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2009年5月30日 (土)

長文注意!!!! 音源でバルバルを振り返る

 
 今月をもって上原拓舞と鎌田翔が脱退した。おれNGはショックのあまり友人に煙草をたかりまくり、ばーばー煙を吐き出す始末。全くなさけないったらありゃしない。
 これから一体どうするのだろうか、というかもう6月だ。速い。4月のことが遥か昔に感じる。4月、5月のバルバルのライブ活動は非常に厳しい状況下で行われたが、やり通したら必ずやバンドに何かしらのフィードバックがあるだろうとおれは確信していた(そして現にあった)。タフなスケジュールを消化して精神的にも肉体的にも鍛えられ、次のアイデアの段階へと成長するステップだと思っていた。何よりも情況を乗り越える達成をメンバーと共有したかった。(何と体育会的な発想・・・w)
 しかしこれからの活動は(基本的には)おれ一人でタスクを背負っていかなければならない。遣り甲斐を感じる反面、心細くもある。

 だが、何度も言うがおれはバルバルヘッドをやめる気は無い。バルバルをはじめたとき、「自分にとっての最後のロックバンド」と吹聴した時の気持ちは今でも変わることは無い、いや、よりいっそう強い意志となっておれの精神に根を下ろしている。
 おれが「最後のバンド」と言った時、おれを知る友人の多くは「また始まった。気負いすぎて言い張っているが、頓挫するフラグだろう」と思ったに違いない。これは揚げ足とってるわけではなくて、おれ自身でさえそう皮肉に思ったほどなのだ。
 確かにおれは毎回バンドを立ち上げる時に「自分にとっての唯一のバンドにしたい」と強く願うが、その反面二年以上バンドが続くことは稀で、結局おれ自身のやりたいことが変わってバンドは消滅してしまう。
 だからこそバルバルを立ち上げた時には、まず可変的なユニットとして、そして次第にあらゆる音楽性に対応できるような面子を集めたつもりだった。 

 4月、5月のライブはそんな気負いすぎて浮気症のおれがバルバルでやりたいこと、やりたかったこと、今後やっていくこと、できちゃってたことなどがわかりやすく、端的に顕れていたように思う。
 バンドメンバーが言うには。
「(中島は)自分がやりたいと思っているイメージが強すぎて、他者のアイデアと最終的に和解する余裕が無い。それでは駄目だ」
と言っていた。至極もっともだと反省している。
 またその反面、マイペースな活動で3年近く一緒にやっているW氏からは、
「考えすぎこそがNGの最大の武器」
との言葉を賜ったので、これからも攻撃的に思考して行きたい。

  

 ではバルバルヘッドはどんな音楽を演奏していたのだろうか、音源で振り返ってみたい。

(マイスペースにアップしてある音源なので、別にダウンロードしないって人はばるばるのマイスペース開いて聞いてもらったほうがはやいかも)

★3/3 Barbar∮Head Quintet @新宿JAM 
 “やんばるくいな~毒蟲”

 この日のドラムは松下源。「やんばるくいな」はNGがずっと独りで演奏していた曲だ。一人でやっていたときから既に脳内にホーン、ベース、ドラムのラインはあった。念願のバンド演奏。
 毒蟲はある意味最もバルバルらしい狼藉ソング。源のドラムはアホでパンクでずっと一緒にやりたかった。 

★4/29(祝)嶽とBarbar∮Head @代官山LOOP
 “R.A.M.”

 超マジメ且つ挑戦心溢れるラッパー嶽とバルバルが生演奏合体。嶽はラップが旨い。この曲のラップはスーパー興味深いユニット“CAICO”の「ストレプトマイシン」のリリックらしい。ドラマーは高田豊朗。豊朗はドラムが凄く旨い。いい音。てゆーか特筆すべきは鎌田のコーラスに決まってるよね!
 代官山LOOPは他バンドの演奏レヴェルが非常に高かった。内装もオシャレー
 その反面、アイデア的に面白いバンドはいなかった。ラッパーもオーソドックス。
 バルバルはいつもの無法者な狼藉っプリをいかんせん発揮できず。だがこのR.A.M.は最も良いテイクを演奏したと思う。

★5/16(土) Barbar∮Head Quintet@大塚MEETS
 “走馬灯”

 NG(gt,vo)、上原拓舞(gt)、高橋一(tp)、鎌田翔(ba)という面子では最後のライブ。ドラムは多摩美ジャズ研きってのボカスカドラマー、岡島BeatScience(公称O.B.S。)。
 上原拓舞脱退に当たって、上原のポテンシャルを最大限に引き出す為にO.B.S.を起動した。鎌田もラスト乳首。
 これは上原のアイデアによるセッション的な曲で、おれが勝手に曲名つけたのだけど、バルバルのフェイクジャズ的要素、爆音的要素、雰囲気的要素、無調~ノイズ的要素が端的に詰まっている。

★5/19(火) Barbar∮Head William@新宿ゴールデンエッグ
 “John the Revelotor”

 “Free Bluez”

 徳久William (vo)、NG(baritone gt,vo)、上原拓舞(gt)、高橋一(dr)という変則的な面子でのライブ。上原ラスト侍だったが、本当に今後のヒントに満ち満ちた熱狂のライブだった。
 何よりもすげえ楽しかったのが何よりの収穫です。ウィリアムさんとの融合はバルバル結成当初からの念願で、“John the Revelotor”はWilliam&NGで私が思い描いていたカオスノイズ爆音ブルーズの念願のバンド形態。

 “Free Bluez”もまた、ノイズ・ブルーズの演奏として最高に自信があります。何につけてもウィリアムさんの凄まじさ、たっくんのノイズ、マコイチドラムのはまり具合よ。

 おれの音楽活動は表面的にめまぐるしく変わってきたが、過去にアップロードした文章を見ると、根底のやりたいことはそんなに変わってないのかもしれない。

「最近自分でもなんとなく感じていたのですが、ソロイストとしてブルーズを演奏する場合、さらにブルーズの核心に触れんとする演奏においては、必ずしもバックの演奏がブルーズでなければいかんとは限らない、むしろコンテキストを拡張して(多調であったり、ノイズを基底材に据えたり)あらゆる状況でブルーズする方がよりブルーズなのではないか。」(菊地成孔、大谷能生「M/D」を読んで)

「インプロヴィゼーション(即興演奏)の要素と、エレクトロニカの方法論であるプリプロダクション~リミックスを取り入れたい。
 ブルーズ・ファンクのイディオムを追求し、遺伝子を組み換えるように音階やリズムを分解・再構築して伝統的でありながら異和感のある、何よりも魅力的なフレーズを生みだしたい。
  個人の音楽(モノローグ的な)としてではなく、多層的な構造を持ったダイアローグ(対話)としての音楽でありたい。」(モンスター幼稚園でやりたいこと)

 とまあこれらの文章はただただ理想論であるが。。。バルバルは割とただのロックバンドとして淡々(?)と演奏することで、上記の要素に一歩近づけたのではないかと思っている。

 でこれからも一歩と言わず、二歩三歩と肉薄しなければ!

 ブルーズの泥沼を通って広大なノイズの深海へ、古臭い歌謡の舵を取って無謀に漕ぎ出したい。

 そんなバルバルヘッドは7月に一本公演を予定しております。
 多摩美情報デザイン学科芸術コースのライブ「音響たまーらんどvol.6」@六本木ブレッツhttp://www.bul-lets.com/top.html
にて。今回は根津幹雄というGentle&Sequenceっていうのをやってる男と共演します。名前は聞いたことあるね!面識ないけどね!!!!!!
 彼の学歴はプロフィールによるとモンスター幼稚園の’07年度卒園生らしい。おれは卒園できてないから先輩にあたるじゃないか!奇遇!なんというアヴァンギャルドなインテリだ!会ってみたいね!
 
 http://www.myspace.com/gentleandsequence
 Barbar∮Head meets 根津 uptown! こうご期待!

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コメント

だでえー近いうちになんかやろまい!

投稿: tetsushi nosaka | 2009年6月 2日 (火) 23時52分

リアル名古屋弁男じゃないか!いつも読んでくれてありがとう!
スタジオアンネに遊びいくよ!

投稿: NG | 2009年6月 5日 (金) 13時41分

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