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2011年10月29日 (土)

音源diggり考

 さて昨夜は下北沢threeでライブだったのだが、結局ライブ後記とか書いちゃいそうな雰囲気だがそんなことはしない。

驢馬のエレキギタリスト山口“頁”裕也とNGはライブのリハが終わると、二人で街にあるレコード屋に行くことが多いのだが、
先日のライブではブログで書いたとおり裕也くんは渋谷で46枚目のジョン・リー・フッカーを買い、NGはというと八枚目のチャーリー・クリスチャンを買ってしまったのであった。

そんな二人が今日はレコード屋巡りを我慢できるであろうか??

 


そうは問屋が卸さない!のだ!!

なぜなら下北沢はたくさんレコード屋さんがあるからだ!!!!!

特にジョンリーにハマりすぎている裕也くんをさらなるズブズブ泥沼ブルーズ地獄に落とすべくNGは結局裕也と二人でレコード屋へ出かけた。

まずは小手調べで中古CD屋のドラマへ。

ドラマは一見ナンパな新古品屋なのだが、

侮るなかれ。
ドラマには掘り出しものが多い。

というのは思い出野郎Aチームトランペットマコイチの言い伝えである。

ドラマは下北沢、高円寺や、あと中央線沿線にぽつぽつ店舗があるが、NGはマコイチ爺さんの言い伝えの通り、街でドラマを見かけたらとりあえず中に入りチェックするようにしている。パトロールである。

ハハ、こんな軟派な店に入るんすかNG先輩たら(笑)

とおすまし顔だった裕也くんも中に入ると顔色が変わった。

ブルースコーナーでは50%引きの商品が、三枚買うと70%OFFになるという謎の価格破壊を起こしていたのである。

しかもその激安コーナーにはデルマークの録音や、スリーピージョンエステスなどなど熱いラインナップ。

(もうここら辺からブルース好きにしかわからない話になってくるのでワカラナイツマラナイと思う方はもうこの記事読まなくて結構。)

そしてそしてなんとあるある!!
激安ジョン・リー・フッカーの嵐!!

ジョン・リー・フッカーのスタックス録音紙ジャケなんてのもあった(笑)。

ジョンリーは一体幾つのレコード会社と契約してたんだろうか???

(どんなだったろうと気になって検索してみたらユーチューブに音源あった。これメチャ当たり盤ぽやんけ。)

おまえら!おれが今ユーチューブの動画で試聴できるように計らったからといって、これ聴いただけでわかった気になってんじゃねえぞ!!!!!

ブルースてえのはネットで聴いたって全然伝わんねえシロモンなんだよ!!!わかるか??
だからこれ聴いてイイと思った奴はさっさとジョン・リー探して買うんだな!この甘ちゃんが!!!

おれは裕也に借りよっと。

結局裕也くんはドラマの罠に引っ掛かり、ジョン・リーを二枚とプリンスを二枚と他にも色々買ってた。

これであいつジョン・リー48枚目だぞ。大丈夫かな??ジョン・リー聴きすぎだろ。

他にもなんかお勧めいいのないすか?と裕也が聴いてきたので僕は激安コーナーにPRAXISがあるのをサッと見つけ出し彼に勧めた。

ちなみにPraxisとはこんなの。


彼らの音楽に関してはユーチューブ見て知った気になっても一向に構わないと思うよ。

で、その後わたしが下北沢で定期パトロールしているレコード屋へ。

そこは戦前ブルースやジャズ、SSW、音響やアシッドフォーク、サイケデリックやジャム系バンドのレコードを扱ってる素晴らしい店なんだけど、いかんせんかなり高価なのよね。

…でも私はずっと探してたものを見つけてしまっただよ

Oscar Aleman


この人戦前のジャズギタリスト???なんだけど、店員さんに聞いたところによると、アルゼンチン生まれで、ヨーロッパとアメリカを行き来していたらしく、ジャズ感とラテン感とヨーロッパでぱくったジプシースイング感がごちゃ混ぜになってるごった煮感あふれる超絶ギタリスト。しかも歌って踊れる。
こいつだよ!!と思った。こいつのテクニックを盗みたい。

そうおもったNGは結局さらにEddie LangとLonnie Johnsonのレコーディングも併せて買っちゃた、、、


もう駄目だ。あした企画なのに赤字になったらどうするんだろう。

てゆうか裕也も気づいたらレッドベリー買ってた。

まあ驢馬のギタリスト二人は連れ立ってブルース地獄に堕ちていってるのであったと。

レッドベリーでお別れです。
今夜浅草で僕と握手!!




この曲ニルヴァーナがカヴァーしてるよね。

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2011年10月28日 (金)

夜の音楽

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10/29土曜日に企画ライブをやる。
今回の企画は蔵前にあるバー、ジャックの七周年ライブ。
ブログを読み返してみてわかったのだけど、このブログの中で「ジャック」のことはライブ告知以外はほとんど書いてなかった。
今回はジャックの七周年企画ライブの直前だし、ジャックという店との関わりを書ける範囲で書いてみようと思う。

ことの発端はOという男との出会いから始まる。(いきなり本名伏せた意味はあんまり無いのだけど、こういう再発見手記風スタイルで行く。)

 Oとは、私が長年アルバイトしている神保町のイタリアンレストランで出会った。
彼は詩や小説を書いているらしく、音楽に詳しかった。
その頃私はHapworthというバンドをやっていて、Oがライブを観に来てくれたことがある。
ライブが終わった後、Oに言われた言葉は
「要するに夜の音楽がやりたいわけでしょ。
 でも君の音楽はまだ夕方だ。」
と言われた。

 この言葉は永いあいだ私の頭をまとわりついて離れなかった。

 Hapworthをやっていた頃、音楽性に関することや私の歌について感想を言われたことは多かったが(音楽の専門性の高い友人の多い悪癖で、専門性が高い批判ばかりをされがちなのだ)、
全体の雰囲気やニュアンスに対する率直な意見を言われ慣れていなかったこともある。

 別にことさら夜の音楽を指向していたわけではないが、確かに私の好きな音楽は所謂「夜の音楽」だ。その中途半端な憧れの発露が、O曰わく「夕方」という表現だったのだろう。

そしてよくよく考えてみると、私は二十歳を過ぎてから、絵画と音楽にしか関わってこなかった。
 夜の音楽を聴きながらも、実際の夜の世界や、夜の音楽を必要とする人たちのことをほとんど何も知らなかったのである。

 その後、バンドのことで行き詰まった私はOに連れられて飲み歩くことになる。
 バンドマンは自分たち以外の世界に疎い。(少なくとも私はそうだ。)現在のライブハウスの多くは隔離された空間なのだ。
 
 Oは飲み仲間が尋常じゃなく多い。私はいろんな業種の人と飲み、語らうことになった。

 Oと親しくなって暫くしてから私は彼から文学賞に応募する詩の選出を頼まれたのだった。
 正直に言うと変な日本語の詩だった。
 Oが言うには、これらの詩はどうやら自分の作曲した歌の歌詞らしい。Oは長いことひっそりとバンドをやっていたという。
Oがやっているバンドが一体どんなバンドなのか、彼は一体どんな音楽を創るのか興味を持った私は、Oのバンドのスタジオ練習にセッションしに行った。
 Oがやっていたバンドというのが「le mot(ルモ)」である。
 
 その後、Oに依頼されて様々な場所でライブをやることになる。
 隅田川花火大会での野外演奏や、夏やっていた関内のホテルのライブなどもOが斡旋してくれた演奏だった。
 
話は前後するが、Oはジャックでバーテンとして働くことになる。
ジャックはもともとOが常連客として通っていたバーなのだが、まわりまわってOが働くことになったのだった。
 図らずも店という空間を任されてしまったOは、私に店に飾る絵と、店でかける音楽、そしてライブ演奏を依頼した。

 そうして私の浅草(蔵前)通いが始まった。
最初は私の版画を展示し、美大の後輩たちの絵を推薦して展示した。
ターンテーブルやミキサー、パワーアンプを一新して、レコードを持ち込んだ。
そして私のミュージシャン仲間を紹介して一緒にライブをやった。酔客の前で、或いはガラガラの夜もあったし、一晩に4、5ステージ要求されることも屡々だった。

Oと私が追求したのは夜の音楽である。Oは久しく出会っていなかった「レコードを掘る友人」となった。
Oと私は競うようにして真っ黒い壁にJack Daniel'sとしか書かれていない空間に合うような、恥ずかしがらずに言えば、闇夜のような音楽の詰まったレコードを探した。
 
 夜の音楽探しは、当然のようにトム・ウェイツからはじまり、ラウンジ・リザーズからAECやセロニアス・モンクに飛び火し、プッシーガロアやPiLも勿論かかり、ジョー・ヘンリーに歓喜した後は、キャブ・キャロウェイなど戦前のジャイブにも波及した。

夜の音楽とは何か?
それはもう半ばどうでもよくなってもいるのだが、ただ深夜過ぎてまだ酔い客の帰らないバーでは確かに必要とされている音楽がある。
ジョー・ヘンリーが店でかかって、客の誰もが黙る瞬間を何度か目にした。
郷愁とは違う、圧倒的な音楽の次元で人間に語りかけるもの。
 
 
 

そして、今週末のジャック七周年記念ライブの企画が持ち上がった。
出演者の選定はジャックらしく、私とOが一緒に呑んだミュージシャンから先に決めていった。
だからというか、ジャックで多くの演奏をともにしたサトシさんやイヤマリ、馨子は出演依頼し損ねてしまった。(なんというかスマン)
 
私は驢馬、Oはle motで出演する。
 
 驢馬もle motも私やOが考える理想の「夜の音楽」にはまだなっていないように思うし、それとは少し方向が違うようにも思う。
ただ、Oの斡旋で酒に関わる色んな場所で演奏することになった私と、毎晩ジャックダニエルを客に出しているOの二人の、夜だろうが昼だろうがどうでもいいような現在の姿をひとつの形で表現したかった。
とにかく奇妙な経緯で夜に踏み入れた人たちの集まりではある。

博打もしたかった。一晩箱を借り切って勝負をしてみる。

とにかく今現在私が聴きたい音楽が鳴りまくるので楽しみだ。29日。

 









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2011年10月27日 (木)

妄言癖

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昨夜は驢馬のライブが渋谷であった。
渋谷の道玄坂のラブホやクラブ街があるところ。
私はライブハウス着くまで迷子になって淫らな街の空気感に翻弄されまくってしまったのだが、そんなことはどうでもいいのだ。
驢馬のライブが終わり、観に来てくれたG君という人と話していた。
G君はアルカイダ時代のメンバーだそうだ。(このへんの説明はいっさい省きます)
G君とは密林のタリバナサンバ×チムニィ、2マンライブの打ち上げで知り合って以来、NGが驢馬に加入してからも足繁くライブに来てくれていたのだが、なかなか開演に間に合わず、昨晩やっと観てもらえた。とてもうれしい。
G君は壷君にいろいろ突っ込んだり質問したりする人。
NGの私見では壷ジャジーラ・カラマーゾフは非常に誤解されやすいタイプ(イタリア人だと思われたり、丸山と外人つながりの親戚だと思われたり、ヤンキーだと思われたり。)
なので(??)、G君のように突っ込む人の意見はとても参考になるし、話して発見が多いので楽しいのだ。
 
いろいろ会話の流れをおおざっぱに端折ると「壷ジャジーラはツイッターとかブログとかやんないの?!」という話をしておった。
 
そうだそうだ!!とNGもやれ!やれ!と囃したてておったが、ふと気づくと自分もブログを更新していないのだ。
 
(ここで「またブログを更新しない話か、、、」と思われた方は30行くらい飛ばしてください。)
 
何度も何度も考察を重ねているにも関わらず、また考察するが、NGのブログの文章は
 
1、ライブ告知
2、ライブ後記
3、リリース情報
4、妄言
5、対談
 
という順のコンテンツを擁している。
そもそもここに問題があるのだ。
君は誰かのライブ告知を読みたいと思うだろうか?
 
俺は思わない!!!!
 
(じゃあすんなよ)
 
君は誰かのライブ後記を読みたいと思うだろうか??
 
「昨夜はライブでした。渋谷の7th floorというライブハウスで、近くはラブホや、ファッションヘルスとか、クラブとかあって、行く途中ドキドキ(゜∀゜)しちゃって、迷っちゃったけど、なんとかリハーサル前に到着できました☆
でもリーダーまだ着いてねえでやんの!コラ(-o-;)☆
でもイケナイイケナイ!ぼくも遅刻してるから人のこと言えないね…ハア、、、

やっぱりプロのバンドの方は遅刻とかしないんだろうなあ…(_ _ )/ハンセイ☆
気を取り直してリハーサル終わったらお腹すきました!でも物販の準備とかあったから裕也
と壷君と一緒にディスクユニオンに買い物に行ったんだよ!
そしたらね!
ビックリ!!!(゜Д゜)
チャーリー・クリスチャンとカール・クレスのレコードが¥600で売ってたんだY!(@_@)(@_@)(@_@)
チャーリー・クリスチャンは言わずもがなだけど、カール・クレスは最近NGが注目してるジャズギタリスト!


ジャズギター黎明期にアコースティックギターに変則チューニングという土着南部スタイルでジャズやってた変態さんなんだ☆(*・ω・)ノ
もう超超超ブチ上がっちゃってついつい買っちゃった!!
で、裕也はというと、ゲイトマウス・ブラウン買うかジョン・リー・フッカー買うか、夕飯食うか悩んでやんの(*^ー゜)
で、結局あいつったらまたジョンリー買ったよ。p-vine。まあ一安心だね。でもドラムがバーナード・パーディ!

バックミュージシャンが凄腕だからといっていい演奏になるとは限らないのがブルースの醍醐味だよね!

ましてや相手はジョン・リー・フッカー!!

正確なタイム感なんて邪魔者以外の何者でもないよね( ´艸`)
てゆか裕也、これでジョンリー45枚目だって(;´Д`)
あいつヤバいよ!ジョンリーキチガイ!!ドキューン!(・д・)
で、ライブはライブでNG的にはモニターの返し全然聞こえなかったけどまあなんとかなったよ!!
明日は下北沢three!
じゃあまたね☆(●´∀`●)(ノ^^)ノ(*'▽'*)(*'▽'*)(*^-^*)(ノ^^)ノ(ノ^^)ノ(≧▽≦)(≧▽≦)」
 
 
 
 
 
 
、、みたいなブログを君たちは読みたいと思うのか?
 
おれは思わん!!
 
(まあ書いてたらちょいと楽しくなってきて読みたいかもと思ったけど)
 
じゃあこのブログ読んでくれてる読者諸賢は一体なにを期待して読んでくれているのだろうか?
言うまでもない、NGの妄言や対談記事を楽しみにしてくれているのだと思う。
だからおれはツマランライブ告知記事は最小限に留め、
ライブ告知や後記をはるかに上回る妄言、対談、不要な知識、虚偽に彩られた思い出(妄言と同じか、)をアップしようと思う!!
 
とか毎回言ってる気がする!!
 
つまりこの記事も妄言なのじゃ!!!!
 
ワハハハハハ(*´∀`)
 
29(土)浅草のライブ観に来てよ。

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