真のキャプテンビーフハートうどんを求めて
★やっとうどん
さてウドンの話である。
ウドンを作って食べていたのだがどうもうまくいかない。私が食べたいのはいわゆる讃岐うどんの釜あげという奴で、茹でたての麺にキザミ葱や醤油をぶっかけて食うやつである。しかし問題は実は釜あげうどんのホンモノを食べたことがないのだ(なか卯やフランチャイズのうどんは食べたことあるけど)。どうも醤油をぶっかけただけでは旨くない。色々な茹で時間を試し、醤油も追い鰹つゆや味醂など混ぜて工夫してみたが、いかにも工夫した味でどうも素朴さに欠けるようだ。
そんな中、6日の深夜にフラサーというバンドの闇鍋さんというドラマーに車で拉致されて新木場に行った。何をしようというわけではないが、新木場にある風力発電の巨大プロペラを観た。雨降り台風が接近してるので豪快にプロペラが回転している。プロペラの真下でどの位置から観たら一番怖いかをずっと探す闇鍋さん。斜め下から見上げるとプロペラが迫って首を撥ね飛ばされそうで怖い。本当に闇鍋の首が吹っ飛べばいいのに、とちょっと思った。
ところで闇鍋さんはバンドのツアーで各地の旨いものを辛うじて食している。もちろん本場の讃岐うどんも食べていた。うらやましい。本場の讃岐うどんが果たしてどんな具合に作られているかを訊くと、
「ショウちゃん、あれの秘密はね、水だよ。茹でる水が旨いの。だからうどんが旨いの。だからショウちゃんがつくるのは無理だよ。」
と言われた。元も子もないじゃないか!身も蓋もないのが闇鍋さんの闇鍋たる由縁であった。そういえばおわら風の盆で富山行ったときも友人の父が「水だ!水がいいから八尾の娘は綺麗なんだ!いつか成分分析して科学的に証明してやる」と仰られた。水に何かあるようだ。しかし当の私は水にあまり興味ないのであった。
★やっとビーフハート
キャプテンビーフハートの"Moonlight on Vermont"という曲をギターでコピーした。というと暇人みたいに思われるのが嫌だが、「キャプテンビーフハートの曲をマスターするためにおれの半日の人生はあった!」と声を大にして言いたい。
"Moonlight on Vermont"はキャプテンビーフハートの"Trout Musk Replica"というアルバムに入ってるのだがこのアルバム一聴するとただヘタクソの人が狂ったようにしか聴こえないのだが、実際にはヘタクソに聴こえる演奏が厳密(?)にコントロールされた作曲――キメ&変拍子構成―(ヴォーカルパート以外は)なのだった。
というのは知ってる人には野暮な話しか。
"Moonlight on Vermont"はアルバム中でも分かりやすくカッコイイ曲なのでいつかやりたいやりたいと思っていたのだ。この曲コピーしてわかったのは、ギターパートは殆どデルタブルースのフレーズを使ってぐちゃぐちゃに再構成したものだということだ。しかも生半可なデルタブルースではなくチャーリー・パットンやウィリー・ブラウン、サン・ハウスなどのドッケリー農場直系ドタバタビシバシスライドギタースタイルで出来ている。これがいかに超絶か。まずブルースを心底どっぷり演奏できないと弾くことは出来ない。ビーフハートバンドのギタリストは代々凄まじくてあのライ・クーダーも在籍していたようなガチブルース強面軍団だが↓
(ライクーダーいたころの曲。)
(忌々しそうにビーフハートを語るライ・クーダー笑)
なんのなんの。トラウトマスク~スポットライトキッド期のギタリスト:ズート・ホーン・ロロ↓
何の話かわからなくなっちゃった。
うどんとビーフハートが最近のテーマだったということでした。(結局音楽の話でしたな)


コメント