌いだが音楽はなかなか良い。
 
驢馬のライブ。

1 茄子
2 ゲリラライクアボーイ
3 罵詈雑音
4 農薬ファンク
5 B型原理主義
6 支配者 (仮) 
 
 深夜だというのにフロアがめちゃくちゃに盛り上がってくれた。
おれのマイクが入ってなかった。驢馬において、おれはガットギター担当だがコーラスやブルースハープなども多く、マイクが入ってないだけでかなりやることなくなってしまって困る!本当に困った!!!!
  
 仕方ないからマイク無しでコーラス叫び、歌った。お客さんたちが皆歌ってくれたおかげで助かった。むしろマイク入ってなかったことでお客さんたちに助けてもらえて嬉しかった。
 
 新曲披露。ものごついエクスタシー感のある曲ができてサイケデリッククライムな雰囲気。エクスタシーサミット出たい。ちなみにたぶん支配者というタイトルではないと思うのだけどそこは機密で。
 
 ひさしぶりにフロアとステージが一体になれたようなライブで嬉しかった。福井がギターソロでダイブしたように見えたがもちろん誰も受け止めてくれなくてフロアに腰を強打していた。皆わかってるね!
 
 ライブ後、原田のボケ茄子と福井がディープキスしていたらしい。福井、ライブハウスで大して仲良くない奴とディープキスするのはやめなよ。
 
そういえば福井が以前×××した××も来ていたように見えたのだがどうしたことだろう。
 
福井くん、キス魔!!!!


恥ずかしい限りだ。
 
 福井に至っては原田タクマとキスしたことによって自分がホモではないとわかって良かったと言っていた。
 そういうもんかね?

メチャもてキス魔!
 

 その後ライブハウスで飲みながら(JAMの陰謀で出演者は自動的に読み放題なのだ)、福井の初めて×××した話を聞くという、この世で一番どうでもいい時間を過ごしてしまった。
 
福井くんのTwitterを後で観たら


@FukuiYosuke 今日はやりきった。灰になれた。本当に幸せだ。


と書いてあった。

今のあいつ、マジで見逃せないぜ。

きっと5月10日は驢馬がもっとすごいライブをやって、福井はダイブして誰にも受け止められず全身強打、その上ライブ観に来たお客さん20人にはディープキスするに違いない。

見逃すな!
 
あと10日は原田タクマのボケ茄子も来るから、福井と原田タクマの関係が気になる人も観に来てほしい。

 
 そしてそして、上記の話題に全く興味のないそこのあなたにも是非来て欲しい!

10日の予約はこのブログのチケット予約フォーム、コメント欄、おれのEメールアドレス、Twitter、Twitter驢馬アカウントなどでも受け付けているからよろしくね!

ではまた!
 






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2013年5月 4日 (土)

物理的

独露5が終わった。


そのことで少し呆然としている。


 独露、ソロのミュージシャンの対バン企画として2013年1月からはじめたイベントだが、今回の独露5は今までの2013年上半期独露のハイライトになっただろう。

がんばったわりにはたいして集客できなかった。どんなに面白いと思うものやっても、知ってもらわなくては、知らなかった人にとっては無かったと同じ。これが当たり前の現実。だからもっと宣伝活動をがんばろうと思う。
もっともっと、フライヤー撒いて、人と出会って、話して、伝えなければ。

 面白いことを人知れずやってれば誰かが見つけてくれる、なんてことは絶対に無い。少なくとも俺に関しては無い。
伝えなければ。


 
 一番目は片岡フグリ。
 片岡は一回目から毎回独露に出ている相棒。彼は今回の笹口騒音対バンを非常に楽しみにしていた。気合いの入った歌歌い。
彼が作ったフライヤーも評判よかった。彼のがフライヤー撒いてたと思う。おれももっとがんばる。

 彼の音楽で、独露は一歩別の空間に入っていける。水を打つ音楽。
 
 
 二番目、笹口騒音ハーモニカ。
 ひさしぶりに対バンした。二年、いやもっと。三年ぶりか。
 彼の音楽はエッジの効いた毒薬で、コーヒーに毒薬を一匙入れるのではなくて、コーヒーの液体全てが毒。というような音楽、人。
 相変わらずの、さらなる磨きのかかった諧謔詩人っぷり。仙人のような老人のような男だ。(ホメてます)
 
彼のリュックに入っていたCDが全部パッケージされた紙ジャケになっていて驚き、また嬉しかった。
 
おれの昔付き合っていた彼女は笹口くんのライブを聞いて、彼の持ってきた物販CDを全部買った。まだプラスチックケースとコピー紙のライナーの頃の話。それらがリマスタリングされてシュリンクかけられている。喜ばしい。
 
 
三番目は関口萌。

 おれにとっては萌くんがこの日のベストアクトだった。

萌くんの音楽、形容するのは難しい、おこがましくも思う。
切なさや優しさがないまぜになった音楽。なんというか儚い。でもしなやかで力強い。
 
彼はソングライターやボーカル、ドラム、ギターといろんな方法で音楽にアプローチしていて、だからかわからないが、関口萌の音楽は立体的だと思う。ハイライトに、必ず深い陰影がある。影に惹かれてしまう。
 儚いけど、しっかり感触をもった厚みがある。
 薄っぺらい音楽とは訳がちがうよ。
 
 

 四番目は急遽飛び入りで参加した驢馬のボーカル、壺。
 
 
 ひさしぶりに壺のソロを聴いた。驢馬を組む直前に呼んだ「南蛮渡来2」以来。
 歌、よかった。曲も。
 正直に言うと驢馬のときより伝わってきた。メンバーがこんなこと言っていいのかわからないが、、、

 物語の立ち上がり方がぜんぜん違う。静かにひっそり歌われている素晴らしいモノローグ。
もっといろんな歌を聴きたいと思った。三曲しかやらなかったから、来月、また出てもらう。


最後のNGに関しては割愛。
セットリストだけ上げておきます。

1 スーサイドマン
2 回遊
3 電気羊のパーティー
4 センチメンタル・アルコール・マネー
5 残りメモリー
6 やんばるくいな
7 バナナ鰐園
 

独露5、打ち上げで出演者全員とゆっくり飲んで話した。
こんな面子で集まってゆっくり話す機会はもうあんまり無いんじゃないかと思った。素晴らしい瞬間。
 
ぼんやりしてる暇なんかなくて来週10日金曜日に東高円寺二万時でNG企画「あの夜」で、

うみのて

Paradise

驢馬

で対バンする。
もう一度、気合いを入れなければ!
 
 
打ち上げで、Paradiseのベースのせおさんが「10日は物理的に殺り合おう」と言ってくれた。
 
皆でそれを誓った。

10日、物理的に殺り合うよ。



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不安げに生きるより眠りたい

思い出せる限りの記を書こう。

4月3日、水曜日。
 独露の第四回。今回のメンツは大杉健、片岡フグリ、NG、フクダマサヒロa.k.a.リーさん。さらに突然Dalitta Of deadという人が店側からブッキングされていた。さすがfourthfloorと言いたくなるようなやり手の刺客。

大杉さん、ブルージーでハープが上手くてよかった。リーさんは相変わらずカッコいい。
片岡フグリ、初の独露トリを任せた。彼は観る度に変わってゆく。

 独露ではお客さんに毎回アンケートとって、誰が一番格好良かったか聞いているのだが、この日もNGが優勝。さすがNGだな。

嘘だと思う人はソロライブ見に来てほしい。


4日木曜日。
朝は時間労働、夜は驢馬の練習やった気がするがあんまり覚えていない。

5日、金曜日。
 夜更けの人々にライブの打ち合わせに行く。打ち合わせというか、夜には結局zampanoでライブをやった。夜が更けるにつれてお客さんが増える。
 某レコード会社に勤めているというお客さんが元彼女と一緒に来ていた。
 そこでNGがスケベ心を出してライブをさらに2セットほどやったのがよくなかった。
 やっているうちに浅草橋の顔役(??)みたいな人、Jのオーナーさんが来てしまった。Jのオーナーさんに関してはzampanoのライナーノーツにも書いてあるので割愛。オーナーさんには久々に会った。お世話になっている人、zampanoの初ライブを見届けている人なのでキッチリ挨拶を入れに行く。
案の定、ウィスキーをストレートで一気させられる。
そこから先はあまり覚えていない。
 
 
6日、土曜日。
一日死亡してしまい、リハーサルをすっぽかす。すいませんでした。
 

7日、日曜日。
 4月からギターを習い始めた。素晴らしいギタリストに習っています。

ギター教室に行こうと思ってギターケースを開けたら、ギターの弦が全部切れている。

???
 
夜更けの人々のバーテンOから電話がかかってきた。

「よかった。生きてたんだね。」

「全然覚えていないんだけど、おれはどうしてたの?」

「中島くんは、朝方七時くらいにオーナーさんとノッキンオンヘブンズドアを大合唱しながら、ガットギターの弦を全部引きちぎって、ギターを床に叩きつけていたよ。その後どっかに消えたから死んだかと思ったよ。」

あらまあ。

こういうとき、はやく死ねばよかったのにと思う。愚かなおれ。反省します。
 
気を取り直していけしゃあしゃあとギター教室に行く。ギターは教室で借りた。

この日は一日中ジョン・リー・フッカーのブギビートのピッキングとボ・ディドリーのカッティングの練習。

素晴らしい先生だ。

マジック・サムとジョン・リーのブギの違いや、ボ・ディドリーのブギとビッグバンドスウィングの関連性について教えてもらった。

深夜は驢馬の最終ミックス作業。ついに終わった。エンジニア様、本当にありがとうございました。恐ろしい兵器ができたよ。
 
 
8日月曜日。
 ミックス終わってその足でそのままレストランの時間労働。寝てないぞ!時間労働終わった後その足で新宿へ打ち合わせに。
zampanoのCDが出るという商談。
レーベルから出る!(詳しくは発売時に発表します)
という噂だけ流すぜ!乞うご期待。

夕飯は馨子と新宿アルタ裏のアカシヤでロールキャベツ食べて祝杯をあげた。

zampanoリリースの話、すごく嬉しい。
今朝には驢馬のレコーディングミックスも終わり、歯車が回り始めている感がある。
おれたちの時代はすぐそこだ!!!!!
 
眠っていなかったが、睡眠より幸せなこともこの世界にはあったのだった。
 
 
9日、火曜日。
 時間労働のあと、驢馬がHeaven's Doorでライブ。HOMMヨのみちゃんが見に来た。おれのことを「ブラックニッカ」さんという謎のあだ名をつけていた。おれがブラックニッカの小瓶を飲んでいたからだ。
恥ずかしいからやめてほしい(笑)
 
 
10日、水曜日。
渋谷のクラブエイジアにライブを観に行く。ザゼンボーイズ、Killer Bong、下山、slackという目白押しな催し。
 
あまりに良すぎて何も言うことがない。
 
終わった後、皆で牛角で肉食って飲んだ。
 
 



 4月後半もたくさんの事件やほのぼの日常小話があったが、もはや終わったことなので次回、時間軸は一気に現在へワープ!

すまん!よろしく!!


 
 

 







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