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2010年2月27日 (土)

対談!20枚⑬ こんばんわドナルド・フェイゲンです

ええー前回のブログで10枚終わったと書きましたが、数えてみると12枚だったわよのさ

なのであと8枚ですこの対談ももうすぐ終わりじゃないか。終わっちゃうと寂しいですねー。

みんなのコメントが素敵なブログ(?)を作っていくんだから対談を終わらせないいようにどんどん書き込みましょうよ!

すいません意味不明でした。今回は80年代的音楽を取り上げますがNG、根津幹雄ともに80年代サウンド、特にフュージョンに対してかなりの偏見というか差別発言があります。ヒュージョンの人は怒らないでください。

↓私たちはこの名著でヒュージョンに対する距離感を学びました。

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★「こんばんわ、ドナルド・フェイゲンです」

NG: 次はこれを紹介しよう。
「こんばんわ、ドナルド・フェイゲンです」というギャグで有名なドナルド・フェイゲンです。
 このアルバムはおれの中で問題作。有名な盤だから中学生くらいの時から聴こうとトライしてるんだけど、ウェザー・リポートとかとおんなじで「これはマジに聴けないわ~」と全然聴いても分からない、ツマらない、胡散臭い、ファッキンシットだったんだ。
ところがねー、2009年遂にこれが聴けるようになってしまい、あまつさえ「良い!」と思うようになってしまった。

Donald Fagen / The Nightfly

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幹: なった?おれはまだ聴けない気がするけど
 
NG: これはさらにお子様ランチお断りな感じだから。でもすげえ良いよ。ホント。
 
幹: もう何年も聴いてないけどねえ、本当にウェザーリポートもそんな感じだよなあ
 
(一曲目流れる)

幹: やっぱりなあ、FMラジオっぽい(笑)。ジャケットに反してさ。 いや、なんかさあ二時間サスペンスドラマの80年代初期、水谷豊とか主役張ってた頃のエンディングこんな感じじゃない?

…うぇ~ん(涙)
 
NG: 完成度が非常に高いよね。
「あの頃の音楽」のイメージってボンヤリ曖昧で実際に聴いてみると自分の中のイメージと違ったりするじゃん。ドナルド・フェイゲンは誤差が一ミリもない。この部門では世界一だから。80年代アダルトサスペンスミュージックランキング不動のナンバーワン(笑)。
 
幹: 木の実ナナとか見えてきた。

「だから課長あの時…」「あなたたち気づくのが遅いわね」とか言って(笑)
 
NG: おまえの映像喚起力が強すぎるんだよ(笑)。妄想してないでもっと音聴け、音。
 
幹: 音はヤバイよ~もう(笑)
 
NG: 全部生演奏だぜ、これ。
 
幹: うわあああん(涙)
泣きたくなる。超ハイファイな演奏。
 
NG: このドラムとか人間だぜ。
 
幹: マジで人間なの?怖!
魂を演奏に込めない練習でもしたのかな
 
NG: いやあ凄い職人芸だよ
 
幹: ドナルド・フェイゲンはある意味この20枚の中で一番ヤバイね。
 
NG: でしょ(笑)。だからさっきのジム・ホールなんて全然聴きやすいじゃない。
 
幹: でもどっちかと言えばドナルド・フェイゲンのが親しみをもてる俺もいるよね
 
NG: それは映像的な問題の話だろ(笑)。ロシアマフィアと水谷豊だったらな。

 
幹: テレビで聞いたことあるもん。
他の曲はどうなってんの?
 
NG: 他の曲はおれも聴けないの多いんだよなあ(笑)
 これとか犯人追うときのテーマだよね、まあこんな感じだよ。なんだかんだで刑事ドラマだな
 
幹: うん、80年代の刑事ドラマ。
 
NG: でも俺の好きな曲あった。アルバムタイトル曲「Night Fly」
 
幹: うぉうわああ!これっ(笑)
 
NG: ヤバイしょ
 
幹: ジャミロクワイになれなかった感とか感じちゃうんだけど
 
NG: ジャミロクワイなんて関係無い世界だからいいんだよ!
 
幹: 本当に?
 
NG: だってジャミロクワイの20年前だぜ?
 
幹: なんだろうね、このホーン、シンセが◯×ヾ★з⊿…(ミッキーはドナルドフェイゲンの感動のあまりバグってしまった)
 
NG: これはヤバイ。
 
幹: ヤバイ。意識㌢が遠くな∑∫⊥㈱㈱㈱。 いまこうやって聴くと√┣┷┳┻┃㌫…。
 
NG: (無視)こんばんわ。ドナルド・フェイゲンです。今夜は自分のあの名盤「Night Fly」から「Night Fly」をお送りしております。
 
幹: ззфФ∇。生演奏だと信じられない。打ち込みであってほしい。
 
NG: 凄いテクニックと曲のアレンジ。サウンドも見事。
 
幹: すごいよそういった意味では。
…おまえこういうサウンド嫌いじゃなかったっけ?
 
NG: だからさあ!ビックリしたんだよ!こういうサウンド聴けるようになった自分に!
 
幹: 80年代のハイファイ感を呪ってたじゃん。
 
NG: あれも一種の狂った病というか、ノイズや荒いサウンドに対する病的な強迫観念だったんだなとわかった。
音韻・音響上のノイズ的なものを恐れるあまり生まれた80年代過剰ハイファイサウンドは、もう今の耳で聴くと逆に奇怪だよね。
そんなスタジオミュージシャンたちの頂点を極めたドナルド・フェイゲンサウンドはやはり一つの完成形。皮肉ではなくて本当に一つの芸術だと思います。
 

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コメント

初コメントです♪
いつも楽しませてもらってます(笑
対談形式って面白いね~

中学生でドナルドフェイゲン聴くなんて、どう考えてもスノッブ過ぎる(笑
ヤな奴だよ、そんなの!

厨房が聴く洋楽
→クイーン、ビリージョエル(何れもベスト盤)辺りが妥当じゃないかと。少なくとも僕の世代では。。

投稿: junpei makuuchi | 2010年2月27日 (土) 04時39分

おひさしぶりです。ありがとうございます!
我々中学生のときはロック名盤CD再発みたいのでクイーンもドナルド・フェイゲンもおんなじ具合に中古屋やレンタル屋にあって、内容は知らずにジャケのカッコよさでとにかく聴くという感じでした。
もちろん中学生のころはドナルドみたいなスノッブはファッ金嫉妬でしたよ。
そしてもちろんクイーンをバンバン聴いてました(笑)。

投稿: NG | 2010年2月27日 (土) 16時52分

俺も最近じつはナイトフライ聞いてるわ、あんまり言いたくないけど、リアルタイムだったからコメントしてしまった。

投稿: みやも | 2010年2月28日 (日) 09時46分

おお、みやもじゃないか
ドナルド・フェイゲン意外に熱い反応だな
4月になったら部室にターンテーブル持ってくつもりだからドナルドフェイゲンNIGHTでもやろう
多方面に反感買いそうな気がするけど(笑)

投稿: NG | 2010年2月28日 (日) 18時15分

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