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2012年12月31日 (月)

交差点のレストラン

28日、金曜日。
 
交差点のレストランの最期の日。
 
おれはこの一週間、毎朝オムライスを作るために早めに出勤していた。
 
今日もオムライスを作りに早めに来たが、ホールで働いている声優のMが遅刻していたのでトイレ掃除からやった。

年中、店の前にホームレスが居着いていて奴を店の前から追い出すのが日課だったが、奴は今日はいなかった。
奴は神保町をずっと巡回している。
先々週、すずらん通りの東京堂書店の前で見た。

渡り鳥のように季節で寝床を変えるのだろうか。
 
オープンする。
今日のランチも常連はなかなかやって来ない。
 
遅刻しているMからは全く連絡が無い。Mは遅刻が多くて最期まで自分のキャラ付けを律儀に守ったようだ。
Mの紹介で入った、Mと同じ歌のユニットをやっているIが怒っていた。
 
舞台脚本家のNが出勤。

一番下の後輩、バンドマンのCが彼女を連れて客としてやってきた。

Cは19歳。そしてCの彼女は女子高生だ。女子高生と付き合っているという理由でCは皆から反感を買っていた。
 
ガチャーンという音がして、Cがグラスを割りやがった。
最後までこれだよ、という罵声が聞こえる。
 
Mも遅刻するし、Nは激怒している。
 
皿やポット、使わない大鍋などを整理しながら昼の営業を終えた。
 
     
        ★

 
まかないはリガトーニだった。リング状になってるパスタだ。
まかないでリガトーニが出てきたのは初めてだった。
 
Cはランチの時間中、4時間近く彼女と居座った。
若いカップルとは恐ろしいものだ。
皆がアホとかボケとかノロケ!とか言って怒った。

Cの彼女は予定があるらしく帰った。女子高生は忙しいのだ。
Cは対照的にヒマらしく、ディナーまでいることになった。

やはりアホとかボケとか言われていた。
 
Cは、この店に入った当初のおれとKZKと同い年だ。
 
そういえば、昨晩おれとKZKが頼んだバルポリチェッラをCがバックヤードで抜栓しようとして、コルクを折ってしまったらしい。

他の先輩がフォローしたのか、おれたちのテーブルに来る頃には何の問題もなかった。
 
フォローなんかしないで、おれとKZKの目の前でコルクを折ったら、KZKは大喜びしただろうに。
 

      ●
 
午後5時半からディナーの営業。
 
全然客が来ない。
 
そしたらハットを被った怪しげな人物がやってきた。
 
かつて働いていたBさんが現れた。
 
おれは数年ぶりの再会だった。
 
Bさんはバングラデシュ人。
同じくバングラデシュ人であるSさんと長いこと争っていて、ある日ぷっつりと辞めた。
 
Sさんはそう言えば、店を辞めた後、神保町に自分の店を出したが一年もたず、潰して、逃げるようにして消えていった。
 
Bさんによると、Sさんは今は横浜にいるらしい。
 

       ●
 

 ディナーにもようやく客が来た。
 うちのバンドメンバーが来てくれた。とても嬉しい。
 
 ホールでメンバーと話し込んでいたら、アルバイトの女子大生のKに働けと怒られた。
 
役者のTがCに説教している。もっとちゃんも働かなくてはダメだって。
 
みんながんばってくれい!
 
       ★

 交差点のレストラン、最後の客はうちのバンドメンバー(驢馬の壱くん)だった。カルボナーラを喜んでくれたようで嬉しい。
 
 従業員全員で最後のお客様を見送った。
 

 営業が終わって、片づけをしたあと、店の食材を全部料理した。
圧巻だった。
 
パスタもピザも肉も、全部料理した。
 
それをみんなで大いに食って、飲んだ。
 
 
おれは「交差点のレストラン」という曲を作ってみんなに披露した。
 

 
「交差点のレストラン」
 
階段を駆け上って今日も朝が始まる
電気をつけてゴキブリたちにおはようを言う
交差点は眩しくてぼんやり欠伸をする
ホームレスを追い出してopenの準備を始める
 
交差点にあるレストランからずっと流れてゆく車と人々を見ていた
 
フライパンの振りすぎでシェフは腱鞘炎
バイトがドタバタ駆け回って賑やかな店内
ああまた誰かがグラスを割ったな
皿の数もずいぶん少なくなったな

イタリアに行くって奴はどこに行ったんだい?
バングラデシュ人たちはどこに行ったんだい?
別の仕事を見つけたのかい?
夢はつかめたのかい?
おれもそろそろここから出て行かなくちゃ
 
交差点にあるレストランからずっと
足早に歩いていく人々を見ていた
 
交差点にあるレストランからずっと
割れてゆくグラスと君を見ていた
 

いつかは思い出そうとしても忘れられない日が来るかもしれない
自分の手元にある人生の時間を切り売りするのはどんな気分だい?
 
ねえ、今夜は使い果たそう
ワインをあけてパスタを全部茹でてしまおう
時間じゃない金じゃなくて今を楽しもう
交差点を渡っていった人々を祝おう
all right
 
 
交差点にあるレストランからずっと
足早に歩いていく人々を見ていた

交差点にあるレストランからずっと
右翼の街宣車の流す軍歌を聴いてた

交差点にあるレストランからずっと
スーツを着た昼休みたちのランチを見ていた
 
交差点にあるレストランからずっと
通りを支配する爺さんたちの戯言を聞いてた

交差点にあるレストランからずっと
未来のない若者が古本探すのを見ていた
 
交差点にあるレストランからずっと
流れてゆく時間と君を見ていた
 

       §
 
 交差点のレストランは閉店した。
 食べたかったと言ってくれるたくさんの人、関わったのに知らせられなかったたくさんの人には申し訳ない。
 
 おれは最後にC6卓(半地下席の奥)にかけてあった絵をもらった。
 
マーク・ロスコーの絵である。
 
 交差点のレストランに入った十代の最後、アメリカを旅して半死半生の思いでロスコーチャペルにたどり着いてマークロスコーの絵を見た。
 
なぜか交差点のレストランにもロスコーの絵がかけてあって、おれは七年間ずっと額縁の水平を出してきたのだった。

ロスコーの絵は窓のように思える。
 
このロスコーが、交差点のレストランで起こった出来事をずっと見ていたのだ。
 
 
       la
                         f.i.n.

 
 



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2012年12月28日 (金)

バルポリチェッラを飲む狐狸妖怪

26日、水曜日。
レストランで時間労働。
終わった後に雇用主に諸諸の交渉に行く。
事務所には絵に描いたような古狸と、これまた典型的な女狐婆がいる。狐狸妖怪の類。
閉店のことは古狸ではなく、狐婆が仕切るという。古狸はまだ御しやすいが、狐婆となると向こうの欺き方がハンパではないので厄介なことになったなあ。
 
一言一言、会話するのにもイライラさせられて骨が折れる。
ただ、アルバイトの中ではおれが一番歴がながいので、おれが代表して色々話をせねばなるまい。あと二日の辛抱だ。
 

 
 夜は驢馬の練習。
30日の年末最後のライブに向けて。
30日は下北沢threeで出番は一番最後の10時過ぎ。トリである。
この日で我々もライブ納め。
大役を立派に努めるようバッチリゲネプロしといた。
ぜひ見に来てほしい。

 
       ●
 
 
27日、木曜日。
今日も時間労働。
af※cのKZKと会って、2人でスタジオに入った。
 
その後二人して交差点のレストランに飯を食いに行った。
 
前にも書いたが、NGとKZKは10代の最後のころ、このレストランに面接に来て、一緒に働いていた。
 
あれからもう七年になる。KZKはバンドでデビューして、交差点のレストランを辞めた。
おれは未だに働いていて、店のクローズまで看取ることになってしまった。
 
赤ワインのバルポリチェッラをあけた。
とはいえ二人とも働いていたくせに赤ワインの銘柄なんか全然知らないのだ。
ただ高そうなワインが目の前を通り過ぎるのを見ていただけ。
 
音楽業界の話を聞く。
プロっぽくなってくるとバンドのスタジオ練習みたいなことを「プリプロ」と言うらしい。
 
正確にはプリプロダクション。作曲やアレンジの方向性をプロデューサーが指示しながらバンドが曲を仕上げていくスタジオリハーサルのこと???みたい。

通し練習はゲネプロだからな、

おれも上の文章で使ってしまった。
 
ベイビーことKZKに言葉の使い方を聞くと、
「明日の予定???仕事仕事。プリプロだからダメ。また今度にして」
という風に使うらしい。

我々アマチュアバンドマンは「スタジオ」と言うが、
「プリプロ」と言った方が、一般の人からは意味が分からず嫌な感じがして、誘いを断るときに有効そうである。


KZKとおれでちょっくら共謀してオモローなことをしようという悪企みを思いついたので、来年そうそう早速プリプロしようと思う。
 
 
        ◎
 
  
その後、シェフを呼んでKZKと三人で乾杯した。


店っていうのは凄い。そこに行けば働いている奴に会えるような気がする。

そういう意味でも「みせ」なんだ。
 
レストランの跡地はドトールになるという。

神保町は人の流れが奇妙な街だから、大手チェーンでさえ、そうそううまく行くとは思えない。

また、誰かに会いに行けるような店を見つけて、神保町に来れたらいいけどな、、
 


 







 



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2012年12月26日 (水)

田中邦衛みたいなZOOT SUIT

22日、土曜日。
 記憶がない。というか朝まで呑んだあと、電車に乗って帰ろうとして寝過ごしを繰り返し、10時頃まで立川~高円寺間を往復していた。もったいない、、
休みだから家帰って眠る。結局何もできず。
 
23日
 朝から時間労働。レストランで。このレストランも残りあと5日。全然客来ず。
 
夕方から音響。常連出演者の顔をだいたい覚えてきた。
何回か別のライブハウスで対バンしたことのある詩人が出演していた。この人何年にも渡って同じ芸風だ。
同じ芸風でやり続けることで、お客さんに「見たことある、知ってる」雰囲気を作り出せているのがすごいと思った。

おれは通してみて芸風が変わりすぎているからそういうことは全然できてない。
 
夜は闇エンジニアリング。
なかなかブランキーみたいな黒夢みたいなものが好きなジェネレーションの人はまだまだ沢山いるのだと思い知った。 
 
              ●

24日、月曜日。
レストラン。そういえば日曜日のランチに食べに来てくれていた常連さんたちにお別れの挨拶ができていない。連休になると客層が変わって常連さんは来なくなってしまう。
 
何年も通ってくれて、おれの音楽も気に入ってくれていたお客さんたちに挨拶できないのは忍びない。
 
振替休日だから来るかと思ったが来なかった。
 
クリスマス的家族連れと明らかに昼起き出したカップルたちで占領されけっこう混んだ。
 
かく言うおれも夜は●×※に行って※☆▲を●●たり、☆※〒〒●をガバガバ飲んだり、もちろん★★★★★★★した。
 
25日、月曜日。
 サンタさんにWindows8をお願いしたのだが、よく考えたら「お願い!」って思ってただけでサンタさんの連絡先を知らない。
 街行く子供が「ハッピーバースデー、サンタさーん、ハッピーバースデー、サンタさーん」と歌っていた。
サンタさんの誕生日??
サンタさんは自分はプレゼントもらえないのにプレゼント配っていてけなげだ。
 
大好きなブルーズマン、ライトニン・ホプキンスが「Santa」というブルーズを歌っている。
 
ホームレスがクリスマスキャンペーンのために雇われて、サンタさんの格好をして街で看板持って立っている。女の子がやってきて、プレゼントをねだると、サンタの格好をしたホームレスが
「お嬢ちゃん、おれにもプレゼントをくれよ」という歌。
 
哀しいような、本当にあった怖い話のような、それでいて滑稽なブルーズの神髄ですね。
 
かく言うNGも、●●●しようとしたら●●から電話がかかってきて●●か●●はいるか?というので●●だといって、●●●を●●して待っていたのだが全然来ない。結局そのまま●●してしまった。
 
夜、メキシコのゲオで借りてきた映画を観た。返し損ねて既に延滞してしまっている。
 
夕日のガンマン(1)
カリートの道~暗黒街の抗争rise to power
仁義なき戦い(1)

どれも名作。実は観てませんでした。カリートはアルパチーノの方のカリートの道の前日譚的な映画で有名な方の奴とは違った。
いまさらすいません。
 
仁義も夕日もめちゃめちゃ面白かったけど、カリートの道ナントカカントカよかったなあ。アルパチーノ出てないけど。

リベラル思想に駆られた黒人青年が語るシーンでソウルの名曲、wake up everybody~ って始まる曲、あれ誰のなんて曲だっけ???
忘れたけど最高だった。プエルトリカンとイタリアンとアフロのギャングの抗争の話。
 
仁義も最高。みんな儲かるにつれてだんだんドレスアップしてくのに広能だけドレスダウンしてくのがすごく寒寒しくて良い。
 
これらの映画、ギャングファッションの研究もかねて観てたんだけど、おれの注目したファッションリーダーは

夕日の、何とか大佐(名前忘れた)
の真っ黒な死神的ガンマンファッション。した
 
カリートの道ナントカカントカのアールの70sソウルフルギャングスターファッション。

仁義の田中邦衛のファッション。田中邦衛は全時代通して最高にカッコいい服しか着てなかったが、とりわけ最後の白のダブルのスーツはめちゃめちゃILLなギャングスター感あふれてかっこよかった。
 
広能の紫スーツも良かったが。
 
小出君とか紫のスーツ似合いそうな気がする。
 
良い子にしてなかったからWindows8はもらえなかった。
ギャング映画見過ぎて、電気屋に銃持ってパソコン強奪しにいけばいいだけだと思った。
 
そのためにはサンタさんに田中邦衛みたいな白いズートスーツをお願いしなくちゃ。

今年の冬はとても寒くて長いから。


 


 



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2012年12月24日 (月)

NGの脱線しがちで余計な長話

21日、金曜日。
いつものように時間労働に向かった。
昨晩、根津と深酒してしまったので頭が少し痛い。

仕事に入るなり、シェフからうちのレストランを年内で閉める旨を聞かされた。

閉店である。

びっくりした。薄々わかっていたことだが、こんなに急に来るとは思っていなかった。
 
おれはこの交差点のレストランで働きはじめたのは19歳の頃である。都合、7年間この店で働いたことになる。
よくもまあそんなに永い間勤めたものだ。

一番最初は、幼なじみのKZKと二人でバイトの面接に行った。

その頃おれは肩まで髪をのばしていて、KZKも今も相変わらずのモジャ髭パーマ不審者、2人で遅刻していったことを覚えている。

おれとKZKが割った皿、グラスの数は数知れず、二人で賄いを吐くまで食って、お客さんの残していった見たこと聞いたことももないイタリアワインを勝手に呑んだ。
 

今でもそうだが、10代のころからかなり破綻した生活をしていたため、よく労働時間に遅刻した。
それでもおれをずっと雇って、腹一杯に賄いを食わせてくれていた店に感謝している。
 
この話は長くなりそうなのでもうおしまい。
続きは閉店したときにでも
書こうと思う。
 

      ∮

 
驢馬のライブのため下北沢へ。threeにて。
この日は対バンが豪華であった。
paradiseと対バンできるのが嬉しい。
初っ端は驢馬。

1 ボアダム人
2 殺意
3 ダメージ
4 光の焦げ付いた森
5 茄子
6 農薬ファンク
7 B型原理主義
 
ライブ中、客席にサングラスをかけた真っ黒くて背の高い不審者がいた。
M山みたいだ。

でも下北沢だし、キースファッションをしたどこかのオッサンだと思った。
 
ライブ終わって会場に行くと、どうやら本物のM山だった。

てゆうか志※さんもいる。

ドレ※コーズだ!!!

物販に一緒にいた福井と馨子と顔を見合わせて「マンガみたいだねえ」と言った。
 
チョイ古少女マンガ的に恥知らずを言うと、驢馬とドレス※ーズはNANAのブラストとトラネスみたいな関係なので
(こういうクダラナイことを言ってるとどこかからか削除依頼が来る気がするが)、
こうやって邂逅するとやっぱり闘志がわく。
(ちなみにナナはもちろん壺さんだと思うよ)←(削除注意)

NG、いらんこと言い過ぎやで。

驢馬のライブを観に来てくれたようだ。本当に嬉しい。
 
M山と電話じゃなくて話せたのはマリーズの解散ライブの日以来だった。
 
「マルちゃんだと思わなかった。キースみたいなオッサンかと思ったよ。」
と言ったら、
 
「はあ?おまえにオッサンとか言われたくねえよ、
(NGを見て)その格好、鮎川さんですかあ???」
 
という無駄口の言い合いで終わった。
 
志※さんは大変な紳士であった。M山とは大違いである。

ちゃんと挨拶できてよかった。
 
 
paradiseのライブ。
最高だった。
バキバキでヒリヒリトゲトゲである。
おれの脳みそがアホ化しとるか
 
paradiseのCD買った。楽しみだ。

いろんな昔からの知り合いと再会して、かつての新宿歌舞伎町のような夜だった。
とはいえかつて対バンしていた頃は一言も会話しなかったけど。今は普通に笑い会えるのは嬉しい。
 
打ち上げは大いに呑んだ。
 

こういう赤裸々なことを書いてると、ミーハーというか、格好良くないかもしれないが、
驢馬はバリバリなので、一人くらい格好良くないことを言ってもいいんじゃないかと思って書いた。

皆に会えておれは嬉しかったんだ。

何年も働いた交差点のレストラン、働き始めた頃おれはKZKとM山と一緒にバンドをやっていて、壺くんや関口くんと新宿で対バンしていた。
 
そんなレストランが閉まると決まった日にかつての戦友と再会できて感慨深かった。

NGの脱線しがちで余計な長話でした。


 

 


 










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2012年12月23日 (日)

ベトナムで買われたアオザイ娘の唄

16日、日曜日。
日曜日に働かないのは久しぶり。日曜日は世界が違う。神も七日目は休まれたと言うが、いつも日曜日働く私はひばりヶ丘の悪魔クルー、NGベルゼバブだ。
 
選挙に行ってきた。
 
ブログで政治と宗教と野球の話はよせと立川のイエス様も仰っているか、私は選挙権を得て以来、都知事選は一貫して反石原である。
対立候補選びに窮してドクターやそのまんまに入れたこともあるが、今回はまだ対抗しうる対立馬がいたので入れた。
(でもだめだったな)
 
衆院選、私はニュークリアーに関してはニュートラルな意見なのだ。
近頃の人類は手塚治虫の読み込みが足らんと思う。アトムや火の鳥を読めよ。
ただ、とにかく自民や民主が嫌いなので、これも一貫していわゆる第三極に入れてきた。ところが今回は与党も含め、野党、第三極勢、すべてぐだぐだに見えて、投票に困った。
  
好き嫌いで政治に口を出すなよと、言われそうだけど、ただの悪魔の一意見なので。
 
高円寺ドムスタジオへ。
驢馬のライブ。
バンド、「触ってほしい。」の企画スタジオライブ。
マーライオンさんが良かったな
 
セットリストはこちら。
1 腑
2 殺意
3 ダメージ
4 茄子
5 農薬ファンク
6 光の焦げ付いた森
7 B型原理主義

何かもう一曲やったような気がしたが確か、こんな感じだったと思う。
  
 
17日、月曜日。
 遂に始まった闇レコーディングの仕事。初日。
演奏者が男前で、1テイクオーケーを連発。
せっかくなので、おれも色ん
なマイキングを試した。
 
 
18日、火曜日。
 朝から時間労働。交差点のイタリアンレストランで。

夕方から音響の時間労働。
先輩のライブイベント。出演は三組だけだったが非常に濃いイベントだった。
 
終わった頃、驢馬の総帥から深夜から極秘開発があることを聞かされる。
高円寺に行く。朝まで音響兵器の開発。これが世に出たら驢馬の世界支配が始まる。
 

19日、水曜日。
 深夜作戦から明けて、そのまま時間労働へ。ちょっと辛い。
でも、いくら時間労働でフルタイムで働いても、本業の音楽を疎かにしてしまってはNGの人生の意味などないのだ。
 
レストランで時間労働。
上がる頃になって、アルバイトの主要メンバーが社長に呼び出された。面白そうだったので行きたかったが、寝てないせいであまりにも朦朧としていたのと、練習のためにギターをとりに帰らなければならなかったので行かなかった。
一体なんだろう?不穏な予感がする。
 
夜はzampanoの練習。
 

20日、木曜日。
 朝の時間労働終わった後、ライブハウスへ。今日は私の企画ライブである。

吉祥寺Fourth Floor
 [POISON!]
zampano/Gentle&Sequence/雄大/ILLD!
open19:00start19:30
adv\1500day\2000(w/1drink)

出演、音響、オーガナイズ、ついでに司会もやろうというトゥーマッチNGな企画。
 企画について、たくさん言いたいことはあるが、写真をとれなかったり、録音とれなかったりして当日の熱気を伝える資料が少ない。
だからあえて色々言わないことにした。素晴らしい出演者陣でした。

この日からzampanoはNGが赤シャツにモーニングで、馨子がアオザイ。



闇の稼業を生業としているNGが東南アジアで歌のうまい娘を買ってきて日本の酒場で歌わせているということになったので、よろしくお願いします。
 
1 ルル
2 easy&easy
3 地獄巡り
4 Howl
5 jack swing
6 街灯365
7 Bird

今回もzampanoと闇の関係にあるミュージシャンの曲をカバーさせてもらった。

悪の科学者二人がサイボーグモデル・ハンナをテクノロジーで操る、ナインティーン の「easy&easy」。
地獄の使者、チャーリーウィリアムスがフッドである地獄をレペゼンした暗黒賛歌「地獄巡り」。
そして抵抗と血のコーザノストラオーケストラ、驢馬が「この街の灯と闇を支配しているのは我々だ」ということを歌った「街灯365」。
 
色んな歌を歌わせてもらって、ベトナムのアオザイ娘も楽しげでした。
 

 

 









 


 



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2012年12月18日 (火)

鬼に嗤われても吠える

15日、土曜日。
zampanoの練習。初めて荻窪のリンキーディンクを使ってみた。
けっこう使い心地がよかった。しばらくここを使おうかな、
 
zampanoの新曲、Howlが完成。

この曲は約六年前、ネイティブアメリカンのメディスンマン・ミュージシャンの人が日本国内をツアーして回ったときに、
当時暇を持て余したボアダム青年だったNG君が、付き人を命じられて金魚の糞的にメディスンマンについて回った。
 
そのとき、長野県を車で移動中、突然メディスンマンがダッシュボードを叩きながら鼻歌を歌い始めたメロディーをNGが覚えていて、周到にパクった曲である。
 
練習が終わった後、cafeちゃぶ久へ。
来年のライブが決まる。
もう来年1月のイベントがたくさん入ってきている。
ありがたい年の瀬だ。

12月~来年1月のライブ予定を改めてお知らせします。
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★12/20(木) zampano@吉祥寺fourthfloor
《POISON!》
出演者 zampano / Gentle&Sequence / 雄大 / ILLD!
open19:00/start19:30
adv¥1500/door¥2000
吉祥寺fourthfloor
http://fourthfloor.jp/
180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-5 炭屋 ビル4F Warszawa Fourth Floor

このブログで既に何度も告知しているけど、fourthfloorでの初企画なので来てね。
この日の裏テーマは「女」「シーケンス」「ラッパー」「喋るPA」です。
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#12/21(金)驢馬@下北沢three
暁ノ万華鏡ニテ
The Acid House / DON Matsuo Group(from The Zoobombs) / 驢馬 / Paradise
open / start 18:30 / 19:00
adv / door 2000 / 2500 (+1d)
http://www.toos.co.jp/3/index.html
住所:〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-18-1 カラバッシュビルB1F TEL:03-5486-8804(16:00~) FAX:03-5204-9120

対バンが燃え上がっていますね。
久しぶりのParadise。Paradiseと驢馬は因縁深いバンドなのでど派手にやり合いたく思います。

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#12/30(日)驢馬@下北沢three
shimokitazawa THREE YEAR END PARTY !! 2012→2012
NZNZCAKE / テーストオブ学生気分 / てあしくちびる / 驢馬 / BOY FROM HELL / 元祖 GroupA / and more
open / start 18:30 / 19:00
adv / door 2500 / 2800 (w/2d)
http://www.toos.co.jp/3/index.html
住所:〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-18-1 カラバッシュビルB1F TEL:03-5486-8804(16:00~) FAX:03-5204-9120

ライブ収め。「年末ー!!!!」が聴きたい人は来てください。
「Document」聴いてる人ならわかるはず。
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★2013/1/9(水) NGソロ@吉祥寺fourthfloor
出演者 未定

吉祥寺fourthfloor
http://fourthfloor.jp/
180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-5 炭屋 ビル4F Warszawa Fourth Floor

とりあえず来年の初ライブキメました。ソロイベントになると思われます。
NG初め!

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#1/16(水) 驢馬@下北沢BasementBar
【Surprise,Surprise】
出演 dob、驢馬、THE SMITH&WESSON、mogra smoking
op18:30 st19:00
前売2000円+1D

驢馬のライブ初め。ニシジョウさん企画です。

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#1/19(土)驢馬@下北沢three

スリーのイベントの時など、いつもフードを提供してくれているキッチン小判鮫の企画。
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★1/20(日)zampano@武蔵境statto
詳細未定

zampanoのライブ初めです。
劇的ピアノひとり舞台、藤原愛さんとの対バンです。

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★1/26(土)zampano@荻窪ちゃぶ久cafe
詳細未定
zampano
この日のzampanoは久しぶりにアコースティックの予定。

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#1/30(水)驢馬@三軒茶屋Heaven'sDoor

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というわけで来春1月から六本!とぶっ飛ばしてますが、幸先良いということでよろしくお願いします。
年内のライブ全部来て、来年も全部行こう!

デュワ!





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2012年12月16日 (日)

ルル

14日、金曜日。

時間労働。
その後、練習の予定だったが、メンバーの都合により無しに。
急遽空いてしまったので、スタジオ個人練習に入って練習していた。
ソロの練習。年内ソロライブの予定は無いが、まあやれるときにやるべきだ。
 
ドルチェという曲を練習していた。
この曲、高校生の頃書いた曲で高校時代には完成させられなかったもの。今になってようやく完成できそうなので練習している。
 
実は、今年に入ってから高校生の頃書いた曲を解禁して何曲かライブで演奏するようになった。
ソロでやっている「バナナ鰐園」、zampanoでやっている「ルル」など。

高校生というと下手すると10年前に書いた曲。
歌詞なんか見るとその当時の想いが発酵どころか蒸発してしまっていて、何を想って作っていたのか、本人もまるでわからない。

自分に似た別人の書いた歌詞のようで、変な気分だ。
その変な気分が妙にマッチしていて「ルル」なんかはzampanoのライブで割と人気のある曲である。

 
ルル

真実 それは今にも
爛れ落ちて 腐りそう
真実 そこには多くの
嘘偽りが含まれていて

悩ましげに絡み合う
ガジュマルやマロニエの樹
水脈に溺れ落ちた蛇
大地に睡る多くの
喪われた神々よ
行方知れずの人々の足音を聴け
 
ルル 涙目のルル
 夜明け前の蒼を抱きしめて眠る
ルル 薄ら笑いのルル
 脱獄者を優しく匿っている
 
朝を待ち侘びて微睡んでいる
風を聴きながら君の手を握る
夢をみたときみたいな疑いや
不安を感じてるのも知ってる
 
錆び付いた温度で今をやり過ごすのも
何の意味も無いってわかっている
見覚えのない思い出にからめとられそうなんだ
君はどこまで知ってる?
教えてくれよ
 
ルル 目を伏せるルル
 うらぶれたあのホテルで落ち合おう
ルル 寝癖だらけのルル
 あばら骨をそっと抜き取っている
 
ルル 涙目のルル 
 夜明け前の蒼を抱きしめて眠る
ルル 不安げなルル
 何もかも知ってるのに黙っている
ルル 涙目のルル
 夜明け前の蒼を抱きしめて眠る
ルル 微笑んでるルル
 眠ったふりをして別れを告げる

るーるる る るるー るーるる る るるー るーるる る るるー るーるるるー 
 
ルルでした。
 
zampanoの20日のライブ、出演者決まってきた。
zampano、Gentle&Sequence、そしてこないだ板橋で出会った雄大くんに引き続いて、
馨子の友達の女性ヴォーカル、アッコがILLD!(アイルド)という名義で出演してくれることになった。
面白くなりそう。是非見に来てください。

そう言えば企画名は「POISON!」。
裏テーマは「女性」と「シーケンス」です。

12/20(木)
@吉祥寺fourthfloor
"POISON!"
出演 
zampano
Gentle&Sequence
ILLD!
雄大
 
open19:00/start19:30
adv¥1500/door¥2000
予約 ngbarbaroi@gmail.com

よろー

 



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2012年12月14日 (金)

嘘つきのワイン

11日、火曜日。
ゲンキくんの企画、REKARAに驢馬で出演した。

『REKARA』
12.11(tue)大山スタジオダボ op18:30/st19:00 ¥1500-※会場内焼酎フリー(売り切れ時終了)
<live>驢馬/雄大/takako/ひねくれ(マ)
<DJ>イケダゲンキ/ボン/タイシ
 
東武東上線大山、地下鉄三田線だと板橋区役所前のところ。
 
実はおれは大昔、板橋に住んでいたことがある。
と、言っても2歳か3歳の頃なので全然覚えてはいないのだが。
 
驢馬のドラム、壱くんは板橋出身。
今回の企画者のゲンキくんも、同じ板橋出身で、壺くんとはかつて「アルカイダ」というバンドをやっていたころのメンバーらしい。

ゲンキくんの企画、板橋の地元を盛り上げようという気概に満ちた、大変素晴らしいイベントだった。
 
かく言うおれも、驢馬の初ツアーから帰ってきた日に、地元の武蔵境stattoにライブを観に行って、
アウェイの土地に巡業しに行くのと同じくらい、ホームである地元でちゃんと気合いの入ったライブをすべきだと、気持ちを新にして武蔵境stattoでソロライブをしていたのだ。
 
だからゲンキくんの板橋で板橋のいいミュージシャンのイベントを組もうという気概に感銘したし、
そしてその意図は別にしても、とても良いイベントだった。
 
おれの個人的な感想では、第一にDJのかけてる音楽が良かった。
オールドスクールヒップホップ。
意外に思われるかもしれないが、驢馬はオールドスクールヒップホップと絶対にも合うと思う。 

そして、対バンで出演していた雄大くんというラッパー。
久しぶりに踊り、プチャハンザしたいラッパーに出会えた。
どこにどんな人がいるか、本当にわからない。
 
うちの壱くんと雄大くんは同じ高校の同級生だったらしい。どんな高校だよ。すごいな、
 
驢馬は壺ジャジーラが新しい髪型になってたり、見所満載だったんじゃないだろうか。
 
どんな髪型か?それはライブに見に来てください。
 
セットリスト
1 嘆きの海
2 殺意
3 ダメージ
4 ボアダム人
5 光の焦げ付いた森
6 B型原理主義
7 昼下がり
8 街灯365
encore 風来某
 
中盤この順序で合ってたか、あまり自信ないが、確かこんなセットリストだったように思う。
 
以外と驢馬目当てのお客さんがけっこう見に来てくれて嬉しかった。
みんなともっと呑みたかったが、また一緒に呑もう!
 
ラッパー、雄大くんは20日に吉祥寺fourthfloorで行われるおれのイベントに出演してもらうことになりそう。
乞うご期待!
 
12/20(木)@吉祥寺fourthfloor  “POISON!”
出演:zampano / Gentle&Sequence /
雄大
open19:00/start19:30
adv¥1500/day¥2000 (w/1drink


板橋でイベント出演者の皆さんと打ち上げしてたら終電がなかった。
 
ありゃまあ。
 
       ★
 
 
12日、水曜日。
板橋からそのまま神保町へ時間労働へ。
その後夜は驢馬のリハーサル。
 
リハーサル後、また高円寺で呑んでしまた。
 
そしたらまた終電がなかった。ありゃまあ。
福井と2人で歩いて帰った。  
 
       ★
  
 
13日、木曜日。
今日は1日時間労働。レストランで。
時間労働終わった後、お客さんが赤ワインのデキャンタを丸々残していったので、頂いた。
イタリア料理屋のくせにスペインのワインだ。
お客さんにはシチリアのワインと言ってしまった。
 
店が騙してるわけではなく、おれが個人的にお客さんをエンターテインしたくて言ったことだ。
普段は正直に銘柄を言ってるよ。
 
シチリアのワインと言われた方が旨そうな気がするし、楽しめるんじゃないかな。
 
でも嘘つきのスペインのワインも旨かった。
ハチノスのトマト煮込みスパゲティとよく合った。

今晩は終電は逃さなかった。

NGはクレバーだからな。
    





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2012年12月12日 (水)

チャーリーウィリアムスのレコ発

9日、日曜日。
 倒れるように眠った昨夜から目覚めて、レストランへ時間労働。その後夕方から音響。
 今夜のイベントは良かった。
店側に雇われたPAという立場上、どういうステージが良かったか、大っぴらには言い辛いのだが、それでも良いものは良いと言いたい。
 自分はなるべく業務に差し支えない範囲で(回りくどいな)、出演者さんに声をかけるようにしている。
 うちの現場はガジェット系テクノとフリーインプロヴァイザーの出演者さんが比較的多い。これらの系統の良質な演奏は、たゆまぬ孤独な自己鍛錬の結果に他ならない。尊敬。
 
深夜から12/20に企画しているイベントの打ち合わせ。

12/20(木)@吉祥寺fourthfloor
“POISON!”
出演:zampano / Gentle&Sequence
open19:00/start19:30 adv¥1500/day¥2000 (w/1drink)
 
 
10日、月曜日。
吉祥寺アムリタ食堂にて、チャーリーウィリアムスのレコ発ライブ。
私が闇レコーディングした音源が発売される。
このレコーディング、三時間で22曲、ほぼ一発録りだったり、そのうち半数がお蔵入りしたり、カセットテープMTR録音だったり、本当に特別なCDである。
この日のチャーリーウィリアムスはガムランの川村亘平斎さん、濱元智行さんが参加して大変なことになっていた。
 
1stセットはアルバムの曲順通りのセットリスト。ブリヤートの歌とタタールの歌がどうしても好きだ。ずっとミックスで聴いていたモノを目の前で演奏されると感動。
地獄巡りの最後で思わず「親鸞!!」と叫んでしまった。(ジーザス!的な意味です)
 
2ndは、レコーディングされたが収録されなかった曲たちの供養が行われた。いちいちここで「供養」という言葉を使うあたりチャーリーウィリアムスだなあ、と思う。
超名曲「二泉映月」。この曲はウィリ山さんの声で二胡の音を再現する名人凶人芸に圧倒されがちだが、そんなことより曲が名曲過ぎて鼻血が出る。

本当に素晴らしいライブだった。

CDもゲット。ジャケットが最高です。


チャーリーウィリアムスのライブで販売している。是非お手にとってみてください。
 
闇エンジニアリング業、すこしずつ軌道に乗り始めた。
だが、私の本業はブルーズ業とわきまえ、がんがんやるぞ!

年末あとわずか。恐ろしい!

 

 



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2012年12月 9日 (日)

酒・うた・おとこ・ギャルバン・バーテンダー・バンドマン・JD

12月6日木曜日。
 時間労働の帰りに、神保町のタクトというCDショップに寄った。
タクトは日本のフォーク、GS、アイドル、歌謡曲、演歌から、シャンソン、カンツォーネ(イタリアの歌謡)などをたくさん扱っているCDショップ。
古本コーナーに淡谷のり子の自伝、「酒・うた・男 ーわが放浪の記」を見つけて買った。この本ジャケが最高。

 zampanoで淡谷のり子のドンニャ・マリキータをカバーしてから、笠置シヅ子やら李香蘭にドンハマりしつつある。昭和パンチ歌謡。

 歌謡曲でも、やはり戦前のモノになってくるとすごく好きで、これはなんとなく戦前のジャズやブルースを好きな感覚と似ている。

特に第二次大戦前夜の日本の歌謡曲は絶妙にリベラルで、シャンソン、カンツォーネ、ジャズ、タンゴ、ルンバなどが、日本のメロディー感覚に奇妙な絡まり方をして非常に面白い。
結果、混ざりすぎて無国籍な伴奏に日本語の歌が乗っている。

淡谷のり子の音楽も顕著に幻想無国籍感が溢れていて、「ブルースの女王」と呼ばれてはいるが、ジャズ、シャンソン、タンゴ、それにスペインの音楽などがごっちゃごちゃに混ざり訳が分からないワールドを展開している。
アメリカ、イギリスの音楽ばかり参照している現代日本のミュージシャン(自分です)よりよっぽどハイブリッドなポップミュージックだと思った。
 
どうやら淡谷のり子の使っていた「ブルース」とはセントルイスブルースなどのティンパンアレイ的ブルースのことを指していたらしい。
ブルースの意味がカントリーブルースしかわからなかった頃は淡谷のり子に対して???だったが、スイング、ジャイブを聴くようになって、淡谷のり子のブルースの意味が少しわかった。むしろブルース。
 
 
7日、金曜日。
甘いものが食べられなくなった。どうしたことだかわからないが大変だ。これじゃあ女性を誑かしてスイーツ食べに行けないじゃないか。
 
HOMMヨのライブを観に行った。HOMMヨ、すげえカッコいい。一瞬一瞬が弾けていた。また観にいこうと思う。
 
その後驢馬の練習。朝まで。
 
 
8日、土曜日。
 驢馬の練習から、一度家に帰って西荻窪へ。
荻窪のバーのバーテンダーさんたちのやってるバンドでライブ。おれは巻き込まれてギター弾いてる。
ローリングストーンズ、オーティス、ポール・ウェラーなど。ポール・ウェラー、正直あんまり好きじゃないが、この人は本当にいい曲をカバーしていると思う。ナイスセンスな人。
 
終わった後、西荻窪の戎で飲んだ。バンドのバーテンダーさんたちはみんな元バンドマンで、ドープシットな世界を色々くぐり抜けてきたんだなあ。
近年、何故かバーテンダーの知り合いがいきなり増えた。

女子大生(JD)から聞くところによると、古くから付き合ってはいけない男子は3パターンあって、3Bと言われているらしい。
曰く、

バンドマン、
バーテンダー、
美容師。

だそうだ。
とりあえず2Bは集まった。あと1Bだけだが、知り合いの知り合いが美容師というパターンも多いので、この際美容師の人とも仲良くなってみたい。
 
JDと言えば私はJay Dilaなのだ。JDのトラックは本当にドープシット。





 



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2012年12月 6日 (木)

メディスンマンの鼻歌と思い出

12月5日、水曜日。
 時間労働した後、T美大へ。
 卒業後もジャズ研の部室に置き放しにしていたモニタースピーカーを取りにいった。これから闇エンジニア業で必要になる。
 
部室で後輩の哲がバンドの練習をしていた。「ブレイン・サラダ・サージェリー」という曲がいい。カバーしたい。
 
 馨子とzampanoの練習&打ち合わせ。新曲候補を3つ聴かせて、1つ選んでもらった。

「HOWL」という曲。
 六年前に、日本に来たインディアンと旅をしたとき、車のボンネットを叩きながらインディアンが歌っていた鼻歌のメロディーをパクって作った曲。
つくづくおれは人のアイデアをパクるのが得意だと思う。
 
        ●
 
 せっかく大学に来たから誰かに会おうと思ったが皆忙しそうだった。
 
長岡に電話したら吉祥寺で飲んでいるという。橋本をそうそうに去って吉祥寺へ行った。
 
長岡は思い出野郎Aチームの深夜練習の入りを待つ間、ガバガバ飲んでいた。
 
一緒に飲んで、そのまま思い出野郎のスタジオを見学に行った。皆には会えなかったが、岡島、マコイチ、齊藤には会えた。
勝手に混ざってセッションした。
 
全員、一度は一緒にバンドをやったことある仲。でも今や一緒にセッションするのも、会うのも一苦労になってしまった。
でも、音を聴くと安心する。
サウンドがモノを言っている。マコイチのトランペット、すごいファンキー。
 
 あんまり居ても邪魔になりそうだったので(最初から邪魔だ)、途中で失礼した。
深夜の吉祥寺。アーケードをふらふら歩いてった。

思い出野郎、年内のライブは自分のライブと被って観れそうにないが、来年必ず観にいこうと思う。
多分年内はもう会えないだろう。
よいお年を!
 
http://www.youtube.com/watch?v=rGgGj7cq2Wk&feature=youtube_gdata_player

 



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2012年12月 5日 (水)

驢馬の嘶きを闇エンジニアリング

12月4日、火曜日。 
 午前中から例によってレストランで時間労働。
昔働いていた社員が、正規雇用ではなく、アルバイトとして帰ってきた。他のレストランで働きながら、休みの日をうちの店で働くそうだ。働き者だなあ
 
今日はキッチンは彼が入っているのでNGの出る幕はないと思い、ホールでのんびりしていた。
 
元社員の彼は、本職の料理人なので、パスタの煽りも盛りつけも、仕込みも何もかも速く、そして綺麗だ。
おれは性根が雑で、手際は速くないし盛り付けの美しさも比べるべくもない。
やはり、当たり前だが本職には勝てない。
 
 そんなおれの本職とは何か、と問われれば、プロフィールに「ブルーズギタリスト」と書いている。
ハードコアソウルやスイング、カントリーに浮気しているが、全部ブルーズということで一緒くたにしている。
でもブルーズギタリストでは残念ながら食えていないので、様々な副職で時間労働して凌いでいる。 
 
 先日、レコーディングエンジニアの仕事が来た。遂にモグリのエンジニアになったのだ。
 
正確に言えば、数年前から知り合いのレコーディングなどで、モグリのヤブエンジニアとして活動していたのだが、
もともとの知り合いじゃない人から依頼されるのは今回が初めてだ。
 
だが、闇ルートから来た闇レコーディングなので、詳しいことはここでは言わない。当局に通報されても不味いので皆黙っておくように。

おれ自身、ちゃんとしたスタジオ教育を受けていない、正規のライセンスをもっていないモグリの闇エンジニアなので、ちゃんとしたエンジニアの人が聴いたら怒るようなミックスをする自信がある。
 
        ★
 
 夜、根津幹雄のGentle&Sequenceのライブを観に東高円寺二万電圧に行った。
Gentle&Sequenceの新音源、「DDD ep」も私の闇エンジニアリングの一つだ。
音塊の一つ一つが火星の重力を超えるような3Gミックスをしてしまた。大丈夫かどうかは君たちが聴いて判断したまえ。
 

        §
 

12月5日。
午前0時、驢馬の新しいホームページと、動画が発表された。
ホームページ、がんばってみました。いかがですか。

驢馬のホームページ
http://the-lova.tumblr.com/

動画、「ダメージ」も驢馬たちの恐ろしい32倍速人生が鮮やかに映し出されている。
ぜひ観てほしい。

http://t.co/2sq999rp
 
 
       ▼
 
 やっと仮想現実空間の時間軸が現実に追いついた。
現実が非科学的に32倍速されているから、なかなかブログを更新できずにすいませんでした。
これからは仮想現実界も32倍速で行くぞ!





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浅草橋のヴァチカン法王

12月3日、月曜日。
冬眠しかけたが、午後から友人Oの店の工事に行く。

 Oの店、「夜更けの人々」は12/7にオープン予定だったが、延期になった。年内にはオープンする予定。 
 
浅草橋に着いたら電気屋さんが作業していた。

工事の進行状況は、壁の石膏ボードがだいたい張り終わり、天井がまだ、という状況であった。

 スピーカーの位置でモメる。
現在「夜更けの人々」は、
オーナーであり、酒類取り扱い担当のO、
内装施工担当のW、
音響担当のNGの三大勢力によって店のイメージが成り立っていると思われていたが、
ここに来て第四の勢力、Oの母君であるオバチンがヴァチカン市国のローマ法王のような絶大な権力を持っていることが明らかになってきた。
Oの母、オバチン(a.k.aヴァチカン)は浅草橋一帯のドランカーたちの頂点に君臨する帝王。
どんな権力を持った極道的な社長さんたちでもオバチンの前では為すすべもなく引き下がる場面をよく目にしてきた。
 
 Oに聞くところによると、スピーカーの位置どころか、内装デザインの段階でオバチンがカチ込んできて、オバチンのお気に入りの家具を入れなければ一切協力しないと言ってきたという。
その家具(テーブルと食器棚だが)がまた巨大で、そのために内装は何度も変更せざるをえなかったそうだ。
 なのでスピーカーの位置どころではなかったらしい。
 
結局スピーカーはおれがジャンク品で仕入れて、位置に関してはバーカウンターの中と天井近くの四カ所ということでまとまった。
 
 夜になると工事現場に人が集まってくる。まだオープンしてないのに夜更けの人々だ。そんな状況が既に不味い気もするが、10時に作業を終えてOとボス、トミーとWナベ君とNGで現場で乾杯した。
 
 Oの人生、めちゃくちゃで面白い。アイデアも、それを実行できる人脈もある。ただ、おれたちには金が無かった。
金が無いなら無いでこうやって自分の身体と頭で何とかするんだな。

今回の彼の人生は文書を書く時間があまり無さそうなので、おれがいつか彼の伝記を書きたいような気がする。
 



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AVを早送りするみたいに、32倍再生で生きろ

26日、月曜日。
 冬眠。毎週月曜日は冬眠してます。
 
 
27日、火曜日。
 時間労働のあと、奈良のtechocrat(s)のライブ観に行くはずだっが、ミキシングが入って見に行けず。ぜんぜん見に行

けてない。ごめん奈良。

 朝まで極秘核開発プロジェクトのミキシング。敏腕エンジニアNくんに滅茶苦茶な要求を出して作り込んでもらった。とんでもないものができた。

これが世に出れば、国境線で揺れ動く日本海と共和国、半島の総てを吹き飛ばして灰燼と化すような破壊力を持っている。
恐ろしいものを作ってしまったが、日本海の平和を取り戻すためには止むを得まい。
 
 
28日、水曜日。
 そのまま時間労働へ。
その後驢馬のライブ@下北沢BasementBar。
HOMMヨのみちゃんが来てくれた。
みちゃんはこのところ驢馬に欠かさず来てくれて、
「壺閣下鼻血&福井の指から血がデトロイトロックシティ」W流血!!驢馬血まみれGIG★もばっちり目撃してくれた。コアなリスナー。ありがたいことである。
 
 この日の福井と言えば、誤って早まりすぎて、今度は自分の左手の指を前日の夜にブチ斬るという蛮行に及んでいた。左手と言えばフレット押さえる方の指である。爪まで吹っ飛んでザックリ。うわあ痛そう。演奏する度に苦悶の表情だった。
ファストコアである。激ロックとはかくも厳しい道なのか。
 
みちゃんに「はやくブログ更新しろ」と言われた。GLの社長さんにも読んでるよーと声かけてもらった。
大変嬉しい。

特にコアなリスナーみちゃんはNGのブログを読んで、福井のあり得ないどうでもいいボアダムな非日常や、壺閣下の「せやで。名言集」などをいちはやくチェックしてから驢馬のライブに望むというインサイドコアファイタースタイルを確立しているから恐れ入りました。

NGのブログを読んでから驢馬のライブを観ると、我々の普段の行動とライブが全然関係なく、どちらも非科学的にできていることを楽しめて、結果的にライブを32倍楽しめる(当社比。)という報告もある。

ちなみになぜ32倍かというと、つまらないくだらないエロくないAVでも、倍速で観れば二倍、32倍速再生で観れば32倍面白いように、スピードと面白さは正比例する(当社比)。
というバルバロイ博士の研究結果に基づき、驢馬のライブはメンバー五人の人生を非科学的な方法(気合いなど、その他。)で、32倍に濃縮スピード再生してお届けしているからである。


29日、木曜日。
 武蔵境stattoで、NGのソロライブ。JETヒロシ氏のブッキングでJET先輩とは29、30で2デイズ対バンの一夜目である。
 
1 スーサイドマン
2 回遊
3 電気羊のパーティー
4 jack swing
5 子午線
 
 対バンで初めてお会いした藤原愛さんという方のピアノ弾き語りが鼻血モノでよかった。
あまりにも重くパワーのある美しい歌。
 JET先輩もやはり素晴らしい。「幸子」。本当の恋の物語である。
 
終演後、JET先輩、岩木山さん、藤原さんと飲んだりしていたらなぜか携帯が壊れた。
NGはこの後深夜のNG業打ち合わせなどがあったのだが、連絡ができなくて誠にご迷惑おかけしました。
 
 
30日、金曜日。
 高円寺は無力無善寺で、片岡フグリの企画にお呼ばれした。
JET先輩も一緒。対バン2日目である。
リハーサル終わった後、高円寺の携帯ショップに行って携帯を修理してもらおうと思ったが、どうやら充電ソケットの故障らしい。工場で修理するとのことで引き取られていった。
かわりに代替機のケータイを借りたが、これがまたスマートフォンのくせにスマートでない。アホフォンである。レグザ。
残念ながら今回は面白い店員はいなかった。
 
ライブセットリスト。

1 ホモルーデンスブルース
2 スーサイドマン
3 回遊
4 jack swing
5 Big Easy Blues
6 子午線
7 バナナ鰐園 
 
おれの次はJET先輩。
たたみかけるように曲を放っていった。
「旨いラーメン喰ったあとに溜め息っこ吐ぐなよ~」がひさしぶりに聴けた。
かつておれの友人の木村はこの名曲を聴いた後にstattoの上のつばさ家で旨いラーメン食って溜め息吐いたためにバチが当たってヘルニアになったという逸話がある。
旨いラーメン喰ったあとに溜め息っこ吐いだらいげねえよー
 
この日は対バンの碧衣スイミングさんという方にぶったまげた。すごかった。CD買っちゃった。
 
片岡フグリも相変わらず気合い入っててよかった。彼、すっかり有名人である。

おれは今年の二月頃、初めてのツアーから帰ってきた日に、武蔵境stattoへ行って片岡フグリをはじめて聴いたのだが、
彼にものすごいやる気と元気をもらって、自分も驢馬だけでなくソロライブもバンバンやろうと決心したのを覚えている。

サーカスの歌詞ちゃんと聴けた、いい曲ですね。
 
 ライブ終わった後、JET先輩が帰りの電車賃稼ぐために高円寺駅前でストリートライブをし始めた。
おれとお客さんで来てくれた馨子も巻き込んで、JETヒロシとzampanoのストリートライブ。
さすがJET先輩。瞬く間に電車賃を稼いでしまった。
高円寺の夜。ふつうの打ち上げなんかより全然楽しく、ミュージシャン的に正しいような気がした。
 
 NGはJET先輩よりはやく高円寺をお暇して、池ノ上へ。
驢馬のスタジオ。朝まで。 
 
 
12月1日。土曜日。
 朝方スタジオ終わり、帰って寝てから音響の時間労働。帰りの自転車が寒かった。
 
 
12月2日、日曜日。昼はレストランの方の時間労働。
新人の女の子と一緒だった。この子、Fuck-Eが昔に惚れていたO○○という後輩の女の子にそっくりでびっくりした。
よく見ると第一印象が似ているというか、面影があるのだが、そんなに似てもいなかった。でも結構べっぴんさんだ。

 念のため、彼氏いるか聞いた。
○○○い△い×そうです。

おお。そうですか。

Fuck-Eに教えてあげようか悩んだが、教えてあげないことにした。
絶対Fuck-Eの好みのタイプだと思う。でも、彼は今やライブの度に指をブチ切るようなカタギではない世界に入ってしまった。
だから私のバイト先にFuck-E好みの可愛い女の子が入ったとしても心を鬼にして、内緒にするのだ。
 
夜は音響の時間労働。
しんごさんが偶然お客さんで来てた。しんごさんはおれが高校生だった頃、国分寺のライブハウス、ONEでPAやってた人。
五年以上ぶりの再会。本当に嬉しかった。
かつてPAやってもらった人に自分のオペレーション聴いてもらうのはすごく緊張した。


 


 






 



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2012年12月 2日 (日)

週間NG

19日、月曜日。
 町田でレコーディング。後輩の川合啓介。
OMJQで一緒に演奏している彼、本当にいいプレイヤーになった。
パンキッシュなバンドリーダーのもとでプレイすることは、プレイヤーとして成長を促されるのではない
だろうか。
雑感。

 
20日、火曜日。
 驢馬のリハーサル。したような気がするが何をしたかよく覚えていない。コーラスの録音とかしたような気がする。
 
 
21日、水曜日。
 この日も時間労働の後驢馬の練習。練習の前に個人練で入って、ブルースハープやコーラスを録音。
 
 
22日、木曜日。
 毎日のことだが、イタリアンレストランでフライパンを振ったり。妙に忙しかった。
どうやら祝前日だったらしい。
祝日とは関係ない(?)人生を送っているので、いつが祝日なのかぜんぜん興味がわかない。
壺総統にそう言ったら
「毎日が休日みたいなもんや」
と言っていた。
 
夜は音響の時間労働。
 
 
23日、金曜日。
勤労感謝の日で祝日だったらしい。勤労に感謝して1日中働く。
 
24日、土曜日。
午後、驢馬の秘密計画のために音源ファイルをある人物に届けにいく。
しかしそこで、俺が今まで渡していたファイルが間違えたデータだということがわかって真っ青になる。
データファイルの間違いは一番迷惑&面倒。自分もミキシングをかじっているのに醜態である。恥ずかしいばかりだ。

夕方から時間労働。音響の仕事。

明けて25日日曜日、午前1時。
福井家に集合した驢馬一行は撮影に向かった。
宣伝材料用のアーティストプロフィール写真や、来るべきアルバムジャケットのための撮影。

カメラは松本時代くん、いつも驢馬を手伝ってくれる清水くんも一緒。
清水くんは撮影のために壺総統に家具と洋服一式をゲリラ徴用カツアゲされてここに拉致された。
驢馬は戦時中なので必要なものはどんどん軍事徴用なのだ。
さらにここに書けないVIPであるN君という方も来てくれた。

色んな場所でいい写真が撮れたと思う。近日公開予定。乞うご期待!!



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