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2013年3月22日 (金)

透明の石疊のある風景

ひさしぶりにT美術大学、おれの母校に行ってきた。
 
後輩が卒業制作作品の展示をやっているのを観に行ってきたのだ。
 
一人、おれのギターの音をBGMに使って作品を作った後輩もいるし、OMJQのバンドメンバーも卒業制作作品を展示してあって、全部は観れないので知り合いのだけザッと見た。
 
ある作品は本当に変わったなあ、と思ったし、
ある作品は欲しいなあと思ってたらくれると言われた。
あるものはそうそう、こいつの感じって好きなんだって再確認したり。
あるものは繁茂していくパワーに満ちててわくわくした。
あるものは遠い山を描いていてなぜだかウルッときた。なんだろう?山には弱いんだな、
 
で、おれには同じ頃大学に入って修士過程に進んだピンボール狂いの友人がいて、彼の修士論文を読んできた。
同じ頃大学に入った奴らもちょうど院を卒業するころなのだ。
 
 
おれの学科は芸術学という、美大の中にあってモノをつくらずに、批評や歴史の勉強や 企画制作をやっている 妙な場所で、ふつうの大学の文学部を想像してもらえたらかなり近いと思う。
 
(おれがそこにいた頃は学内でジャズ喫茶をやっていたことはこのブロクにもかつて書いた。)
 
友人が書いた論文は国木田独歩についてだった。詳しくはここには書かないが、
おれの主観的なニュアンスで語る。

 言葉が石疊のように積まれていって長い長い道となっていた。

見知らぬ故郷を訪ねたような、懐かしさと新鮮な驚きがあって、

おれは急いでその場を去った。
 
おれは、おれの立つ場所から、毎日毎日矢を射らなければならない。
 
 
 在野の詩人音楽家として、たゆまず歩み続けることを誓います。



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