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2010年7月30日 (金)

隅田川花火大会のどこかの露店でギターを弾くYO

NGです。あしたの隅田川花火大会での露店でギター演奏の件ですが、結局私が演奏する露店の場所がどの辺になるのかわからずじまいで今日に至りました。

おそらく花火大会第二会場の近くの露店になるので、蔵前駅か、浅草橋駅が最寄りのようです。

隅田川花火大会HP→http://sumidagawa-hanabi.com/index.html

 というわけで「遊びに行くよー」という方は私のメールアドレスに連絡ください。あした場所わかり次第連絡します。(携帯アドレスに連絡ください~わからない方はxiomara@hotmail.jpへ。)

詳細フォローできずにすいません。でも普段のようなライブというわけじゃないので、花火見にきたついでにNGを冷やかしに行くか。という方はご一報くださるとありがたいです。

追記
蔵前駅A1番出口でてすぐ右の通りにいます!

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2010年7月29日 (木)

七月は眠れずに歩きまわっている

 私の出演する七月のライブが大体終わりました。あとは7/31(土)に隅田川花火大会の露店でみんなが花火見てる間に何かを演奏するというラウンジドサ回り第二段を残すのみです。ブルースギタリストとしてはこういう不埒かつ酒場的ノリはわりかし好きです。バーのオーナーの皆さん、よかったらNGを呼んでみてはいかが?(営業でした)

 花火大会の情報も詳細決まり次第アップします。不埒なサキソフォンと不埒なトランぺッターを呼びたいと思っていますが、いかんせん不埒な主催者からの情報が要領を得ません。以下は呼んでくれた人物Eと私の会話。

NG「場所どの辺なの?」

E「蔵前から近いけど浅草橋から流れに乗って歩いてりゃ着く」

NG「?集合時間は?」

E「時間?大体4時から6時くらいの来れるときに来て。で、8時くらいにいったん終わるけど、まあ好きな時に演奏して好きな時に呑んでて。えッ?4時から準備来る?悪いなあ。多分おれ起きてるから大丈夫よ」

といった具合です。普通の人は土曜の午後4時には起きてるよな・・・。困ったことに私もこの浅草橋的ラテンアメリカ時間に慣れつつあります。賢明な皆さんは大体6時くらいに到着されるのが良いのかな?ライブといった大それた感じではなく(演奏チャージとりません)、外で酒飲みながら花火を見てついでにブルースやらジャズ?やら何かしらの演奏を聴きたい方は遊びにおいでください。(といってもこれじゃどこで何時からやるのかさっぱりわからんな、とにかく場所確認次第アップします)

女性の方は絶対に浴衣で来るように!!!

七月は色んなライブをやりましたが、振り返りライブレポート。

★7/18(日)@jammin'

NG&ゲンロウタのソウル?デュオ。

1.when I wake up (オリジナル新曲)

2.やんばるくいな (ラスタファライアレンジ)

3.part time lover (stivie wonder)

4.move on up (curtis mayield)

5.Bird (Bird)

 とても楽しく演奏出来ました。マコイチ企画全体としても大成功していて良かった。

NG&ゲンロウタの音源が欲しいという声を頂き光栄です。が、NGが無茶なスケジュールで他のレコーディングをやっているのでしばらく音源はできません。ごめんなさい。というかこのユニット次のライブ予定決まっていません。だれか誘ってくれ~

ゲンロウタとのユニットは気持ち悪いくらい気持ちよく演奏できるので、みてる人はきっと気持ちいんじゃないかな?でもこの文章だけで読むと気持ち悪いね。是非ナマで見に来てね。

あといま思い出したけど、「やんばるくいなの正体に関する情報をネット上に上げる」とライブ中MCで言っていたような気がする。NGはライブ中に何を口走るかわからない上に何言ったか忘れてしまうから困る。やんばるくいなの情報が全然そろっていないので、「やんばるくいな」の歌詞(現行版ver2.2)をアップします。

Img

 ナダ やんばるくいな
  美しく晴れた空は
 くいなの瞳の奥にしかない

まどろむ暇もなく 毎晩鉄板でAll Night やんなっちゃうね
僕はある朝フロントのおばさんの 目を盗んで空へ逃げだしたのさ
NO 薬ファンクで踊って 
Bobo&Mara入り乱れ
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつでやる
後ろの正面 誰もいないさ

 アガチアガチャヤマドゥイ
 君は費やされてゆく
 アガチアガチャヤマドゥイ
 君は費やされてゆく
 アガチアガチャヤマドゥイ
 アガチアガチャヤマドゥイ

ナダ 病める言葉 I hadda prayin'
祈るような鯨の詠う
なだらかな音楽はダブルベースの弓弾きの響き
肌と肌重ね合わせば加速する
喘息患者の緊縛プレイ
縄と縄がもつれる運命の様は 曼荼羅だ

やんばるくいな 逆説の山猫が
 骨までしゃぶる世界のヤマちゃん
大和 サバト くるくると回る
都市の中心とは
 ナダ ナダ ナダ
空洞さ

 ナダ やんばるくいな
  美しく晴れた日には
 優雅に羽ばたきながら
  死にたい

 アガチアガチャヤマドゥイ
  君は費やされてゆく
 アガチアガチャヤマドゥイ
  今日よりも昨日よりも
 アガチアガチャヤマドゥイ
 アガチアガチャヤマドゥイ

 ナダ やんばるくいな
  君はどこにいる?
 ナダ やんばるくいな
  神々の黄昏の中で
 ナダ やんばるくいな
 ナダ やんばるくいな

アガチアガチャヤマドゥイ

ヤンバルクイナ(山原水鶏、学名:Gallirallus okinawae)は、沖縄本島に棲むクイナ科の鳥類。
地元の人々にアガチ、アガチャ(「慌て者」の意)、ヤマドゥイ(「山の鳥」の意)等の名で知られていた

nada=スペイン語でnothing,何も無いことを意味する
また、灘(なだ、4106 Nada)は、太陽系の小惑星のひとつ。火星と木星の間を大きな楕円軌道を描き公転している。

 

 

★7/23(金)@flying tea pot

NG企画、ブルースとインプロの夜。幕内さん、野村さん、ウィリアムさんありがとうございました。そして来てくださった方に本当にありがとうございました。ブルースとインプロというテーマに色々な解釈があって、しかも興味深く楽しんでいただけたような感じを得られたので本当に良かったです。多謝

私のセットリストはこちら

1.即興(openG tune delta blues)

2.即興(openGsus4 tune)

3.ol'Blind Horses

4.即興(normal tune)

5.松前口説

で、ゲストヴォーカルのイヤマリを入れて

6.summer time

7.I'd rather go blind

8.Kockin' on Heaven's Door

こんな感じだったと思います(もしかしてちがったかも。ゲスト以外はその場で決めてやったのでよく覚えてない)。

私の原点に帰ってがっつり弾いてきました。原点に返ると結局ロックが出てくる(ノッキンオンとか)のが何とも言えないけど(笑)とにかく手ごたえがあった感じ。

イヤマリの歌良かったよ!聴きにこない奴は豆腐の角に頭ぶつけろというくらい。

企画全体でNG的ベストアクトはウィリアムさんの黒すぎるソウルヴォイス?によるウィリアムさんの大嫌いな歌、Amzing Grace。「それNGです!ウィリアムさん!!」という(意味不明)。糞アメイジングだった。悪魔みたいな漢とブルースデュオをやっていたんだなあと感慨に打たれてしまった。

 野村さん久しぶりに聴きました。「オンザロード、アゲイン」で共演させてもらうのはもう何回目だろう。野村さんは同じ曲だけど毎回違う。おれも毎回違うけど、野村さんみたいにいい具合にならなくてぎこちなさが抜けん。人柄もあるんだろうなあ、おれはぎこちないからなあ。ぎこちなく行こうっと。野村さんの秘蔵な音を沢山隠し録っているのでそのうち大々的に発表したいけど、そのためにもおれはもっとやるべきだ!がんばるぞ!(何を言ってるか歯切れが悪いな・・・)

 終わったあとみんな帰ってしまったので幕内さんと朝まで呑んでた。最後はずっとミンガスの話してた。幕内さんのマイスペース、知らない人は是非聴くべきです。激クレバーな口琴!→http://www.myspace.com/junpeijawsharp

 

7/24(土)@w.jaz

Hapworthのライブ。岡島ヨシキを添えて。お客さんで来ていたマコイチを強制参加させる。

1.カメレオン (ゲスト:マコイチトランペット)

2.カプレーゼ

3.Miss You (rolling stones)

4.July

5.松前口説

6.やんばるくいな (ゲスト:マコイチトランペット)

ドラムメンバーを撲殺し急きょサポートドラム起用など色々重なってしまい、ところどころシクッてしまう場面もあったが、新しい試みもできて勉強になるライブだった。というか結局楽しんで演奏できた。それは何よりもサポートの岡島と、突然ステージに引きずり出されたマコイチの力が大きい。ありがとう!

しかしタイバンのwaka&eat seaはまじカッコ良かった。どうしようかと思った。

そんなこんなで7月ライブやりすぎたので、8月すこし休もうかと思います。

とか言ってすぐ動きだす気もするが・・・とにかく夏で現在レコーディング中のモノを形にする!!

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2010年7月24日 (土)

だぶじゃずへ行こう!

はい!皆さん今日は西荻窪でライブですよ!今回のハプワースは何と!

★7/24(土)Hapworh @西荻窪W.JAZZ

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思い出野郎Aチームのドラム、岡島が叩きます!さあさあ乞うっご期待!(写真はAチームのっブログから。すまん増田)

えええ!?いつものドラムの松下源はどうしたのかって??

源は沖縄に旅行に行くとかほざきはじめたので、NGが撲殺してコンクリ詰めにした上、東京湾に沈めましたよ!!!

  • open 19:00 / start 19:30 \2000 +1D
    出演
     Hapworth 
     WAKA&EatSea
  • LIVE BAR "w.jaz"
     〒167-0053 東京都杉並区西荻南3-7-6 サンパレス西荻Ⅱ B101
     03-5346-4916

いやあ今回は夏をテーマにホットなライブをお届けします。出番は九時前くらい。よかったら見に来てね!ミニきたい方は連絡くれると助かるよ!

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2010年7月23日 (金)

マイク・パットンで育ったおれはけいおん!!に辿りつき、そしてブルーズインプロアルバムを作った

 気づいたら明日(というか今日)は自分の企画ライブである。バシバシ更新を続けてパタといきなりやめたのは何故か。特に理由は無かったが、ライブ連続と学校の試験や課題が重なって「私もうダメかも…ていうかまたダメかも」などと無駄口を叩いていたら今日になってしまったのだ。気づいたら明日(というかもう今日)は企画ライブである。私にとって今月一番楽しみにしていたライブなのでblogの中でも盛り上げていきたかったのだが、まあ過ぎたものは仕方ないのだ。では今週のNGを振り返ってみるとしよう

17(土)知らない人の結婚式二次会@渋谷で演奏。最初はジャズ、途中から酔っ払いのリクエスト、最終的には鬼のデルタブルース。呼んでくれた海老蔵という任侠まがいの漢だけが悦んでくれた。彼が満足ならば、まあいいや。朝7時に浅草橋ゲットーに行ってまだ呑む。花火職人と再会。

「あったまきた!おいブス!もうこんな店は二度と来ねえや!…明日の8時から来てやる!!

と支離滅裂。彼のツケで海老さまと呑む。それでこそ粋でイナセな下町スタイルであろう。

 

18(日)バイト後にボナマイヤに突如として現れた劉・爾Shan a.k.a.プレブルース人殺しの眼が登場し賄いパスタをセリムさんと一緒に食べた。その後ゲンロウタと都立大学Jammin'でライブ。そういえばJammin'のピアノは劉さんが斡旋したヤクザなピアノじゃったんじゃっけ?とても楽しく演奏できたがライブ後のセッションでどんでん返し。ベテランフリージャズピアニストにセッションでボコボコにされる。今月は何度もボコボコにされているのでもう勘弁してほしい。しかし楽しかった。自分の企画に呼んだミュージシャンに逆にお呼ばれするのがこんなに嬉しいとは思わなかった。ありがとう、マコイチ。

 

19(月)夕方に起きて友人宅で映画を観る。メル・ギブソンの「MAD MAX」と「MAD MAXⅡ」。最高にC級な映画でⅡに至っては北斗の拳であった。見終わったのち朝方まで恋愛失敗談に花が咲く。明日試験なのに大丈夫かしら?などとは口が裂けても言わないNG。

 

20(火)密教の試験(なんじゃそりゃ笑)「私もうダメかも…」と言いつつ金剛界曼陀羅必殺廻向方便を使って何とか乗り切る。しかし明日は写真の提出。何も決めてない。なのにけいおん!!観る。そして今回もまたあまり面白くない。最近のけいおん!!はだらだらしすぎじゃないか?もっとカオティックコアに行けよ!ていうかおれは課題やれよ!私もうダメかも・・・ていうかまたダメかも・・・

 

21(水)写真講評。ハッタリと気合いと「当然だろ?」と偉ぶるNGバンバンスタイルで乗り切る。カメラ貸してくれたミッキー、ありがとう!そして明日までにレポートを二つ。例によって何もやっていない。「私もうダメかも…」

 

22(木)最近は何もやっていない夜には素直に寝ることにした。というわけで朝起きて図書館で論文書く。図書館に雑誌CUT最新号の表紙がけいおん!だったので思わず読みふけった。けいおん!の音楽は安室奈美恵のツアーバンドメンバーの一人が書いているらしい。妙に納得。けいおん!!二期の最初のOP曲があたかもポストハードコア/カオティックコアだというレビューに激しく同意。

↓けいおん!!二期OP1

↓ポストハードコアの例

↓カオティックコアの例

この辺は昔ウィリアムさんに教えてもらったんだけど、割と好きなのよね。おれ初めて聴いた洋楽ミュージシャンがマイクパットンだったので笑(ジャケで選んだのです。)

ビートボックスのラーゼルとクラプトンのコカインをやるパットン。私は得てして大ネタのドギツい解釈に超弱い。

なぜかマイクパットンがボビーウマックやる動画を発見。これぞゴーゴーマニアックであろう。しかし誰が喜ぶんだろうか(笑)。この曲最近サンプリングしたわよ私(もちろん原曲の方ですが)。 マイク・パットンやジョン・ゾーン観てるとバンドやりたくなるね!バンドというかライブがやりたくなる。ユダヤ勢に加えてけいおん!も観ればもう君はバンドマンです。

久しぶりにゾーン観たら本当に良いなあ。マークリボーが。

CUTには今をときめく水樹奈々のインタビューも載ってて必見ですよ。

話が逸れたけど、がんばってレポート二つ書き終えてイヤマリとゲスト曲明日への練習。そして回転スシ喰ってビール呑んだ。やった。明日は大丈夫な気がする。明日のライブは放課後ティ-タイムよりも、初音マイクパットン(ていうボーカロイドでたら買うね。このギャグは3人くらいにしか通じない気がするなあ)よりも飛ばすぜ!

で突然ですが、★7/23(金)"Nobody's Business(if I do)"@江古田FLYING TEAPOTは私のソロインプロミニアルバムのレコ発ライブです!乞うご期待!!!!会場で大発売!

Winter kept us warm, covering / N.G. Barbaroi

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6曲入り即興ミニアルバム ¥100 ライナーノーツ:宮浦杏一

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2010年7月17日 (土)

第一次中野ブロードウェイ潜入作戦、失敗!

 先週のジャズアートの記事でたくさんのアクセスを頂いたようです。ありがとうございました。
 ジャズアートの記事がWeb上に少ないと思ったらこんな記事を見つけた。↓
例によってプレ・ブルース人殺しの眼

ジャズアートは江古田でも勝手に行われていたらしい。
 さて件の滑稽面接活動を行っているIKEKEa.k.a.根津幹雄と中野へ行ってきた。以前に書いた、新宿でイベントやってるDJのヨーヘイさんのDJを聴きに。滑稽面接後のIKEと中野で待ち合わせ、まだ開演には時間があったので中野ブロードウェイに行く。
実は中野ブロードウェイは初めてのNG&IKE。最近深夜アニメにハマりつつある私としてはおたく文化をチョイと冷やかしてやろかいな〜くらいにしか思っていなかった。しかしその軽い気持ちが悲劇のはじまりであった。最初はフィギュアなどをみて「武装戦線かいな、似とらんな」くらいの冷やかしレベル3くらいのシャバダバなノリ。
と、おっ、あれはCD屋ではないか。入ってみようじゃないかIKEさんといったところから我々は一気にヒートアップする。
う〜ん上田正樹のアルバム。高田渡。はちみつぱい。細野晴臣にじゃがたら。あっ此方には頭脳警察やないか…とたくさんある。なんてことだ。2年前なら買っていたな…などと強がりを言っていれるのも最初のうち。サントラコーナーから声が上がる。
「NGさん!映画12モンキーズのサントラですよ!」
「なんだって?あのアストル・ピアソラの?私がアストル・ピアソラ12モンキーズサントラ探していたら何故かピアソラコーナーにマディウォータースがあって結果的にブルースにハマってしまった原因となったあのピアソラが!」
「あなたそんなこと言ってなかったでしょ、でも\380です!」
とふとサントラコーナーを見るとまたしても発見。
「いけけさん‘けものがれ俺らの猿と’のサントラがあります…」
「がー!あのサントラはナンバガにブッチャーズじゃわい!」
そして発掘が始まってしまった。私たちは中野ブロードウェイをナメていたことを認めねばなるまい。
「フリクションてTZADIKからでてたの?しかもオーディオアクティブリミックス入ってる!」
「暴力温泉芸者が安い!」
「煙突サンプラー!証言が入ってる(笑)」
「ストリートビーツ!武装フィギュアの横に並べたい!」
「COOL KIETHと54-71!」
「内橋和久のインプロが!」
「横道坊主の絶版ファーストが!龍信さんフィギュアの横に並べたい!」
「あふりらんぽのCDがこんなに!」
「頭脳警察の野音ライブが!」
「塚本功2ndアルバムサインいりピックつき!」

 我々は中野をナメていた。中野ブロードウェイは中央線文化とオタク的マニアイズムが融合した魔界であったので一時間半ハアハア言ってやっと店をでると、電気屋的なものを見つける。
「おい!あれゼンハイザーのヘッドフォンじゃないか?あんなにいっぱい!!」
「NGさん、こっちにはマシンドラムやシンセが!中古で沢山!」
「ゲッ!澪ちゃんと同じ白いAKG!」

すると店員さんが
「ハイ、どいてくださ〜い。閉めますんで〜」
とガラガラピシャリとシャッターを閉めてゆく。
「おおお!あの奥にあるのは何だ?!見えない!」
店員は無情な程に対ミーハー戦線で鍛え上げていると見え、完全に無表情である
「ハイ、どいてくださ〜い。閉めますんで〜」
とガラガラピシャリ!
「あっちはDVDが!」
ガラガラピシャリ!
「あの店はドラマの台本が!」
ガラガラピシャリ!
「ありゃあビックリマンシール!」
ガラガラピシャリ!
「ただの時計屋!」
ガラガラピシャリ!
「内科!」
ガラガラピシャリ!
「やおい!」
ガラガラピシャリ!
「布団屋!」
ガラガラピシャリ!

 そう。我々は中野ブロードウェイをナメきっていたあまり、邦楽中古CD屋で虚をつかれハアハア言い過ぎてペース配分を間違えたのだった。8時を過ぎると中野ブロードウェイの店はみるみるうちにガラガラピシャリ!としまりシャッター通りになってしまった。
ブロードウェイではバンバン空調が効いていたが多分皆がハアハア言い過ぎても大丈夫なように気温を下げているのだろう。しかしハアハアピープルの熱気にはもちろんそんなものが効くわけがない。空調が効いているのにやけにハアハア言って動悸息切れ。しかし心は寒いという悲しい幕引きであった。
IKEと対中野ブロードウェイ戦リターンマッチを誓ってブロードウェイをあとにしたのであった。

そして我々はDJを聴くべく呑み屋街に繰り出したのだった。

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2010年7月16日 (金)

酒臭い?

昨日は四月から参加しているブリコラージュ設計ゼミ(中沢新一先生のゼミ)で、前期お疲れ様パーティーをやり、私はギターを演奏しました。

しこたまワインを飲みながらスライドギターを弾く。

 そういえばWilliam&NGというグループでは「ブルースをやるからには呑んでライブをやろう!」とがんばっていたことがあった。しかし呑みながら演奏するのはなかなかリズムがよれたり、とちったりして難しい。ウィリアムさんと私はどうもかなり根がマジメで、むしろ二人で集まると受け狙いかと思うほどシリアスにアホなことを提案しあうユニットであった。

「なぜ呑みながらライブをやるとうまくいかないのか?それは練習の時に呑みながらやっていないからに違いない。アルコールを摂取して演奏する練習、というものに力を入れよう!」

 というマジメなのか不真面目なのかわからない練習方針を打ち出し、せっせと呑みながら練習していたことがあったなあ。あの時にのんだキューバのラム酒がわすれられぬ。

 ジャズアート仙川でご一緒した三味線弾きの柳家小春さんから伺った話では、三味線弾きはもともと宴会芸が主な活動場所なので、酒を呑みながら正確に演奏するのは当然必要になるテクニックらしい。なるほどー。そーなんだろうなあ

 というわけで、畏れ多くもごぜ唄やブルーズを演奏する私としては負けていられない!演奏しながら、左手でボトルネックスライドをぎゅーんとやりつつ右手でグラスをつかみ呑む!という宴会座興に挑戦した。何杯呑んだか覚えていない。さすがは中沢ゼミだけあってボルドーの赤ワイン、白ワイン、トカイ酒などオイシイものがたくさん。どうにもこうにもヘベレケりながらも、先生にお褒めの言葉をいただいた。ジャズアート仙川野外演奏の時も、他の出演者の皆さんは遠慮しているのにおれとッタッタさんは呑みまくっていたな。ああ。最近行儀のわるい?NGでした。

 その後、18日にやるNG&ゲンロウタの練習。アルコールが全然抜けないままであったが新曲もできて良い感じよ。18のライブは多分酔ってないで演奏すると思うよ(?)

まあ17日に知らない人の結婚式二次会で演奏して朝まで呑んでるから午後までにアルコール抜けるかが勝負どころ。

今日は酒臭い雰囲気でごめん、、ライブ観に来てね!

★7/18(日)NG&ゲンロウタ LIVE at JAMMIN'

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  • 東急東横線都立大学駅前 ジャズバー JAMMIN'
    オープン 18:30 スタート 19:00
    チャージ:525円
    出演
    バンド:MRQ NG&ゲンロウタ 思い出野郎Aチーム
    DJ:YO=RU=STUDIO 長岡&more!!
    〒152-0022
    東京都目黒区柿の木坂1-30-19
    グレース柿の木坂2F 
    TEL/FAX  03-5731-5336

    jammin-meguro@tiara.ocn.ne.jp
  • jammin' homepage

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2010年7月15日 (木)

疲れて朦朧/プリズムペーパーバックス

 ジャズアート仙川後の疲労でこの三日間殆ど何もできていないNGです。蒸し暑くて変な天気だしやる気がでない!(と言い訳して各方面に迷惑かけている…申し訳ない!)
 そんな中7/23の企画ライブのフライヤーの絵をイヤマリが書いてくれました。(もうTOPの七月のライブ告知でご覧になった方もおられるでしょうが…)

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(絵:イヤマリ、デザイン:白砂。ありがとう!)

 素晴らしい絵だと思いませんか。もう心からどうしようもないやるせない気持ちになるような…
この絵に見合うような素晴らしいライブにしたいと思います。
7/23は絵を描いてくれたイヤマリさんは私の演奏に何曲かゲストヴォーカル参加してもらうのでそちらもお楽しみに。

 はてさてワシはライブの次の日や疲労困憊したとき、どうしてもBOOK・OFFに行って買い物してしまうのですが、皆さんもそんなことありませんか?ありません?そうですか…
多分精神的にはヤケ買いに近い症状と推測されるのだけど、ヤケ買いにしてもBOOK・OFFというのが小市民つうかショボいよね。\100の本とか\250のCDだとか高が知れてるし。いつか大儲けしてライブの次の日にジュンク堂ワンフロアとかヤケ買いしてみたいものです。
というわけで今日は昨日のヤケ買い品を紹介。

★「原田和典のJAZZ徒然草」原田和典(プリズム・2008)

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 ディスクユニオンのホームページで連載されていた記事をまとめた本らしく、同内容の記事はまだweb上で読めるようです。

music field JAZZ徒然草

 実際にライブで観た聴いたことや、ミュージシャンからリンクする周辺情報がドガっとファットな情報量で書かれています。書籍版には詳細ディスクレビューも。

ワシはファットな情報量というのが好きなのでツイッターはやらずにブログを書いていますが、日本のジャズ評論という分野は太古の時代からごっつい情報量をオリジナルな文体で書いている凄腕文筆家が多数いるので良きにつけ、悪しきにつけ面白い。この本もまたミュージシャンからミュージシャンへ連想的にどんどん飛び火して語られているので非常に勉強になります。ワシもいつかもっとオリジナルかつ変態な文章が書けるようになりたい!ギャングスタ!やりたいと思ったらすでにやっていなければ!ハッ!!もうなってる?!変な文章なだけか?ボラボラボラ!ボラーレヴィーア。(全然オリジナルじゃないな・・・)

 

★「リハマネ!リハーサルを“マネージメント”するという新発想」磯金俊一(プリズム・2009)

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「本書は、指導者としての心得を、音楽理論や演奏技術論とは独立した“リハーサルをマネージメントする”という新しい観点からこうさつしようという本である。指導者として知っておきたい様々なマネージメントの方法を「タイム」「ミュージック」「パーソナル」という三つのカテゴリに大別し、それぞれのカテゴリにおいて“誰でも”“すぐに”実践可能なアイデアやヒントを提示している」(同書まえがきより抜粋)

だそうです。この本すごく役立ちそう。オーケストラなどののアンサンブルをモデルに書かれているけれど、ロックバンドとかでも使えそうなアイデアが色々書いてありました。自分に役立ちそうなのはもちろんのこと、悩めるバンドリーダーの友人にも是非貸してあげたい。

 しかしアニメ「けいおん!」以来四文字の略語で「○○○○!」っていうタイトルが巷に異常に増えたよな・・・

 そして、建設的な、効率的なリハだけが音楽じゃないよね。無謀かつ強引かつ恐ろしいリハ、もう絶対二度と参加したくない!っていうかもう音楽やりたくないよ!と思わせる/思うようなリハーサル方法論もクリエイティブかつ天才的かつ前代未聞な音楽を創るためには必要です。かく言う私も「二度と参加したくない!」と思わせる/思われる/思うようなリハを色々やってきました(笑)。そういう「マネージメントとか言ってんじゃねえよバーロー!けいおん!ってなんじゃい?!」といった天才肌なミュージシャンには以下の本がおススメです。

(以下は昨日買った本ではなく私の元から持ってる書。番外編です)

★ルナー・ノーツ―キャプテン・ビーフハート (単行本) Bill Harkleroad (原著), Billy James (原著), 小山 景子 (翻訳)

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 良い子は真似してはいけないバンドマネージメント論、NGの選ぶ第一位は断トツのこれです。しかし超オルタナィブ良い子な私は真似しました。モンスター幼稚園時代はこの書をバイブルとしてあがめこの書にならい理不尽な練習を繰り返し晩から朝まで説教などと基地外沙汰な行動を繰り返していたNGVANVAN。その結果、当時のバンドメンバーは私を除き全員が現在バンド活動をしていませんまあ私だけが原因というのはおこがましい言い方です、それぞれが自分のやりたいことを選んだということで・・・。)

 鬼才キャプテンビーフハートのギタリスト、ズートホーンロロから観たキャプテンビーフハートマジックバンド内部の暴露本。伝説「作曲5時間、練習一年、レコーディング一週間」というアルバム「トラウトマスクレプリカ」のエピソード(実際には様々な期間に渡りピアノを殴る、鼻歌を歌う、歌詞を叫ぶなどのドンヴァンブリート作曲・即興、練習は一日16時間以上×約一年、スタジオレコーディングはニ回、21曲を4時間で一発録りという狂気の沙汰)や、ギターで一度に11個の音符を弾く方法、20時間以上に及ぶバンドリーダーからの洗脳教育、バンドメンバーにスーパーで万引きを指示しリーダーは裏切る、マザコンバンドリーダーと供に彼の実家で隔離生活などの天才的エピソードが延々と語られ、

「アホじゃないのか?・・・植木と一緒に地獄に堕ちろ!」

という元メンバーの明快かつ楽しいアメリカンジョーク(本音)で描かれる名著。NGも「植木と一緒に地獄に堕ちた」方が良い場合が多々あるのは自分でも重々承知しております。テヘ。これを読むともうどんなリハも耐えられるかも?

 

★YOSHIKI/佳樹 (単行本) 小松 成美 (著)

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 これはもはや全然真似できない伝説バンドXのリーダーを描いた伝記。超面白いです。実は持ってません、本屋で立ち読みしたら面白すぎて一気に全部読んでしまいました。スイマセン・・・

 超絶テンポの練習方法、前代未聞の集客方法、ライブハウス・居酒屋・ホテルをなぜ壊すか?、お母さんから1000万円借りる方法など、“誰でも”“すぐに”実践不可能なアイデアやヒントを満載。Xって本当に凄かったんだなと思い知ります。

 

おまけはあと二つ。

★完全HIP HOPマニュアル 架神 恭介; 辰巳 一世 (著)

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★完全パンクマニュアル~はじめてのセックスピストルズ 架神恭介+辰巳一世 (共著)

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 「おれはフリークなブルーズ/フリージャズバンドでもなければメタルもやりたかねえよ!」というお客様にはこちらがおススメ。本来マニュアル化不可能と言われたパンクやヒップホップを完全マニュアル化。「そんな馬鹿じゃないの?嘘くさ~眉つば~」と思われたあなたはもうこれらの本の術中にはまっています。

「最古のグラフィティとはナスカの地上絵」「セルアウトなラップの作り方」「リアルなB-BOYは海苔タツタ揚げ弁当を食べよう」「パンクな履歴書の書き方」「友達からのCDの借り方」など詳細にマニュアル化されているので、リアルなB-BOY/パンクスになりたい方は絶対お勧め。

でもおれこの二冊もってません・・・両方立ち読みです。いまどきの若者は本屋で立ち読みってするのかな?漫画じゃなく活字を一冊丸ごとですよ。おれはします。(←買えよ。)すいません。こうして出版不況は深刻化してゆくのかな・・・しかし皆さんがおれのススメたこれらの本を買ってくだされば《1人が立ち読み⇒良い噂⇒1000万人が購入。》という素晴らしいセカチュー的アイデアではありませんか?違いますね・・・皆さん本を買ってください(←お前が買えよ)!本を救うんだ!

 

というわけで何の話だかわからなくなってしまいましたが、一番先に紹介した二冊のプリズムペーパーバックスシリーズは結構面白い本が出てそう。この先どこかで出会ったらチェックしてみてください。

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2010年7月13日 (火)

「無いから創った」過去形ギャングスタスタイルのススメ/JazzArt仙川2010終了

 JazzArt仙川三日目終わりました。John Zone'sコブラ仙川大友良英部隊が終わって、最後の最後まで図々しくロビーのジャズ屏風で演奏していたNGです。(柿本論理さんのウッドベースと一緒にセッションしました。柿本さんありがとう!)
 三日目は雨に降られてしまい、ジャズ屏風は早めに撤収しましたが劇場ロビーでジャズ屏風演奏中にヒカシューギターの三田超人氏が乱入し、恒例のまわし将棋をはじめたあたりで屏風が決壊して出演者ミュージシャンがいたるところに楽器を持って徘徊演奏するという同時多発セッション混沌状態でありました。
昨日はまったくカオスっていた!

 三日目はあまりに色んなことが起きて、私の思考もカオスっていたのでちゃんとレポートできません(いつもだろ)ので三日間通した概感を書きます。

 ここ数年の東京のライブハウスやギャラリー、バー、etc…で行われているライブを観たり(ちょこっとしか観てませんが)、自分もライブをやっていると、色んな場所で色んな方法で音楽ジャンルの壁が決壊というか融解しつつあるように感じます。
ノイズ、ハードコア、オルタナティブロック、アンダーグラウンドヒップホップ、エレクトロニカ、アシッドフォーク、一部のジャズなどが顕著な例で。
それぞれのジャンルの中でも一部の前衛的ミュージシャンがジャンル内の表現の拡張を目指した結果として、ジャンル特有の前提条件に縛られない表現方法を展開しているようです。その中で「即興」はかなり便利なコミュニケーションツールになって様々な場所で利用されている。「即興」といってもいわゆる「free improvisation」ではなくて、フリーインプロのコンセプトを遺しつつもより快楽原則に則したようなゆるい意味の「即興」。それが良いか悪いかは置いといて。
 それこそ同時多発的に音楽ジャンルの融解が起きているので、要素の重複する、親和性を持った異ジャンルミュージシャンの共演がもっともっと起きてもいいと思うし、同時多発的異ジャンル共演の中から何かしらの未だ名付けられていない流れが起きるような気がしています。

 そんな状況の中で例えばDJ BAKUの邂逅フェスは一つの良きアイディアだと思われますが(観てないけど。観てないくせに言うなよおれ。来年は行こうかな)、JazzArt仙川もまた新しい音楽の流れに対する1つのアイディアになりえるのではないかと思いました。日本のジャズフェスティバルとしてこういう現在進行形な試みをするものは恐らく唯一ではないでしょうか(私が知らないだけかも。そういうイベントを是非教えてください)。巻上さんの「無いから創った」という言葉にはとても重みがあります。
しかも年配(失礼)のアバンギャルドミュージシャンが多数出場されている。実験性とベテランなミュージシャンがない交ぜになったフェスティバルなので、ハッキリ言って妙です。そこが面白いんだけど。
 だからこそもっともっと批評すべきだし、されるべきです。大友良英さんもMCで冗談言っていましたが、ジャズ右翼ジャーナリズムは怒ったりした方がいいんじゃないでしょうか。「ヒカシューって何だ!」とか言って。(でも「ジャズは一体いつやるんだ!?」と言っていたお客さんはいたそうです。)
逆にインプロ急進派ピュリストジャーナリズム(そんなものが地球上に存在したらだが)も激怒すべきなんじゃないだろうか、「コブラとかどうかと思う!」とか言って。コブラメッチャ面白かったけど。スイングジャーナルとか超頭固そうなのでむしろリミックスとかスタジオボイスとかに特集されたらいいのに。何が夏フェス特集だよ!ファッッキンオンジャパン!おれのかつて参加した痛々しい〇根リバージャムとか載ってねえじゃねえか(笑)!
 
 新しい議論やコンセプトが生まれえるポジティブな問題点が巻上さんらのオーガナイズによって多く提供されているジャズフェスティバルでした。それら問題点は批評に晒されることよってより良いイベントに化けるための種子だと思います。ただ、批評というか批判が必要な事態もありました。例えば、ミュージシャンや女子高生が仮装して商店街を練り歩くイマイチ意味不明なパレードや、

(↓仮装の例。いや、とても楽しかったです)

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お客さんのいない場所でセッション決壊するジャズ屏風、お客さんよりインプロヴァイザーの方が多い自由即興など。
こういう書き方だとわかりにくいですね、、
要するにお客さん・受け手まで伝えきれていない、わかりにくいがしかしモノとしては大変面白いプログラムが多かったのです。プレゼンテーションしきれていないというか・・・
しかしそれらの問題点を解決するプロセス――批評、ディスカッション、情報の共有、公開、そしてそのためのメディアの選択、広報――はそれ自体が非常に有意義かつクリエイティブな作品になりえると思います。

 来年も開催されることを祈ります。またジャズ屏風やりたいし、本当にジャズアート仙川2011できるといいな。
おれはおれでジャズアート仙川で学べたことをもとに自分なりに活動の場を創って、微力ながら2011年のジャズアートに貢献したいと思ってます。(具体的にはまたblogに挙げていきます)
貢献したいというのは建前で今回自分にとって多すぎるくらいメリットを与えてもらったので、これからは自らもリスクを負ってより多くのリターンを得ようといういつもの魂胆である。
「無いから創った」という単純明快かつ断言、そしてやりたいと思ったときには既にやっていた過去形ギャングスタスタイルでイクゼ!「断言はダダイスト」(高橋信吉)とはよく言ったものですね

 三日間、主観満載でレポートお送りしてきました。これはあくまでおれが観た、感じたジャズアート仙川2010で、実際観に行った人はまた全く違う意見や感想をもっているでしょう。是非来年開催されたら観に来てほしいです。多分どんな手を使ってもまた出るので…
ありがとうございました!

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2010年7月11日 (日)

王道少年漫画のようなバトルセッションとライブ/Jazz Art 仙川2010 二日目レポート

Jazz Art 仙川2010も二日目を終えて佳境に入り、どうやら「ジャズアート仙川」でネット検索されてこのブログを閲覧されている方も多いようです。どうもはじめまして

当ログの検索フレーズランキング(2010年7月12日4:21現在)

1位:根津幹雄 (誰だよミッキーを検索する輩は!)
2位:ジャズアート仙川
3位:ビフテキタイムズ
4位:ダイレクトドライブ ターンテーブル (相変わらず人気です)
5位:daw
6位:can "monster movie"
7位:プリンス ベストアルバム
8位:レコードプレイヤー 修理
9位:1kHz CD
10位:ピ rain ブログ チャmmン ピ(rain) オン sound オブ ネイチャのせいに違いない

 私は当ブログの執筆者のNGと言います。坂田明(sax)+ジム・オルーク(g)+八木美知依(琴)+PIKA☆(ds)のライブ終演後に劇場ロビーのジャズ屏風で吉田さんのバリトンサックスとともに爆音セッションしていたギターが私です。以後お見知りおきを。

初めて閲覧される方に注意があります。当ログの文章は著しく客観性を欠いており、

筆者が主観的、即興的に書いております。ので駄文が苦手な方はご退出ください。

という何をいまさら!な前置きは置いておきまして、二日目の模様をレポートします。

 二日目の仙川はとても盛りだくさんで色んな事があったのでピンポイントダイジェストでお送りします。

 今日はピーカン晴れで絶好のジャズ屏風日和でした。クイーンズ伊勢丹前の公園で即興演奏。

ジャズ屏風の中継映像

 

 ライブ観戦では鬼怒無月のウェアハウスを見た。鬼怒無月ギターうめがった

 仙川劇場トリのおライブ、坂田明(sax)+ジム・オルーク(g)+八木美知依(琴)+PIKA☆(ds)も観戦できました。非常に面白かった。ピカチュがよかった。客席からも歓声が上がって熱いライブやった。なんちゅうか「熱血バトル漫画」のようなライブでした。

以下の文章が著しく主観と妄想の入ったライブレビュー。あくまでNGから観たイメージです。

ライブが幕を開け、ジャズのようなドラムパターンを叩くPIKA☆。年配ジャズファンから溜息が洩れる。「なんだ?あのドラムは!まったくなっとらん」(このへんすでにNGのイメージです)

間髪いれず猛攻をかける八木美知依(琴)。「小娘に坂田さんの相手はさせなくてよ!私の箏の幻惑で大気圏の彼方に吹っ飛んでおしまい!」

坂田明(sax)も呼応して嵐のように吹きまくる。箏とサックスが雪崩を打って襲いかかる。このままでは!このままではPIKA☆が危ない!と誰もが思った瞬間だった。

後ろからハーレーダビッドソンの怒号のごとく突進してくる爆音の歪みギターによるペンタトニック!見ろ!あれは!ジムさんじゃないか!

ジムさん心の声「PIKA☆。日本伝統楽器による即興幻惑攻撃に心を惑わされてはなりまセーン。あなたはあなたの思うようにロックすればいいのデース。私のロッキンギターにリズムを委ねなサーイ」 (注意:実際のジムさんは日本語が堪能でいらっしゃるのでこんな喋り方はしません)

PIKA☆「わかったわ、ジムさん!もう迷わない!わたしの心は脳みそすっぽんぽん最強ロック☆ WE LOVE YOUUUUUUU------!!!!!!☆★☆」 (注意:あくまでNGのイメージです。実際はこんなことは言ってません)

会場が光に包まれたように見えたのは私だけだったのだろうか。次の瞬間総てが大きく波打ってロックし始めた。客席から歓声があがる!

ジムさんとPIKA☆によるバッキバキロック攻撃に対し大胆不敵な笑みを浮かべて見守っていた沢庵和尚・・・ではなくて坂田明。マイクにむかって敢然と戦いの鬨をあげた!ジャズ通から漏れる待ってましたの感嘆!「あれは!怪奇!ハナモゲラ攻撃だ!」 (そんなことをのたまわったお客さんは・・・以下略)

そして悠然とサックスを口にくわえ怒涛のごとく吹きまくる坂田明。彼は終始天災のように優雅で圧倒的だった。

PIKA☆のロックドラムの圧倒的優勢に終わるかと思われたライブだったが、アンコールで異変が起きた。フリージャズにおいて「あれを鳴らしたらヤバいスピリチュアルになってまうで」と言い伝えられた禁断の鈴ジャラジャラを鳴らしまくるPIKA☆。だってあちしそんなんしらないもんねと言わんばかりである。触発されて鈴や鐘を鳴らしてしまうオジサマ方。若い女子にはやはり弱いのか。そこで打って出たのが琴・八木美知依だった。

おぼこ娘が!鬼の箏さばきを喰らいな!」(マジにNGの妄想です)

恐ろしい冥府の響きを伴った妖艶な箏から紡ぎだされる唄。アンコールは八木がかっさらったと言えるのではないか。間髪入れずバシバシ合わせる坂田明もやはり流石のベテラン大怪獣であった。

 …というNG妄想ライブシアターでした。実際そんなんじゃなかったけどね。PIKA☆もかなり良かったけど、八木美知依は最後かなりエロかったでしかし。

八木美知依と言えば去年のジャズアート仙川でも「殺しのブルース」やったりして面白かった。ファンになってしまうでしかし。

 

 で、そんな濃厚面白ライブの後、私の役目である屏風演奏のため屏風内でギターを持って待機しておったら、吉田隆一さん(『藤井郷子オーケストラ』『渋さ知らズ』) が真っ黒いバリトンサックスを持って入ってきた!いきなりタイマンセッション。恐ろしい地底から吹き上げてくる豪速の真っ黒い鉄球のようなバリトンサックスのブロウに、ついていくのに必死のNGだったが、私も最終爆音技である無調ブギーで対抗。ロビーで吹き荒れる爆音のバリトンサックスVSエレキギター、さらにッタッタさんのクラリネットも加わって大変なことになった。きっとお客さんたちは「坂田明(sax)+ジム・オルーク(g)+八木美知依(琴)+PIKA☆(ds)」ライブあとで耳を休めたかっただろうが、会場出たとたん突然の奇襲に大変だったろうに。しかしそんなことかまってられるか!油断したら殺される!そんな超接近肉弾戦セッションだった。直前のライブの印象を吉田隆一さんのバリトンサックスに木っ端微塵に吹っ飛ばされた。NGはバリサクの音でボッコボコのフルボッコに殴られれケチョンケチョンにされた感はあったが、ここで声高らかに言いたい。音楽は勝ち負けじゃないのだ!(何ちゅう自分だけに都合のいい文章か)無茶苦茶たのしかった。「熱血バトル漫画」は自分のことだったのだ。

明日11日は最終日。(といってもこれ書いてるの11日の朝だけど)

大友良英がやってくる。大人気のやくしまるえつこも。ヒカシュー。最後にはコブラだ。

 そして明日の屏風セッションは一体どうなることやら。今回のジャズアートが終わったらレベルが2くらい上がってる気がする。

明日(今日)も全力で戦ってきます!

▼7月11日(日)
【せんがわ劇場】
11:00ー11:45 サンデーマティネコンサート~架空の国のヴァイオリン~
        太田恵資(vln)※ 
        ※入場無料。当日先着順。来場者多数の場合,入場制限あり。

13:00ー13:40 大友良英 solo invisible songs with 阿部芙蓉美(vo) スネオヘアー(vo)
         やくしまるえつこ(vo)
14:30ー15:10 ヒカシュー
16:00ー16:40 蜂谷真紀(vo)+スガダイロー(p)+外山明(ds)
19:30ー20:10 John Zorn’s COBRA 東京せんがわ作戦 大友良英部隊1(入替制)
20:30ー21:10 John Zorn’s COBRA 東京せんがわ作戦 大友良英部隊2(入替制)
        ≪Haco(vo electronics),吉田アミ(vo),やくしまるえつこ(vo),
        スネオヘアー(vo/g),高田漣(スチールギターほか),石川高(笙),
        長須与佳(薩摩琵琶/尺八),Sachiko M(sinewaves),AYA(b),OLAibi(perc),
        山本達久(ds/perc),大友良英(プロンプター、g),
        巻上公一(プロンプター、vo/theremin)≫

【仙川アヴェニューホール】
12:30ー13:10 ヤマねこさん≪山本ヤマ(tp)+金子泰子(tb)≫…★
14:00ー14:30 伊東篤宏(オプトロン)
15:00ー16:30 スーパーベースジャム(リーダー:藤原清登)※自由即興
17:30ー18:10 坂本弘道スペシャルダンスセッション…★
        ≪Yuko Kaseki(dance from BERLIN),坂本弘道(cello/etc),横川理彦(vln/etc)≫
19:00ー21:00 せんがわフリーセッション※
        〔19:00→19:30 ゲストライヴ ≪柳家小春(三味線)+外山明(ds)≫〕

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2010年7月10日 (土)

俺の夏フェスはこれだ!Jazz Art 仙川2010 一日目レポート

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 ジャズアート仙川一日目やってきました。あいにくの雨だったけど、巻上公一さんの角笛を先導にオープニングパレードも元気にやったし、ジャズ屏風でもガッツリ演奏してきました。

 メインステージのライブ観戦は梅津和時(sax)+田中泯(舞踊)+山下洋輔(p)しか観れなかったけど、えがっただよ!田中泯さんがめちゃカッコよかった!写真でしか観たことなかったのだけど想像以上にすばらしかったです。さすが!きっとMMD(田中泯、ミルフォード・グレイヴズ、デレクベイリー)計画」って物凄かったんだろうなあと想像するしかない。

 ロビーでは田中泯さんのつくった野菜が直売されていた。ライブと同時に農場も出荷中だった

で我輩はジャズ屏風でやっていたんだよ

2008、2009と2年連続で賑やかに開催した、”JAZZ ART せんがわ”ですが、中でもユニークなのが、街中に木製の箱が出現し、それを屏風のように広げたり、また囲って密な空間を作り、ゲリラ演奏を行うJAZZ屏風。

↓クラブJazz屏風

 こういうときにtwiitterとかやってると実況できて便利なんだろうなあと思うが、出演者でtwitterやってるとついーとしたり演奏したり録画したり見るからに大変そうだったので、やってなくてよかったと思った。

Jazz屏風のついーと

谷川俊太郎さんが突如現れて、ジャズ屏風の中でお客さん相手に密室マンツーマンで朗読するというサプライズ。これはたまらんだろうな

ジャズ屏風の動画中継

おれもやったぜ。なぜかマンドリンを弾くNG。意外と弾けた。クリビツ

丸山さんに「ジャズ屏風ってルーキーアゴーゴーみたいなもんなの?」と訊かれたが、まったく全然そうじゃなくて皆さん気合の入ったミュージシャンが気軽にインプロする場なのでワシちょいと緊張した。もっとがんばれよおれ!今日何回も一緒に屏風入った村上巨樹くんとかパンフレットのプロフィール観てビビッた。

しかし公園でジャズ屏風演奏してるときにNHKのカメラが撮影してたから

「ワシお茶の間に放映されてるかも~」

と高校の時の友人Y本(ラグビー部)に電話で言ったら

おまえ、ガッカリだよ。高校のときはあんなにアンチポップでテレビなんかファックオフ!だったのに。裏切られた気分だな

と言われてしまた。

いつからこんなフェイクアスセルアウトになったのか。すいません。反省します。

というか明日はもっと気合入れていきます!バキッとします!クリビツとか言いいません!

今回ジャズ屏風でバッタバッタと共演者を打ち破り(そういう戦闘的な雰囲気ではないが)NGの名を世に知らしめて(果たしてそんなことが可能なのか?)、来年はメインステージだ!(多分メインはオファーのルートが別だからあんまり関係ないだろうな・・・)

オレの夏フェスはこれだ!

 

明日のラインナップ!当日券では入れそうな雰囲気よ(入れなかったらゴメン)

▼7月10日(土)
【せんがわ劇場】
11:00→11:40 「こどものための声あそび」
≪おおたか静流(声)+巻上公一(声)≫
14:00→14:40 Warehouse
≪鬼怒無月(g),高良久美子(vib/per),ギデオン・ジュークス(tuba)≫
15:40→16:30 藤井郷子オーケストラ東京
≪早坂紗知(sax),泉邦宏(sax),松本健一(sax),木村昌哉(sax),吉田隆一(sax),田村夏樹(tp),福本佳仁(tp),渡辺隆雄(tp),城谷雄策(tp),はぐれ雲永松(tb),高橋保行(tb),古池寿浩(tb),Kelly Churko(g),藤井郷子(p),永田利樹(b),堀越彰(ds)≫
17:30→18:20 藤原清登NYtrio original (♪)
≪藤原清登(b)+ピーターマドゥセン(p)+福家俊介(ds)≫
20:00→21:00 坂田明(sax)+ジム・オルーク(g)+八木美知依(琴)+PIKA☆(ds) (♪)

【仙川アヴェニューホール】
13:00→15:00 自由即興〔リーダー:坂本弘道〕※
16:00→16:40 太黒山 (♪)
≪黒田京子(p)+山口とも(perc)+太田恵資(vln)≫
17:00→19:00 自由即興〔リーダー:巻上公一〕※
19:30→20:00 サム・ベネット
20:30→21:10 Kokoperi
≪さがゆき(vo)+林正樹(p)+山本達久(ds)≫

明日は鬼のギタリスト鬼怒無月が出ます!超楽しみ。ジムオルークがあふりらんぽのPIKA☆とやるのも楽しみだ。

だがおれは負けんぞ!明日は晴れそうだから野外でメインステージに負けないかっこいいギターを弾くぞ!おれは。よかったら観に来てくれい!

NG~バンバ~~ン!!!!

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2010年7月 9日 (金)

ジャズアート仙川一日目のスケジュール

雨降ってきた…けど野外演奏部隊の中島です。

オープニングパレードどうなるかわからんがやるぜ


▼7月9日(金)
16:00→ オープニングパレード(仙川駅前〜商店街〜せんがわ劇場)
【せんがわ劇場】
17:00→17:40 オープニングセレモニー(演奏:恥骨)
18:00→18:50 「かっぱ かっぱらった 〜読むかっぱ 弾くかっぱ〜」
19:30→20:10 Ash in the Rainbow with 荒井良二
≪Haco(vo/electronics)+坂本弘道(cello)+荒井良二(ライヴペインティング)≫
20:40→21:30 梅津和時(sax)+田中泯(舞踊)+山下洋輔(p)

【仙川アヴェニューホール】
18:30→19:10 小森慶子(sax)+吉野弘志(b) ♪
20:00→20:40 藤原清登(b)+小松玲子(perc/サヌカイト) ♪
★シークレットライヴあり!?
(大物アーティストの追加ライヴ!アヴェニュー1dayチケットがあるといいことあるかも…!?)
♪…仙川商店街オススメ!

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D888でデモを録る

 今日は八王子のスタジオで、Hapworthのデモ録音をやった。
4月に購入したKorgのD888というHD-MTRで録音。これで生バンドを録るのは初である。(今まではエレクトライブを使った打ち込みやmix音源などを取り込むのに使っていた)
 カセットテープMTR以外でバンドを録音するのも初だ。モンスター幼稚園時代はテープMTRを二台回して、PCに取り込んだあと音をチョップして同期させるという荒行をやっていたのが懐かしい。
 Schools Overのキョウちゃんから「D8いいよ〜」と聴いていたが、確かに使いやすい。クリック無しのバンド一発録りだからそんなに色んな機能を使ってないんだけど、持ち運び楽だし(俺にとって持ち運びという要素こそ超重要項目なのだ。蟲使いみたいに全財産担いで移動してるから)、なによりアナログミキサーやカセットテープMTRライクな見た目が凄く好き。ツマミがいっぱい出てるのが好きなんです。(まあHDで録ってPC上で編集するからエフェクトかけ録りしないしあんまし意味ないんだけどね)色んな情報を液晶画面に呼び出さないで済むということと、録ってプレイバックしてるときに即3バンドでEQできるのが嬉しい。(まあ最終的なミックス時のアウトプットではツマミのEQ反映しないから意味ないんだけどね)
総括すると、フェーダーとツマミをいじっていると安心するということだ。つまり精神的な問題(笑)
でも精神的な問題ってデカイよね。アマチュアミュージシャンの録音はオーディオインターフェイスとDAWソフトでの編集に殆ど移行してしまった感があるけど、未だにテープMTRをバリバリ使っている私(友人にも多い)にはD888のようなアナログライクな機材は精神的な安心感があって使い勝手もよく(説明書が超薄い(笑)けど「見りゃわかんだろ!」「色んなこととはできないぞ!」という投げやりな姿勢が好印象)やりやすいのだった。ベースも太い音で録れた気がする。大漁大漁!

しかし!このエントリを読んで「NGさん、録音してくれるんだけどなかなかmix完パケしてくれないんだけど…」と思った関係者のあなた!申し訳ありません!すぐやります!自分のバンドより先にやります!

明日からジャズアート仙川でスタッフ&野外演奏でジャズ屏風に出没します。がんばるぞ〜

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2010年7月 8日 (木)

昨日買ったレコードとCD

“ETERNAL RHYTHM”(1968) Don Cherry

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 ドンチェリーの演奏する邦題「永遠のリズム」。ドンチェリーのアナログを買うのは実は初めてでした。

色んな音が錯綜するも(マジに色んな楽器群とリズムが登場するが説明は野暮なので割愛)聴いてる感じはとってもピースフルになれた。怖い(暗い)フリージャズと明るいフリージャズってあるけど、昔は怖いフリージャズが大好きだった。今はようやくあっけらかんとしたドンチェリーの感じが分かるようになったような。

 

“Money Jungle”(1962) Duke Ellington, Charlie Mingus, Max Roach

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 私がモダンジャズの中で最も好きな作曲家の二人、エリントンとミンガスが共演してる超名盤。なんでこの二人が好きかというとブルーズだからだよ!ブルージーとかじゃなくてブルーズです。マックスローチももちろん最高。これは図書館で借りたCDで聴いていたが、このたびちゃんとLPで購入。演奏もブチ切れ。ブっこみの拓的ブイブイベースがぶんぶん言って始まる表題曲「マネージャングル」。ミンガスはベースライン弾く気があるのか?!と思ったところでドラムがボーン!ピアノがガーン!!!!。大好き。

 

“Sleeper Wakes”(2009) Jeff Mills

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 デトロイトのDJ、テクノの人、ジェフミルズのこのアルバムは私の友人界隈で「誰かが買うだろ。誰か買ったら借りよう」「おまえ買えよ」「いやお前が買ったら借りるわ」とお互い押し付け合いへし合いしていたが、ようやくNGが購入しました。中古で安くなってきたので。ジェフさんは2006年に宇宙に行って三年間旅して帰ってきてこのアルバムを発表したんだそうな。そういうのまじカッコイイよね。ていうかジャケが超カッコイイよね。ジェフミルズって顔が恐竜みたいでカッコいいね。

しかし内容は思わせぶりすぎるんじゃないか?と感じた。でも宇宙時代ニュータイプの感覚で作られているだろうから私のようなオールドスクールにはわかりにくいのか?とりあえずもう何回か聴きこんでみよう。

「このアルバム本当に良いのか?悪いのか?きっと良いんじゃないか?」と不安になって何回も聴いちゃうのは金払ってアルバム買った者の特権である。借りたりコピーデータだとそうはいかない(音楽が良くなくてもそんなに不安にならない)。やっぱり買った奴には「こいつに賭けたんだ!おれは。」というなんちゅうか気概というか自負というか誇りを持って音楽を聴くように思う。それが大事な気がする。だいぶ長くなったけど要するににおれもジェフミルズに一口賭けます。

 

KILLA-JHAZZ & KILLER-BONG & GUITAR-BONG "@LIVE2"(2008)

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 遂におれもKILLER BONGの音源を買ってしまった!CD-R。漢だね(MSCじゃないよ、オトコダネという意味だよ)。ずっと気になっていたギター使ったライブアルバム。このアルバムに関しては迷うことなく「超最悪なぐちゃぐちゃ雰囲気だけどそれがめっちゃええなあ」という感想であった。ギターもギターらしいフレージングは全然登場せず、とにかくエレキギターの音色がゴロンゴロンとそこらへんに散らかってる感じで、凡百の「打ち込みの上で弾きました」的なギタリストたちの鼻くそをドリルで掘削しつつ極太ジョイントを挿入して窒息死させる素晴らしく身も蓋もない感じ。漢だねえ。打ち込みの上で弾きました的なギターはADFのチャンダラソニック以外認めないが、GUITAR-BONGさんは普通に良かった(後半はあまりギター聞こえないけど)。やはり「ダブ」が鍵なのかもしれん。

 ブラックスモーカー関連はずっと友人幹雄から借りてばかりだったがようやくおれも一枚買ってリスナーデビューした気がする。上にも書いたけど、やはり自腹切ってアルバムを買って「この音楽ホンマにカッコええんか?大丈夫なんか?おれ損してないんか?!」とハラハラして何回も聴いてこそ、真に「聴いた」と言える気がする(ま、ライブはまた別だが)。

 こういう場合ジャケットアートやブツとしてのCD、レコードの質感は「買ったんじゃ」という焦燥感と自分への懐疑心を補完する意味でやはり重要だと思う。むしろ買ったモノが「良くなかった!」場合、ジャケットを見るのも厭だ!ディスクにいたってはフリスビーみたいに飛ばしてやる!(何度か見たことある。UFOの正体は糞盤CDだったのだ)という気持ちを経てこそ、リスナーとしてのクリティークが発達して音楽のより豊かな享受につながるのではなかろうか。

 例によって何の話がしたかったかわからなくなってきたが、みんなもたまにはCD/レコードショップに寄って「これはどうなんじゃろ?」的な危険な買い物をして自分を鍛えてみてはいかがか。

(でも今回紹介した音源はどれもこれも世間的評価も高(?)く、結局のところ危険な賭けに出ていないNGであった)

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2010年7月 6日 (火)

プリンス禿げないコツを伝授だって。音楽ジャーナリズムと土星人の現在

プリンス禿げないコツを伝授 。なんだかなあ・・・

 先日紹介したラジオパーソナリティ赤旗ガガーリンさんのお宅に先日伺って色々話して、雑誌remixのUnderground Resistance特集号(Feb.2008)とデトロイトテクノ特集号(Oct.2006)を彼から借りて読んで、そこに掲載されていたサン・ラとジョージクリントンとECDのインタビュー読んでいたら、なんだかじわじわと「このままではいかん!おれも何か音楽シーンを興すべきなのではないか?」と思た。

 サン・ラ、リーペリー、ジョージクリントン、UR、デリックメイ、ジェフミルズらの流れはみな宇宙からやってきて宇宙へ還ってゆくミュージックだ。という話は映像「Mother Ship Connection」に詳しいが、このへんのブラック宇宙的な音楽の聞き方は野田努の思惑な気がしなくもない(ネガティブな意味ではないけど、影響は受けている)。

 宇宙は置いといて、彼らの尊敬すべき点は恐ろしい自己プロデュース力で未開拓の音楽を誰も求めていないような(そんなことないか)方向へ深く深くこじあけ突き進んだことだ。大会社の手を殆ど借りずに実験的野性的な音楽を量産し、シーンも自分の手で創ったことが凄い。

 多摩美で漫画文化論を教えている竹熊健太郎さんがアメリカの戦前アニメの評に「天才には二種類いる。既にある競争に勝利して王座を掴むタイプと、無いところに自らの王座を創ってしまうタイプである」(言葉は違ったかもしれないが大体そんな意味)と言っていたが、上記の人物(サンラやジョージクリントン)は皆後者のタイプである。

  我輩も最近はジャズやファンクができるようなできないようなアホ面でそこらへんを闊歩しておったが、本来はブルースの演奏者だし、しかしブルースの文脈で競争する気はない。自ら新しい王座を創ってそこに座らなければ!

 ミュージックマガジン誌ではゆらゆら帝国や相対性理論やザゼンボーイズが00年代ベストアルバムで上位ランクインしていた。音楽的評価が高くても大ヒットして爆発的に売れているわけじゃないし、メジャー会社と契約してない場合の方がむしろ多い。

 この状態を後退と捉えるか進歩と捉えるか、「ゼロ年代の音楽~壊れた十年」 (野田努/三田格/松村正人/磯部涼/二木信・2010河出書房新社)という本のZAZEN「4」評では「00年代の日本でロック(なこと)をやろうと思うなら、とりあえずインディペンデントでないと話にならないところがあった。そして以上のバンドのサウンドがおしなべてユニークなのもそれと全く無関係ではない。単純な話をすれば、そんなものをちゃんと売ろうとするような余裕は殆どのメジャー会社にはなくなってしまったし、実際自分たちでやった方が見入りがいいのだ。世知辛い?いや、この国のロックもようやくUKやUS同様、リアリズムの時代に突入したのだと言うべきだ。」(磯部涼)というような明るい(?)見方もある。

 最近の私はDJmixみたいな手法にハマって色々実験的に作っているが、おれのDJスタイルはラジオの赤旗ガガーリンの手法をモロパクリで踏襲したやり方。それはデルタ・ブルーズ、フリージャズ、ダブ、デトロイトテクノなどに特撮音響などを混ぜてアッチャコッチャ行ったり来たりするスタイルで「こういうド根性ミックスばかりやるDJスタイルが流行らないかな~」なんて赤旗さんと話していた。ブラックスモーカーレコードの音源やミックスはかなりイメージに近いけど、それともちょっと違うんだよな、、、

 いまなんちゅうか、まだ形になっていない音楽のイメージがある。で、そんな時にこそ独自のイベントをオーガナイズして独自のシーンを作るべく努力すべきなんじゃないかと思った。

とかいって常に企画ライブは作っているけど、先月の日本発ブラックミュージックをテーマにした「南蛮渡来」(じゃがたらからタイトルを頂いた)や、今月末に江古田でやるブルースとインプロヴィゼーションの企画ライブ「Nobody's Business(if I do)」(このアイデアはWilliam&NG結成当初にウィリアムさんから「ブルーズとノイズ、カオティックコアをぐちゃぐちゃに混ぜてやろう」と言われたことからはじまって今に至るまでの私のテーマ)も自信のあるイベントだし、超面白そうな内容だという自負もあるけど、でもなんちゅうか、もっと自分の自信が揺らぐような危険な実験や賭けをするべきなんじゃないか?と悶々と考えているのであった。いま計画中だから夏あたりにはなんらかの形にしたいなと思う。 

 最後にremixに載ってたサン・ラーインタビューの抜粋。

「この星が私を正しく扱ってくれるとは思っていない」

サン・ラーは不吉に続ける。

「彼らは私が冗談でやっていると思っている。だが私は自分でわかってやっているのだ。彼らは私が老いぼれた人間だと思っている。しかし私は人間ではない。私は精神体なのだ。」

わたしもそう信じている。 (written by Graham Lock)

  わたしが精神体かどうかそんな気がしなくもないような気もするがとにかく最近危険な発言をしていないので飢えているNGであった。

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2010年7月 3日 (土)

MM1グランプリ

 最近めっきり更新のはやくなったNGですが、いったいぜんたいどういうことかというと、この一週間体調が悪くてあまり外に出られなかったとこういうわけである。

 先週のタマーソニックで崩し、企画ライブまでに気合で持ち直したもののその後は完全にダウンでした。(ダウンしつつもカレーイーターズ観たり色々してたわけだが)

 私のブログが賑わってきて企画ライブ以来アクセス数がバシバシ増えているのでなんか嬉しく調子こいて頻繁に更新しているのだ。

バンドメンバーのサトシさんや、友人のミッキーから「NGのブログはアングラだよね」と言われたのだが、おれ自身アングラだとは思っていない。それはおれにとっての「アングラ」とはそのまま60年代の新宿や暗黒舞踏や浅川マキや赤テント黒テントなどを指すので畏れ多いのである。

 つまりこのブログの記事は全然アングラではない。強いて言うならミニコミ的と言おうか。極地・局地的な情報が氾濫してるからアングラっぽくみえてしまうかもしれないが「アングラ」という単語の指すような真剣勝負的ファイン芸術やエログロナンセンス、犯罪、裏情報などはほとんど扱っていないので安心してください。(ってなんのエクスキューズなんだそりゃ)

しかしそんな当欄でもビギナー向けではない情報もある。今日紹介するのはそんなベテランのあなたに送る怪情報。ラジオショウ「チャmmン ピ(rain) オン sound オブ ネイチャ」です。このラジオは赤旗ガガーリンさんとMathmatic BOOGIEMEN(マスオ)がパーソナリティとしてお送りする謎のラジオショウ。今回の特集MM1グランプリではマスオは欠席で、

アムロ・玲村神(レイムラカミ)

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赤旗ガガーリン

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IKE TURNER
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のお三方が魔法少女ナンバー1を決めようというグランプリです。

良識のある方には一切おススメしないので要注意!

僕の個人的なフェイバリット回は、上記三人が恋愛相談に答える特別編「脇脇脇でSUMATAー!」や、赤旗さんの恐ろしいDJが炸裂する「第二回ポンちゃんWBC統一王者祝勝会!AKA旗side」がおススメですよ。非常識な人はぜひぜひ聴いてみてください!

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★7月のライブ情報!

★7/23(金)"Nobody's Business(if I do)"@江古田FLYING TEAPOT

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  • open19:00/start19:30
    \1000+1drink
    出演者
    徳久William(voice)
    幕内純平(口琴)
    ノムラケイノスケ(gt)
    NG(gt) w/iyamari (guest vo)

  • Cafe FLYING TEAPOT
    東京都練馬区栄町27-7榎本ビルB1
    西武池袋線江古田駅歩5分
    都営大江戸線新江古田駅歩10分
    03-5999-7971
  • "Nobody's Business(if I do)"はブルースとインプロヴィゼーションをテーマにした企画ライブ。超強力な出演者陣によるアヴァンギャルド且つオールドスクールな演奏をお届けします。NGも久々のソロ。がんばるぞー!

 

★7/24(土)Hapworh @西荻窪W.JAZZ

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  • open 19:00 / start 19:30 \2000 +1D
    出演
     Hapworth 
     WAKA&EatSea
  • LIVE BAR "w.jaz"
     〒167-0053 東京都杉並区西荻南3-7-6 サンパレス西荻Ⅱ B101
     03-5346-4916
  • ダブジャズというカッコいい名前のお店でのHapworthライブ!しかし本当にDUB+JAZZという雑誌Remix的ブリストル的ブラックスモーカー的由来なのかは謎である。今回のドラマーはなんと・・・?

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2010年7月 1日 (木)

カレーイーターズ観た/Jose Jamesキタか?否か?

★カレーイーターズのライブを観に行ってきました。

カレーイーターズのマイスペース

 先日の企画でカマしてくれたチム二ィのヴォーカル・ユーテツさんとドラムの光永さん、そして我が盟友丸山康太がやっているバンド、カレーイーターズのライブを観に行った。渋谷ラッシュ。わたし渋谷ラッシュは初。カレーイーターズの開演にはちょっと間に合わなかったけどおそらく二曲目くらいにはまにあった。カレーイーターズ生で聴けてよかった。凄まじい迫力。表現。非常にジャズ的な演奏の攻防とユーテツさんの言葉、言葉が歩き回ったり、チャリンコ飛ばしたり、それに対してカレーマンさんのウッドベースが突き放したり寄り添ったり。ピアノが優しくしたりビンタしたり。ドラムはしっかり受け止めつつ蹴っ飛ばしたり。丸山くんのギターはさらっと受け流すかのような、しっかり自分のことは言うことは言う懐かしのボキャンボキャン。でも彼はあくまでもクレバー。丸山のギターがカレーイーターズで聴けることが嬉しいし、彼を誇りに思う。彼は上手いし美味しいしスパイシーだからやはりムカつく。
おれもがんばるぜ
これは嫉妬だぜ

カレーイーターズ観て、カレーイーターズは別にフォーマルな(?)ジャズではないけれど、ジャズってこういうことなんじゃないかなって思った。ジャズじゃなくてもいいんだけど、ラップ?ソウルミュージック?ブルース?
ユーテツさんの言葉は言葉で、楽器で、むしろ他のウッドベース、ピアノ、ギター、ドラムの楽器が楽器というより言葉を喋って、全員の音が会話しておった。ソウルフルだった。
ああああ〜!!!!

しかしユーテツさんが私の企画「南蛮渡来」を気に入ってくれたようで嬉しかった。絶対また呼ぶからね!

  

★Jose James(以下ユーチューブ貼りまくりで重いから注意)

Jose_2

Jose Jamesというジャズシンガーを最近知ったんだけど、かなりコレキタんじゃないか?と思った。
根はジャズなんだけど、ジャイルス・ピーターソンの辺りから出てきてて、生音ジャズ編成でブレイクビーツのドラムパターンやってる上で歌ったりするんだけど、所謂「とりあえずブレイクビーツやりました」的な浮わついたパターンではなく、もはやジャズのリックにしか聞こえない自然さ。その上でソウルフルに歌う。
キタんじゃないか?これ。

最新アルバムではフライングロータスや、ムーディーマンがトラック提供して、その上でソウルフルに歌う。
キタんじゃないか?

私はそんなタイプの音楽(現在の打ち込みブラックミュージック、特にフライングロータス、ムーディーマンとかに対して、生的な歌アプローチ…ていうとまんまやな)を聴きたくて求めてたのでマジでドンピシャ!だった。このストライクゾーンは果たして広いのか狭いのか。皆はどう思う?興味ないかな?

レンタルショップジャニスで試聴して即衝動買いしたんだが、フライングロータスとかがやってるアルバム「Black Magic」(を買った)よりも、レンタルした"The Dreamer"という割りとストレートなジャズアルバム(ブレイクビーツパターン使うが基本的には、ジャズ、スピリチュアルジャズ的、moanin'とか歌ってるけどブルージィで良いのよ)

うーん。ジャズ的アプローチのアルバムの方が新しいアルバムより良い気がする。
う〜ん難しいね。このタイプの新しい試みは超重要だと思うし、面白いんだけど…

やっと何か例えが見つかった!この人のスタンス、アプローチはロイハーグローブにちょっと似てるのかも

D'angelo/Jay Dela/Roy Hargroove 的なソウルクエリアンなコンボの今ヴァージョンが

Flying Lotus/Moody Man/Jose James なんじゃないかな~?

深読みしすぎか。ソウルクエリアンほどのがっちりした連携じゃないし、ムーディマンとフライングロータスは別に一緒に作業してるわけじゃないもんねえ

ついでに言うとムーディマンのはアルバム収録曲よりも彼の作ったホセ曲リミックスのがカッコイイ

いや、ホセもめちゃカッコいいよ。NYキャップかぶって歌う姿がジェロみたいだけどそれじはジェロが悪い!?ホセヤバい!ホセホセです

でもカレーイーターズはホセにも負けないんじゃないか!?(カレーマンさんはどうやらホセと共演しているようだ、凄いな)

おいどんも負けんぬぞ

よかったらチェケラしてみてけれ

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