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2010年1月29日 (金)

対談!20枚①Arto Lindsay ②Dick Dale ③エリカ様 ④ノイバウテン

聴いた?買った?借りた?出会った音楽アルバム2008・2009年の20枚

 

NG: 今回は2007年辺りからやっている、「音楽アルバム今年の10枚」対談形式で発表したいと思います。対談のお相手はミッキーこと根津幹雄さん。とにかくひたすらおれの好きな音楽を聴かされ続け、相槌打ち続け、適宜ツッコミ、ボケ、補足説明などをよろしくお願いします。
 
幹: よろしくお願いします。まずツッコムと「今年の10枚」はいつもやってるわけじゃなく厳密に言うと「やっていた」という。
 
NG: 2007年の頃からというより2007年だけやった(※1)。その年はやったけど、一昨年はやると言ってやらなかったんだよね。
 
幹: いつぞやの年は「モンスター幼稚園(※2)全員で今年の10枚選んで書け」という鬼命令が下った気がしますけど・・・。NGは結構そういうのを大事にしてますよね。
 
NG: なにを?
 
幹: 10枚選ぶっていうことを。で、それが実は自分がその年やりたかったことだと暴露してみたり。いろいろありました。
 
NG: この10枚選ぶということのポイントは、その年に発売したCDから10枚選ぶというわけではないのです。その年に自分が聴いたというか。
 
幹: その年に買った、借りた、聴いた。お家に眠ってたのを聴いたり、友人から借りたのもあるし。
 
NG: そういう意味では、その年におれが出会ったアルバムというとわかりやすいかもしれない。
 あと、2008年をやらなかったから、どこから2008年でどこからが2009年だか覚えていないので、とりあえず2008・2009年を併せてベスト20枚を選んだので。
 根津幹雄を招いて、対談のかたちで「2008・2009年にNGが出会ったアルバム、ベスト20枚」を紹介したいと思います。(順位はつけません)

 

 ※1 2007年の10枚 ・・・さらに厳密に言うならば2007年は三枚しか選んでおらず、2006年に10枚選んだきりであった。なんと言うテキトウ企画。 2006年の10枚及び2007年の3枚

 ※2 モンスター幼稚園 ・・・この項の補足説明は必要なのか否か。00年代が確実に過去の記憶になりつつある現在、ポストモンスター幼稚園ジェネレーションを担う根津幹雄と首謀者NGの対談であるので蛇足を承知であえて補足する。

「モンスター幼稚園 Monster kinderheim Doo/Dah DNBA」は2007年東京武蔵小金井に実在した実験型怪獣集団幼稚園。音楽録音とセッションを中心に教育、芸術、運動、料理、レクリエーションなど多岐に渡る実験的な保育活動を展開するも、怪獣生態活動による地球温暖化の激化、海底火山の活発化、日本海に墜落したテポドンの心配などによって、現在は休止活動?を余儀なくされている。http://www.myspace.com/mkddd

 

 

ソフトな奴から…アート・リンゼイの3ピース
 
 
NG: 何から聴こうかね・・・。
 
幹: 一枚目はね、ソフトな奴から行こう。いきなりハードな奴が来るとそれのダメージで残り19枚乗り越えられなかったら嫌だから。
 
NG: ソフトな奴ね。わかった。・・・ソフトなの・・・なんだろう。ちょっとじゃあミッキー選んでよ。
(幹雄、NGが選んだ20枚からランダムに一枚選ぶ)
 お!おおー。まあ妥当な線なんでしょうか。
 最初にご紹介するアルバムは、Arto Lindsay Trioのですね、ア、アゲレゲッチャ?1-26(Aggregetes1-26)です。

Arto Lindsay Trio "Aggregates 1-26 "[Import] [from US]   
41kycrb0bxl__sl500_aa240_ 1995/6/6 Knitting Factory B00000208M 
 

NG: これはですねー。ぼくはアート・リンゼイは高校生の頃に“DNA(※1)”を聴いて以来大好きなんですけど。
 えー。アート・リンゼイは“Lounge Lizards”に参加したり、DNA後もソロで打ち込みとやったやつがavexから出てたり、あとジョン・ゾーンやキップ・ハンラハンのアルバムでもギターを弾いているよね。
 近年では結構ソロ活動が多かった。でもおれの希望としてはアート・リンゼイにはいつかもう一度“DNA”みたいなロックバンドをやって欲しいっていうファン心理があった。
 あとはおれ自身がBarbar∮Headというバンドをやっていたので、アート・リンゼイみたいなフリーキーなギターサウンドがあるバンドが無いかなあと探していたのです。
 そしたらひっそりと出ていたのを去年発見しました。1995年にKnitting Factoryから出ていた。
 
幹: これは3ピースバンド?
 
NG: 3ピースだね。たまに4人目のヴォイスのノイズが入ったりしてるけど、ギターヴォーカル、ベース、ドラムスの3ピース。
 アート・リンゼイは何といっても歌詞がいい。
 
幹: 曲も短い。
 
NG: 短い。本当に大好き。このアルバムでおれの好きな歌詞は5曲め。
(5曲目「Stitches」をかけるブギャブぎゅーキーというギターの音が流れる) 

幹: ああー、カッコイイ。アート・リンゼイっぽい。
 
NG: このノイズ的ギターリフはもうニューヨークだね。ニューヨークの伝統芸能。(※2)
 
幹: ニューヨークっつってもさあ(笑)。東京で言うと都下って感じしますけどネ、僕は。
 
NG: しかしブロンクスではない。東京でいうと高円寺なんだろうか。
 
幹: アルバムのジャケットが密教っぽいね。
 
NG: これはもう流行りだね。ニューヨークの。(※2)
 ジャケが密教ぽいと言えばジョンゾーンやTZADIK(※3)だね。

幹: まああれですね、アメリカ人は意味もなくチベットとか好きだから。
 
NG: メカ沢先生と違ってな。TZADIKのアルバムはデレク・ベイリーだろうが、エレクトリックマサダだろうが、とりあえず宗教ぽいジャケだね。音楽自体の宗教色は全然別の方向なのに。
 
幹: この象のインナーアートも強烈です。これはおれの予想だとお尻の方なんではないか(笑)。

100129_022501  
 
NG: 象の後背位。
 
幹: これ絶対確実に穴違いますよ。かなり危険です。
 
NG: おれの好きな歌詞が流れた!

♪a white dress, a white dress in an expensive restaurant・・・
 
幹: (笑)。今のところが決めだと。expensive restaurantって。

NG: 詩人たる所以だよね(笑)。 
 そんなところで次行きましょうか。
 
幹: おう。(歌詞に合わせて歌いだす)♪I know,I know…

 

 ※1 DNA …以下ウィキぺディア情報の抜粋。括弧内はNGのツッコミ。

DNAはギタリストのアート・リンゼイ、キーボーディストのロビン・クラッチフィールドによって1978年に結成された。伝統的な奏法には頼らず、ユニークで奇妙なサウンドを追求することに主眼を置いた演奏をした。彼らの音楽は骨張っていてやかましく刺々しいといわれ、キャプテン・ビーフハートやアントン・ヴェーベルンと比較される。(あんまりビーフハートに関係なくないか?)リンゼイとクラッチフィールドはドラマーとして日本人のイクエ・モリを加入させた。この当時のモリは1977年にアメリカへ渡ったばかりで英語もろくに話せず、ドラムセットももっていないうえに、そもそも演奏自体ほとんど経験がなかった(さすがモリ様)。

1978年、ブライアン・イーノのプロデュースによって、ノー・ウェイヴを代表する4バンドの音源を4曲ずつ収録したコンピレーション・アルバム『ノー・ニューヨーク』 ("No New York") がリリースされる。『ノー・ニューヨーク』のレコーディング直後、クラッチフィールドは新しいバンドを結成するためにDNAを脱退。クリーブランドのバンド、ペル・ウブ (Pere Ubu) のメンバーであったティム・ライトが新加入。ライトはキーボードではなくベース奏者で、バンド内で唯一まともな演奏技術をもったメンバーとなったため、DNAのサウンドに劇的な変化をもたらした。楽曲はそれまで以上に切り詰めて刺々しさを増し、ライトの奏でるベースラインはリンゼイの掻き毟るような無調のギターとモリの叩き出す変拍子のリズムに脅迫的なサウンドを添えた。DNAの楽曲はより簡素で短く抽象的になってゆき、俳句と比較されるようになった(?)。

1982年、リンゼイ、モリ、ライトの3人はバンドを解散することに決めた。CBGBで行なわれた解散コンサートが3公演ともソールドアウトになったことからも、DNAがカルト人気を得ていたことが見て取れる。DNAの最後のアンコール曲はレッド・ツェッペリンの "Whole Lotta Love" のカヴァーであった(!!!!!!!!!!!!!)が、これは10年以上後にジョン・ゾーンのAvantレーベルから発売されたCD "Last Live at CBGB" には収録されていない(なんてこった)。

 

 ※2 ニューヨーク …言うまでもなくNGの知ったかであるが、NGのNY的イメージはかなりKnittingFactro

yとTZADIKとブロンクスとアンダーグラウンドヒップホップとアメリカンクラーヴェに偏っているようだ。

 

 ※3 Tzadik … サックス奏者ジョン・ゾーンが1995年に設立したレコード会社。TZADIKのマイスペース!

 

Dick Dale

NG: こういった感じでゆるく紹介していきます。じゃあミッキー、またランダムに選んで。
 
幹: おう。おれ最近ドラマの「ライアーゲーム」観てるからこういうときに詐欺働くかもよ。
 
NG: 詐欺働いてどうするんだよ(笑)。
 おっ!!これはすごくゴツゴツした流れです。
 二枚目に紹介するアルバムはDick Daleで「Best of Dick Dale & His DEL-TONES」です。
 Dick Daleってミッキーに紹介したっけ?

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幹: いやおれはDick Daleは全く知らないですね。
 
NG: あ、でもね音楽は聴いたことあると思うよ。有名だから。
 これは彼のベスト盤ですがディスクユニオンで300円でしたね。

 
幹: ジャケットがやばいよ。これはやっぱりサーフな感じなんですか?
(CD一曲目をかける)
 これはいわゆるナツメロですねー。夏のメロディだから夏メロ。
(三曲目の「MISIRLOU」が流れる)

 ああああー、これか!!八ッ!八ッ!ハーーーー!!!!
 わかりました。タランティーノのおかげで音源もってます。
 
NG: おれはMark Ribotというギタリストが好きで。この後も紹介すると思うけど。
 Mark Ribotがサーフ・ミュージックを爆音音響エフェクトびっしゃんびっしゃんの地獄のようなサーフミュージックをやる曲があって。
 中学生の頃、ベンチャーズをコピーしたりしてこういうの割と好き。で、爆音ガレージ阿呆サーフミュージックをきっと誰かがやっているはずだと思って探してて見つけました。
 
幹: いいねえ。歪みとリヴァーブがこの界隈では際立ってるね。
 
NG: そう。Dick Daleはストラトつかって左利き。1~6弦を逆にはってるんです。
 
幹: おれこの「バンザイワッショイ」て曲が気になる。なにこれ?(正しくは「BANZAI Wash Out」)
 
NG: 後期になると本当に危険だよ?
 
幹: おおカッコイイ!なんか不良のベンチャーズって感じがするね。
 
NG: 不良も不良。Dick Daleは不明の領域に入っています。
 
幹: サーフィンやってる奴なんて不良だったんだろうなあ。俺たち中学生の時で言うとキックボードやってる奴みたいな。
 
NG: Dick Daleは映像みると結構アホなパフォーマーなんだよ。このうさん臭い感じにやられて。
 で、80年代入っても非常に危険で。レイヴォーンとやってる「パイプライン」も入ってる。危険だよ。
  
(youtubeで映像を見る)

幹: 80年代超カッコイイ!

NG: いやあ、本当にアホだよな。80年代って黄金時代だよね。
 自分がサーフミュージックやるとしたらこういうアホなスタイルでやりたいなって思う。

 

 

エリカ様 
 
幹: じゃあ次はこれだ!

Erykah Badu "New Amerykah, Pt. 1: 4th World War"

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NG: ああああ!来ましたかエリカ様。
 Erykah Baduで「NEW AMERHYKAH Part ONE (4th World War)」。
 おれはR&BやHIPHOPが大好きでよく聴いてるけど、でも最近のHIPHOPはハイファイになりすぎて全然萌えない!と。
 
幹: よくわかります。
 
NG: そういう状況の中で、何故かエリカ・バドゥというR&B/ニュークラシックソウルの大御所がぶち切れた!!!
 このジャケ!観て。
 
幹: かっこいいねえ
 
NG: 一曲目からブチキレモード。
 買うときにこのジャケだからドアホ馬鹿馬鹿のウェッサイアゲアゲサウンドだったらどうしようと心配したんだけど、ネタも最高だし。これはもう本当にニューヨークだよね。
 NEW AMERHYKAHっていうタイトルはもうアメリカとエリカ様が混ざっちゃった。
 一曲目「AMERHYKAN Promise」はアメリカンドリームっていうレトロな願望を痛烈に皮肉ってオールドスクールファンクネタ満載のトラック。
 このアルバムはデトロイトのプロデューサーJディラの追悼の曲もあって、マッドリブやサーラーとかポストJDのプロデューサーで固めた最高に戦闘的なサウンドです。
 エレクトリックレディスタジオ録音で、クエストラブがドラム叩いてるし、何故かマーズボルタのオマーもクレジットされている。
 
幹: オマー弾いてんの!?
 
NG: ところが全然ギターの音聞こえない(笑)。エリカ様もクエストラブも、エレクトリックレディスタジオ的にはジミヘンもみんなアフロヘアーだからアフロつながりで呼ばれたのではないかと睨んでおります。
 これはもう名曲だらけなんだけど。二曲目もヤバイ。歌詞がいい。「hiphop/its bigger than the government/hungry hungry hungry…」
 
幹: 対訳に「飢え飢え飢え」と書いてある。
 
NG: 「飢え飢え飢え」というコーラス。もうR&Bの領域からはみ出してどっかいっちゃってる。
 
幹: ニューヨーク的なサウンドの一歩上をいった田舎さがあるね。
 
NG: ニューヨークの高円寺ですね。
 これがR&Bですよ!一番最後に入ってる「HONEY(←PV)」でやっとファンがエリカ様に求めてやまない歌モノ感を大爆発させて終わる。

幹: ジャケットワークから何から何まで凄いですねえ。
 
NG: 恐ろしいですよ。B-Girlですよ。Jumps Midnightですよ!
 さらに恐ろしいのはタイトルに「パートワン」と入っているところ。続くらしい!
 
幹: ヤバイね。「ニューアメリカ・パートワン 第四次世界大戦」って書いてある。
 で、蓋開けてみりゃこんな内容なんだ!
 
NG: これ買うとき糞アルバムかもしれない…って覚悟したけど、すごくテンション高くてディープな内容で素晴らしかった。
 おれにとってのエリカ様はこの人。

 

 

ノイバウテン

幹: 次はこれだ!
 うわあ引いちゃったよ!
 
NG: ボッコンボッコンの流れだね。非常に疲れる感じになるかもしれない(笑)。
 
幹: これはマズイだろ(笑)。
 
NG: 次のアルバムは言わずと知れた大名盤です。何故もっと早い段階で出会わなかったのか、聴いていなかったのか不勉強の限りですが。今聴いたからこそ解るのかもしれません。
 ドイツのバンド、ノイバウテンの1st"Kollapus"です。

"Kollaps"Einsturzende Neubauten

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幹: これはミュージシャン仲間界隈でも大名盤の呼び声高いもんな。皆ビビった。これに。
(一曲目が流れ始める)
 じゃあこの音源はよく知っているから、おれからNGに聞いていくけど…
 
NG: これはね、おれがバンド"Barbar∮Head"をやっているとき、alterd popsというカテゴライズを勝手に標榜していたけど。おれに言わせればノイバウテンの1stはalterd popsの名盤ですね。
 
幹: ポップスかどうかは知らねえけど(笑)
 
NG: だって一緒に鼻歌唄えるもん。(突然歌い出す)
♪イヤー!テニスコート!イヤー!アバハメン!テニスコート♪
 
幹: その気持ちは解るけど(笑)。
 どうしてノイバウテンを聴いてみたいなと思ったの?きっかけはなんなの?
 
NG: きっかけはですね、うちの親父がドイツ関連だからもともと家にノイバウテンのCDがあった(笑)。ただそれはもっと後期のノイバウテンで、もうちょいプログレバンドっぽくなってからなんだ。
 DNAあたりでno-wave界隈に興味持って漁っていると、ノイバウテンの名前を色んな雑誌だったりライナーで見かけるわけだ。
 で、ノイバウテンのアルバムが一昨年あたりにCD紙ジャケでリバイバルした。初回特典缶バッヂとか付いて(笑)。
 
幹: そう、缶バッヂ付いてるって言って大騒ぎでしたね。
 
NG: おれは超ミーハーだから缶バッヂ欲しくて1stを買った。したら缶バッヂどころじゃない恐ろしい内容だったわけ。
 最近、エディ藩先生から聞いたんだけど、この1stの裏ジャケはピンクフロイドのウマグマのパクりらしいんだよね。
 
幹: アーッ!マー!そういえば。気がつかなかった。成る程ね。
 いやあノイバウテンの何が凄いって、このバンド名も読めなければタイトルも読めない。ドイツ語って難しいみたいな。
 ノイバウテンと言えばバンドのロゴですね。この象形文字は居酒屋などでよく見る「楽」という字の象形文字によく似ている。街で「楽」の看板を見るたびに「あっノイバウテンだ!」となる(笑)。
 
NG: このアルバムで私が大好きな超ポップな名曲といえばですね、"Negative Nein"ですね~
 
幹: "Negative Nein"が好き(笑)、、ヤバイなあ。
 ノイバウテンみたいな音楽は聴き手の想像力を凄く刺激する。「何だ!?この音は!」
 
NG: (CDに合わせて歌い出す)♪ナイナイナイ~ン、ネーガーティブナイ~ン!
 エリカバドゥから引き続き最高の歌モノです。
 
幹: いやーでもドイツは恐ろしい国だなあ。
 このアルバムをハアハア言って買いました。全部聴いてとても感銘を受けたと思うんだけど、おれはノイバウテン聴いて感動しすぎて自分の音楽に生かしちゃダメだなって思う。
 
NG: 難しい問題だよね。ノイバウテンはカッコ良すぎて本当にヒーローだなって思うし。でもコレは真似できない類いの音楽だなとも思うから、ノイバウテン聴いた感動をどう自分に生かすかな、ジョン・スペンサーがブルースエクスプロージョンやる前のプッシーガロアで、ノイバウテンとローリングストーンズが好きな気持ちで、メタルドラムを入れた編成でストーンズの「メインストリートのならず者」をカヴァーするっていうテープがあった。
 おれはジョンスペはそんなに好きじゃないんだけどプッシーガロアは好きで、ノイバウテン的なものとストーンズ的なものを同時にやってしまいたいという感覚はとても共感した。聖なるものと俗なるものを一気にかき混ぜると言うか。
 自分自身がノイバウテンからの影響をいかす場合もそういう感じにしたいなって漠然と思っています。
 
幹: おれは昔から鉄のようなギター音が好きだったけど、ノイバウテン聴いて本当の鉄の音が一番最高だということを知ってしまった。鉄の響きというのは何よりもカッコイイですね
 
NG: そういう意味では音の録り方もすごく上手いよね。
 
幹: エフェクトも荒っぽいのに確信的で、ディレイやリヴァーブの空間系は多用するとウェットな感じになりがちだけど、非常にドライでエッジの立った質感に仕上がっています。素晴らしい。激名盤。一家に一枚「楽」という字みたいに飾ってほしい(笑)。
 
NG: 本当に一家に一枚ですね。

(そんなこんなで次回に続きます。)

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2010年1月24日 (日)

1/29(金)は2010初ライブ

2010年初ライブ!です
★1/29(金)@下北沢オフビート
 出演:NG, チャーリー・ウィリアム, 野村ケーノスケ

 Open 19:00、Live 19:30〜、Fee \1,500 + order
下北沢offBEAT(「下北沢」駅歩5分)
TEL:03−3468−7553
世田谷区北沢2-34-11 リアンビル3F
http://homepage3.nifty.com/Shimokita_offBEAT/

 昨日24歳になりましたNGです。(ワーワーワーパチパチパチ)
誕生日は友人に鍋で祝っていただき非常に嬉しかったです。誕生日プレゼントに「バカドリル」をもらいました。もらった瞬間咄嗟に反応出来なかったのですが、私はどうやらタナカカツキの大ふぁんのようです。
そんなタナカカツキですが、漫画「オッス!トン子ちゃん」が知らない内に二巻三巻と続編が出ていました。マスターの血塗り百号ミッフィーちゃんは?!節穴チャクラのディジュリドゥー泥詰め合わせの刑は!?ジョン・ケージのロックよりも激しい静寂は?!と気になることが多いですが、まだ買ってないので読み次第報告します。

 とかなんとか言ってると全くライブのお知らせになっていない。本年初ライブは私の先輩方強豪の面々です。チャーリーウィリアムスは民謡異体進化マエストロギタリストのチャーリー高槁さんとハイパー変態ボイス(?)ウィリアムさんのほのぼのリアル歌モノユニット(でいいのかな?)。野村さんは荒野のガンスリンガーとして当blogや対談に登場しているのでお馴染みですね。
NGとしては2010年はよりデルタブルース泥沼に片足突っ込みつつジャズやファンキーにも色目を使う、というスタイルを深めたいと考えています。
 大学が美術関係なのでこの時期になると皆「講評が、講評が」と騒いでいますが、幸か不幸か私の所属する学部は殆ど講評というものが無いのです。しかし1/29のライブは(多分)講評よりも怖くて楽しい、親しい先輩ミュージシャンとのライブなので、楽しみつつも全力でアタックしたいと思っています。オススメライブです。是非見に来てくださいな。

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2010年1月12日 (火)

聖人

昨日図書館にいたら隣の公民館的な施設で成人式をやっていた。ワーワーワーとなってるのでそうかそうかーと思っていたら、突然
ババルバラバババラリラーブオ〜ンという爆音。
単車のマフラー音である。そう、ここは東久留米!まさか!と思い外に飛び出した!
 その直前まで読んでいた本が「ヤンキー文化概論序説」というのも不味かった。「ヤンキー文化概論序説」によるとヤンキーのファッションは末端肥大傾向にある、例えばリーゼントのヒサシ、ボンタン、ロンタイ、新幹線風防など。その精神はオールドファッションドヤンキー文化が衰えつつある今もホストの髪型や所謂ageha嬢の縦盛りヘアスタイル、デコ携帯、デコネイルに脈々と受け継がれているらしい。そのルーツは遊郭や歌舞伎、果ては金閣寺にも遡れると言う。千利休の批評精神のいじましさを感じてしまう。
 そういえば外に飛び出したのだった。するといるわいるわ。黄金の袴で酔いつぶれる新聖人、日の丸輝く絞ハンの単車、ワゴンで乗り付けるホスト風聖人たち。皆さん一様に末端肥大気味である。なんだか微笑ましくて嬉しくなってしもうた(?)。驚くべくは女子たちでもう完全に縦盛りデコ虎アゲ嬢が大量発生しており、どこまでが普通的女子でどこからがホンモノのキャバ嬢なのかさっぱり見分けられなかった。
棲息区域的には、コンビニ前にたむろして
♀「A男〜、B男がイジメルよ〜(涙)。殴っちゃってー」
といいつつ♂に抱きつきながら
♂「ハ、ハハ。まかせておけ。おいB男ー何やってんだよーテメー」
以上の動きは総て振袖とゴールド袴或いはエグホストスーツで行われている。
という慣例的交尾前パフォーマンスに慣れている個体は水棲生物なのだと予測できるが、公民館前で集合写真を撮ったりコンビニを行ったり来たりしている両生類的な女子個体が大量発生していた。♂のヤンクは比較的少数である。わたしの中学生くらいの時は水辺に近寄るのは男子が多くて女子のが少数であった。環境の激変で女子が水辺で生活するようになったのだろうか。ありそうな話ではある。
 何はともあれ私はかつて自分の成人式には行かなかったので(その頃は銀座や神保町界隈で黒くなって極個人的な聖なる通過儀礼をしていたので必要無かったのだ)、彼らを眺めていて「なんだかいいなあハートフルだなあ」と思ったのであった。

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2010年1月 2日 (土)

今こそ逆サウナ/エディ藩へレン西川

NGです。あけましておめでとうございます。

 元旦は根津幹雄&上原拓舞と大久保にある皆中稲荷神社に初詣てきました。例年年越しは上原拓舞が「大上原祭り」という恐ろしい無礼講狼藉を開催するのだが今年はとても大人しかった。みんなこうやって大人になってしまうのかな。大上原将軍の狼藉に対しては大人になって欲しいと思う私でした。

 皆中稲荷神社は大久保のライブハウスHOTSHOTの近辺にある神社で、NIKEの調べによると必勝祈願の神社らしい。おれは知らずに「今日のライブでジーザスに勝てますように」としばしばお祈りしていた。あとギャンブル祈願もいいらしいよ。なんとなく邪気をはらんだ外観(失礼)が好印象。

おみくじは大吉であった。御籤の預言によると

「短気を戒め身を慎み、何事も心静かに他人とよく相談して事をなさい」

「願事 心ながく思うてせよ 叶いましょう」

「争事 自己を戒めよ 勝つ」

とのこと。なにかなんとなく心当たりのある感じの言葉で笑ってしまった。短気は良くないって。おれは突然短気化して怒り噴火するからなあ。本当に気をつけます。ホンマスイマセン。

しかし「自己を戒めよ 勝つ」って良いねw (しかし御籤の内容とかネットに書いていいのだろうか) 

驚くべくは他のふたりも大吉。2010年はいい年だ。がんばろまい。

と思っていたら他の参拝客からも「あッ大吉だ!」「私も!」「おれも大吉だぞ!」という声。どうした皆中稲荷神社。いやあ2010年はいい年だなあ。(しかしこんなことネットに書いていいのだろうか)

 

 最近あまりにも寒いので逆サウナというのを考えた。

これは寒い外に出て凍えたあとに、即座に熱い湯につかるというものである。

全裸でやったら気持ちイイかも

しかしよく考えたら露天風呂とかに行けばできますね・・・

 

 

エディ藩へレン西川さんがマイスペースを新しくした。

トップ画面を更新されて、新曲や新PVもアップされている。カッコEEEEEEEE!!!!!!

エディ藩へレン西川のMySpaceは、初期の名曲「Check Your O'Man Co.,」からずっと聞き続けてきている。なんだかよく分からないエネルギーの塊みたいな音はそのままに、どんどん異体進化していて、かなりREALな黒人天才だとおもうあるYO。

新曲で好きだったのは「men's nonnon」。イントロがマジで泣ける。「エロアイドル」も良かった。「エディ・幡・ヘレン・西川」もなぜかすごく泣けてくる。なぜだろう。

この人はおれが思う「黒い塊」的な音楽(黒人音楽ということではない)を追求していて、かつ非常にファニーなのですごく好きです。そしておれもなんだかトラックが作りたくなってきたY!おれもやるぞという気にさせるパワーがあった!是非チェケラッチョーしてみてね

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