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2008年8月30日 (土)

自由研究Ⅱ 瞽女唄 中間報告/Don't forget to Kudokie!

ハーイ、エブリバディ。NGですよ。
ウィリ山さん、応援コメントありがとうございま××。

 瞽女唄新発見がいくつかあったので中間報告します。自由研究もフィールドレコーディングに続き二つ目。芸術学科なんで、しかも遅く大学入ったから卒論3つ分くらいは書きたい。(といってもまだ全然資料も現地調査もしてないけど。)

今日は朝起きて、瞽女の宿泊所として機能していたらしい天林寺に行ってきました。

080829_091601_2080829_091501_2  しかしアポ無しで来たので人の気配無く、まあ外観見ただけでおめおめと引き下がる始末。
で上越市立高田図書館に資料をあたることに。するとあるある。郷土資料コーナーに少ないながらも充実した瞽女唄資料がありました。中でも上越市が二十周年記念に作った瞽女唄五枚組CDボックスは鼻血ブーやったね。

 とりあえず瞽女の基本的な事項を整理すると、 

・瞽女とは、三味線を携えて民間を遊歴し、語りもの、流行り唄、民謡など唄い歩いた盲目の女旅芸人のこと。

・近世以来、日本の各地に幾多の瞽女集団があったが、その多くは早い段階で姿を消してしまったらしい。しかし越後においては幕末から明治中期に最盛期を迎え、広く巡業活動を行い、近年まで長く存続した。

・瞽女稼業は、目明きの手引きに先導されて、三人、五人と列をなして村むら町まちを渡り歩き、日中は民家の戸口に立って唄を短く唄いつぎ、米銭を乞い、(門付け)夜は泊まり宿で近隣の人たちを相手に好みの唄を披露し、代償を求めるという、昼の門唄、夜の宿唄の二部興業が一般的だった。

  私のゴッドファーザーは瞽女さんたちの門付けの後で、彼女らの手を引いて次の家までよく送っていったそうである。また、祖父家の近隣にある天林寺では瞽女たちによる一年に一回、弁才天を祭る“妙音講”が行われていたようだ。   

極私的(?)新発見としては、ウィリアム&NGで演奏していた“ごぜモーン”の元ネタ、“松前口説”の「口説」の読みがわかった。

今まで「コウセツ?クゼツ?」と読んでいたが、「クドキ」と読むことが判明。 “口説”は瞽女唄の語り物における一形態であり、歌詞は七七調、三味線は二上がり。心中話や滑稽話などに用いられる。

  私の音楽的興味はもっぱらこの“口説”スタイルに注がれているよう。口説の由来は、七七調の唄い文句に対して三味線のフレーズというセットが延々と繰り返される。この繰り返しがくどいので「クドキ」と呼ばれているそうな。

このクドイ語りスタイル、扱う主題、リズム音響構造が例えばサンハウスのデスレター、ジョン・リー・フッカーのモーニンブルースなどと酷似しているのが瞽女唄にはまったきっかけです。

 宇宙的に永遠拡大し続ける人間の愚かさ、滑稽さを無限増殖するミニマル反復で叩き斬る/紡ぎ続ける音楽が、ブギー≒口説なのでしょうか。

知らんわいな

   これを書きながら秋山徹次の“Don't forget to boogie”(ブギーを忘れるな!)という曲群を聞いていました。

“Don't forget to boogie”はメチャかっこいい日本人ギタリストによる、鬼のようなインプロビゼージョンとブギーの嵐で、真のブルーズです。

9月に大谷能生Direct Contactという企画で生体験してこようと思います。 ということで。

Don't forget to Kudokie! 

参考資料「瞽女 信仰と芸能」鈴木昭英著(高志書院)

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コメント

ヤバイな、ごぜ!
ヤバイな、口説!
セッションしよう!
七日あたりマコイチんちで呑むからNGも来てくれ!

投稿: Still on the road 歌代隼人 | 2008年8月31日 (日) 08時39分

>ハヤトさんヘ
7日行けないかもですが行けるようにがんばります
セッションしたい!そしてベイリー的な話もしたい!

投稿: NG | 2008年9月 4日 (木) 01時06分

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